旧バージョン(0.9.1)のHandbrakeの使い方解説のページです。
※最新版の解説ページは以下です
DVD,BD,ISOなどをmp4に変換できるフリーソフト、handbrakeの使い方
この頃のHandbrakeにはデフォでPSPやPS3用のプリセットが用意されていますので、公式以外のダウンロードページを探し、遊んでみるのも一興かと思います。(ダウンロードファイルのウィルスチェックは怠らないこと!)
HandBrakeの使い方
ここでは日本語化せずに解説をしています。
HandBrakeのバージョンが0.91の頃のものになります
▲上記の数字順に解説していきます。HandBrakeは、重
要なボタンがオレンジ色をしており、操作が非常に分かりやすく出来ています。
- (1)Hide Preset
(1)を押すと(2)が表示されます。
(2)の中にはiPod、PSP、PS3などの各種キャリア名が並んでいます。変換後、視聴に利用したいキャリアが決まっている場合、このプリセットを選 べば(5)(6)の操作は必要ありません。非 常に簡単です。 - (2)Preset
ここに各種プリセット(登録されている簡易設定)が表示されています(初期設定では(1)を押さないと表示されません。) PCで視聴するのが目的の場 合、「Normal」を選んでおきましょう。PSP向けやiPod向けの設定もありますので、変換後の用途にあわせて選択します。 - (3)Browse1
変換する元のファイルを指定します。直 接DVDから読み込みたい場合は「Folder」のラジオボタンにチェックを入れ、DVDの中身の「VIDEO_TS」フォルダを 指定します。
ISO ファイルや、mpgファイル、vobファイルを選びたい場合は、「File」のラジオボタンにチェックを入れます。 - (3)Browse2
Browseボタンを押して、目的のファイルを選択します。
(VIDEO_TS、ISOを選んだ場合のみ)「Title」と「Chapters」で変換したいファイルを指定します。
「Title」 と「Chapters」はAutomaticまたはのままでも良いかもしれませんが、私が試してみた所、dvdタイトルの先頭に入っているメ ニュームービーのみが変換されて処理が終了する場合があったので、個別に選ぶほうが安全だと思います。 - (4)Browse
ここで出力先のフォルダ、ファイル名、ファイル形式を指定します。
aviファイルに変換したい!と思っていても、HandBrakeはmp4ファイルやmkvファイルへの変換を優先します。拡張子が何になって いるかはキチンと確認しましょう。 - (5)AnamorphicPAR、
Chapter Markers
AnamorphicPARにチェックが入っていると、(6)動画サイズ(画面の高さと横幅)の変更が出来ません。好みのサイズに変更したい時は、ここの チェックを外しましょう。
ChapterMarkers:試していないので分かりませんが、恐らくmkv、mp4ファイルを作成した時、DVDのチャプターがそのまま引き継がれるの だと思います。 - (6)Width/Height
動画の画面サイズを入力します。前項AnamorphicPAR をオフにしないと入力できません。また、入力する数値は16の倍数に しないと、ボックスが赤くなり警告が出ます。 - (7)EncodeVideo、
Add to Queue
(1)~(6)が終われば、大まかな設定は終了です。「Encode Video」のボタンを押せばDVDビデオはお好みの形式へと変換が始まります。
「Add to Queue」を選択すると、(1)~(6)で設定した内容が一旦キューに保存され、後から一括で変換できるようになります。
以上が簡単なHandBrakeの使い方になります。
また、動画、音声圧縮の詳細な設定も簡単に出来るように作られていますので、動画エンコードの知識が深まってきたらここで説明していな い部分にも挑戦してみましょう。
追記2008.08.11:HandBrakeの字幕機能を使う
1.画面下の「Audio&Subtitles」タブを開きます
2.Subtitlesのプルダウンメニューを開きます。
3.動画に焼き込みたい字幕を選択します。
(同じ言語が複数ある場合は短い動画で変換テストを行い、失敗しないようにしましょう)
HandBrakeには動画の変換時に字幕を焼き込む機能があります。
字幕ファイルのみを抽出する機能ではないので注意です。
PCや再生機器に、別途抽出した字幕ファイル(.idx等)の読み込み機能があればVSFilter等別のフリーソフトで字幕ファイルを抽出するの が良いと思います。しかしiPod、PSP等での視聴を考えると、HandBrakeの字幕焼きこみ機能を使った方が良いでしょう。