参考: サイト内に同系の新しいツール紹介があります
HDDやSSDの「健康状態」診断・監視ソフト CrystalDiskInfoの使い方
以下で紹介するツールは開発が止まっています。(Windows7まで対応)


本日もVectorで人気になっているフリーソフトを1本試してみて、ここで紹介してみようと思います。

本日選んだのは、
Windows≫ハードウェア≫ディスクドライブ用部門でダウンロードランキングNo.1になっている「HDD Smart Analyzer」です。

HDD Smart Analyzerとは

hdd検査
HDDの検査というと、scan diskのように何時間も待っていないと検査が終わらない、非常に面倒臭いものを想像されるかもしれませんが、HDD Smart AnalyzerでのHDD検査は、それこそ「あっという間」に終わります。

このお手軽さが人気の秘密かもしれません。

HDD Smart Analyzerは、「パソコンに接続されているハードディスクのS.M.A.R.T情報を表示するツール」と説明されています。「S.M.A.R.Tってナニ?」という方の為にWikipediaを参照すると

ハードディスクドライブの障害の早期発見・故障の予測を目的としてハードディスクドライブに搭載されている機能である。この機能は、各種の検査項目をリアルタイムに自己診断し、その状態を数値化する。ユーザーはその数値を各種のツール(後述)を用いることで知ることが出来る。全ての故障を予期することは出来ないが、安定した利用環境における経年劣化による故障を知るには非常に有効である。

と云うことで、HDDドライブの故障を早期発見する為にHDDに搭載されている機能のことです。
ちなみにこのHDD Smart Analyzerは、マーザーボードに直接接続された(S)ATA HDDが対象に検査するツールで、外付けHDD・RAID環境・拡張ボード上のHDDには未対応です。

HDD Smart Analyzerのダウンロード、インストール

HDD Smart AnalyzerのダウンロードはVectorより行います。
Vectorのダウンロードページ
http://mijimari.sakura.ne.jp/ 作者(みじまり工房)さんのページ
※2013年頃から更新なし。ダウンロードページは404

インストールは特に必要な作業は無く、ダウンロードしたファイルを解凍、.exeファイルのダブルクリックで作動します。

HDD Smart Analyzerの使い方

HDD Smart Analyzerは、特に難しい操作はありません。HDD Smart Analyzerを起動させると、自動的にHDDの検査が始まります。ものの1~2秒で検査結果が表示されます。速いです。
hdd検査結果
▲検査結果の一部。
緑のチェック印は「問題なし」の表示。私のHDDには一箇所黄色いチェック印が。。。。「要注意」の表示です
私のPC内のHDDは、ID番号190番に何か異常があるようです。

悪い所見つけちゃったからには。。。もう少し詳しくHDDの検査してみようと思います。
HDDの故障は最悪データの全損失につながりますので、皆さんもHDDのチェックはこまめに行いましょう(;´ω`)

2007.01.27追記
所持しているHDDのID-190番はHDD温度を表示する項目でした。
過去、63度までHDDの温度が上がった事があるようで、警告が出ていたようです。深刻な注意事項ではありませんが、HDDの温度は50~55度以上になると故障の確率が高くなりますので、PCの設置環境に注意し、フィルターやFANの掃除をこまめにする必要があるみたいです。