Windowsの一時フォルダ(TEMPフォルダ)の削除方法を紹介したページです。
同時に、「システムの一時ファイルは全部削除しても大丈夫なの?」という疑問に答えるページです。

長期間メンテナンスを行っていない場合、TEMP フォルダに数GBのゴミファイルが貯まっている場合もあります。一度チェックを行ってみましょう。

TEMPフォルダとは

「TEMP」=「temporary (一時的な~)」の略です。
その名の通り、一時的に生成されたファイルをおく場所が「TEMPフォルダ」になります。消えると困るようなファイルは、このフォルダにはないと考えてOKです。

最初にまとめ

TEMPフォルダの場所

C:\WINDOWS\Temp
C:\Users\(ユーザ名)\AppData\Local\Temp
※上記は初期状態の一時フォルダの位置です。

ユーザー環境変数を用いた場合
%USERPROFILE%\AppData\Local\Temp
%temp%

tempフォルダの開き方

通常はエクスプローラーからアクセスしますが、
スタートメニューの「プログラムとファイルの検索」や「プログラム名を指定して実行」からもアクセスが可能です。

「プログラムとファイルの検索」からもアクセス
▲クリックで拡大
「%temp%」と入力すると、「C:\Users\(ユーザ名)\AppData\Local\Temp」フォルダを開く事ができます。

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ファイルの削除

あとは、フォルダ内の全てのファイルを選択し、
・ごみ箱へドラッグ&ドロップ
・右クリックメニューから「削除」を選択

どちらか一方を行えばOKです。
「Temp」フォルダ内のファイルの削除
▲クリックで拡大
※ UACが反応する場合もあります。
 その際は管理者権限の許可が必要になります。

削除出来ないファイルがある

削除出来ないファイルがある
▲クリックで拡大
現在使用中のファイルは削除出来ません。
このようなファイルは、「同じ処理を現在の項目すべてに適用」にチェックを入れ、スキップを選択します。

できるだけ多くのファイルを削除したい場合

 ・アプリケーションをできるだけ終了する
 ・Windowsをクリーンブートする
 ・Windowsをセーフモードで起動する
上記のような対策をとって見ましょう。

一時ファイルと言えど、全部削除するのが怖い場合

すべてのファイルを削除するのが怖い場合は、以下の方法をとって見ましょう。
方法は二つです。(どちらか一方をおこなえばOKです。)

  • Tempファイルの中身を削除するのではなく、別のフォルダに移動し、数日様子を伺う。
  • 「バックアップと復元」の機能で、Windowsのバックアップまたはシステムイメージを作成しておく。

※「システムの保護」と「Windowsの復元」では、Tempフォルダの中身は元に戻せないので注意です。

参考リンク

NECのPC関連の情報総合サイト
121ware.com Tempフォルダ(一時フォルダ)内に保存されているファイルを削除する方法

Tempフォルダ(一時フォルダ)とは、パソコンを使用する上で一時的に必要になったファイル(一時ファイル)を格納しておくための入れ物のことです。
「Temp」というフォルダ名で存在していることが多いため、Tempフォルダと呼ばれています。

基本的に、これらのフォルダ内のファイルは削除しても問題ありません。

あとがき

「ディスククリーンアップ」や、CCleanerなどを利用しても、私の場合、TEMPフォルダ内には 半年くらいで 1~2GBのゴミファイルが貯まってしまいます。定期的に手動で全削除するよう、心掛けましょう。

通常は「ディスククリーンアップ」や、CCleanerなどを利用すれば十分です。
ガッツリとぜんぶ削除したい場合のみ、このページの手順を行いましょう。