clipnoteは、カットまたはコピーでクリップボードに保存された文書を保持したまま起動してくれる「メモ帳」みたいなツール。一部機能は有料版の「クリップNOTE-Pro」の登録が必要ですが、基本フリーで利用できます。
clipnoteは、このようにコピーした文章を、履歴を追って保存してくれます。
クリック一発で様々なツールに貼り付けOK。PCで文章作成する人には非常に便利なツールです。
clipnote概要
ダウンロード:Clipnote
作者:ost-net.com
作動環境・OS:Windows 98、Me、2000、XP、Vista (全て32bit版・日本語版のみ対応)
※32bit版のみ対応との事ですが、当方で64bit Windows7にインストールした所、
ほぼ無事に利用できています。
右クリックメニューの不具合等も発生しないようです。
主な機能
入力支援機能のみを添付ReadMeより抜粋。
- クリップボードの履歴を取得して再利用できます(履歴は自動保存できます)
- クリップボードの履歴にラベルを付加して保存できます(10グループ×100件)
- 現在日時を貼り付けできます(形式は簡単に複数作成可能)(現在日時マクロ)
- あらかじめ用意した文章の一部を、貼り付け時に穴埋めできます(貼付時入力マクロ)
- 値の中にTabキーとEnterキーを埋め込ませ疑似的に押下できます(キーマクロ)
- 任意のテキスト文書を関連付けすることにより、テキスト文書の定型文や単語を履歴
と同じ操作で貼り付けできます(7グループ×10ファイル)
- 選択した文字列から、さらに一部分のみを切り出しできます
- ファイルのフルパス等を取得できます
- 他のコンピュータのクリップボード値を一覧表示して貼り付けできます
- 指定したコンピュータのクリップボード値を自身のコンピュータに同期反映できます
(クリップNOTE-Proのみ)
- 指定したコンピュータのクリップボード値の履歴を取得できます(クリップNOTE-Proのみ)
- 他のコンピュータと最大100件の定型句を共有できます
インストール方法
インストーラ付属タイプをダウンロードした場合は、インストーラを起動し、指示に従っていけばOK。
インストーラなしタイプの場合は初回起動時にレジストリ登録等を行い、自動的にインストールが行われるようです。
▲ダウンロード、解凍して得られたファイルからclipnote2.exeをダブルクリック。
自動でインストールされます。
クリップNOTEのフォルダを先に任意の場所に移動させてから行いましょう。
アンインストール方法
コントロールパネルの「プログラムと削除」「プログラムと機能」等から「クリップNOTE」を選択し、アンインストールを行えます。
使い方
ざっくりと解説。
▲インストール・起動に成功すると、タスクトレイに常駐します。
常駐させた状態で、画面上のメニューバー、ツールバーで色々調整を行い、あとはコピー&ペーストを繰り返すだけ。
慣れない内は適当に操作して、インターネットブラウザとWindows付属のメモ帳などを立ち上げ、コピー&ペーストを繰り返してみましょう。
▲クリップした文書の履歴が表示されているので、それをクリックしていくだけでドンドン貼り付け可能。右クリックで様々なメニュー操作も行えます。便利!
これらコピーした文章を(頻繁に使う場合には)定型文として登録可能。
登録できる定型文は1000件。10個のグループに分類することができます。
さらに詳しい使い方は、公式ページやReadMe、同梱Helpファイルなどで確認できます。