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2020.06.14: リンク修正、文体の修整。

2014.10.02: サーバー移転に伴う微調整
2007.12.07: 初出


NonCodeという文字コード変換ソフトの紹介。

先日、Speeeeedと云う文字列置換ソフトをこのブログで紹介した。
現在 私はそのような作業をしており、必要に駆られて色々と物色し探し当て、ありがたく使用させて頂いているツールなのだが、いざ使ってみると困った事が起きてしまった。

Speeeeedは、S-JIS専用の文字列一括変換ソフトだったのだ。
つまり、EUC や UTF-8 でコーディングされたHTML文書は、半角英数字の部分は変換できるのだが、「全角の日本語部分」等の2バイト文字は、まるで変換してくれないのだ。

ここで選択肢は2つ。

「ただ文字コード判定、変換だけしてくれるツール」を探し、Speeeeedと併用するか、または「どんな文字コードでも対応してくれる文字列変換ソフト」を探すか。

私のとった選択は「ただ文字コード判定、変換だけしてくれるツール」を探す。
理由は Speeeeed が使いやすいからだ。
文字列置換・変換の性能が優れているだけでなく、置換パターンの登録方法が、私の感覚にハマっているのが大きい。同等の性能と使い勝手をもったソフトを探すよりも、単純に「EUC⇔SJIS」等の変換をしてくれるツールを探す方が時間が掛からないと判断したためだ。

文字コード変換ソフトNonCode

NonCode
▲ダウンロード&解説ページ
SJIS、JIS、EUC、UNICODE(UTF-16)、UTF-7、UTF-8の文字コード判定、変換をしてくれるフリーソフト。フォルダ単位でのファイル指定、拡張子を指定してコード変換する・しないの取捨が選択可能。
※ 現在は .NET Framework で作動する新バージョンあり
 → NonSoft - 文字コード判定&変換ツール.NET


▲「指定フォルダの文字コード変換」画面。対象拡張子はカンマ区切りで複数登録できる。

チョット検索してみて、最初に行き着いたページで拾ったソフトであり、かつ恐ろしく単純だなのが、今回必要な機能は全て備わっているので十分満足。
他にも文字コードを変換してくれるソフトは沢山あったが、色々試す事なく、コイツを使用する事に決定した。

NonCodeインストール

インストールに特に必要な作業はない。
ダウンロードした「NonCode.zip」を解凍し、フォルダ「Code2Code」内に入っている「Code2Code.exe」をダブルクリックすれば NonCode は起動する。

ただし、VB6ランタイムがインストールされていないと作動しない。
XP, Vista, 7用7, 8.1, 10用

BOM付加って何?

BOM とは (Byte Order Mark) の略で、UTF-8でコーディングする際には必要なような、必要では無いような、微妙なもの。
ネット上で色々検索したが、必要なのか、いらないのか、良く分からない。
※ 勝手な見解だが、UTF-8以外への変換なら恐らく必要ない。現時点ではUTF-8にコーディングする際もチェックする必要は無いと思われる。

NonCode使用してみて

タスクバーというか、作業進行状態のダイアログが全く表示されない。なので、300~400個位のファイルを一気に変換していると、いつ作業が終わっているのか解らず、チョット不安になる。

大量のファイルを一気に変換する場合、事前にタスクマネージャー等CPUの占有状態を把握できるツールを一つ立ち上げてから変換すると良い。

このページは以上。