インターネットエクスプローラー(IE)を6.0から7.0へ更新したら、英数文字だけがヌルっとした表示になり画面が見にくくなってしまった場合の解消方法を記したページです。
IE7は英数文字だけヌルっとしてる
▲(Windows XPで)IE7.0を初期設定で使用すると、英数文字はヌルっとしてて、日本語の文字はカクカクして表示される。これは気持ち悪い。
正しく表現すると「アンチエイリアスがかかっている」となりますが、このヌルっとしたと言うか、滑らかと言うか、表現は難しいのですが、、、とにかく英数文字と日本語のフォントで表示のされ方がこうも違うと目が疲れます。 私の視力が0.6~0.8程度と、中途半端な事が原因かもしれませんが、とにかく気持ち悪い。
これは、IE7.0が出来るだけ文字をキレイに表示しようと頑張っているのだが、Windows XPの標準フォントのMS Pゴシックが「キレイに表示する方法」に対応していないためです。
対応策1:ヌルっとした表示をオフにする。
▲IE7.0のツールバーから「ツール」≫「インターネットオプション」を選択。
▲「詳細設定」のタブを開き、「HTMLで常にClearTypeを使用する」のチェックボックスを外します。
▲これだけで日本語の文字も英数文字もシャキッ!としました。
これで落ち着いてIE7.0を使用できます。
対応策2:Vista標準のフォント「メイリオ」を使ってみよう。
2009.05追記
現在はメイリオ単体でダウンロード可能です。
Windows XP 向け ClearType 対応日本語フォント
追記終わり。以下、当時書いた文章
Windows Vistaに標準で使用されていて、美しいと評判のフォント「メイリオ」ですが、実は昨年末より、Windows XPでも無償で利用できるようになっています。
Visual Studio 2008 Express Editions
▲上記でマイクロソフトのサイトで開発者向けの基本キットが無償で配布されています。その中にVista標準フォント「メイリオ」が同梱されています。
▲ちなみに私は「Visual C# 2008 Express Edition」をダウンロードし、メイリオがインストールされる事を確認しました。開発キットは30日の体験版ですが、フォントは期限が切れても使用できるようです?
▲先ほどと同じようにIEの「ツールバー」から「ツール」≫「インターネットオプション」を選択、「全般」タブを開いて「フォント」ボタンを押します。
▲「Webページフォント」にメイリオを指定します。
▲「詳細設定」タブを開き、今度は「HTMLで常にClearTypeを使用する」のチェックボックスをオンにします。
▲メイリオで表示されました。
大変美しいのですが、、、やはり私の視力が中途半端なせいなのか、液晶モニタかビデオカードがボロいのか、微妙にピンボケした感じで目が疲れます。私は当分MS Pゴシックで表示させようと思います(;´ω`)
今週末でIE7.0使用者は、1割増?
2月13日より自動更新の始まったIE7.0ですが、2月15日(金)まではIE7.0利用者の割合は殆ど増えていませんでした。しかし、この週末を利用してIEをバジョーンアップさせた方は結構いらっしゃるようですね。
▲2月12日の当ブログのブラウザ別訪問者割合
▲2月15日
▲2月17日
やはり最初の数日間は不具合発生を恐れて様子見していた方が多かったのか、それとも時間のとれる週末をまっていたのか、昨日今日でIE7.0の割合が一割増えました。
IE7.0を使用してみての雑感
このブログもそろそろIE7.0での作動確認もしないといけないだろうと、先日よりサブPCにIE7を導入し、作動確認、ブラウザの表示の違いを確認しています。
IE7を導入して一番の感想は「IE7って、IE6より作動が軽い?」と感じる事です。
全てにおいてはっきり体感出来る程ではないのですが、今までひっかかるような感じのあった重いサイトに行っても、意外にスムーズにページが開き、スクロールも軽快な気がします。
セキュリティ面でもIE6に比べ多少ですが堅固になっていますので、今後を見越してサブPCのブラウザをIE6に戻し、メインPCのブラウザにIE7を導入しブログの表示確認を行おうと思います。
そして心配していたIE6とIE7の表示の違いですが、今の所私の運営しているブログではIE7とIE6でサイトは大きな違いは見受けられず、一安心といった所です。