RUBottedは、Trend Micro社のボット専用の検出・駆除ツール。
フリーで利用できます。
RUBotted - Trend Micro USA
アメリカ トレンドマイクロのサイトからダウンロード出来ます。
- お使いのセキュリティーツールにBot検知が付いていない、または貧弱に感じる方
- Windows XP + IE6の組み合わせでネット閲覧されている方
などは、一度どちらかを試して見ましょう。
・常駐させ日々監視したいなら米トレンドマイクロのRUBotted
・月1回ペースで完璧にスキャンしたいなら日トレンドマイクロのCCC
と言った所でしょうか。
機能・特徴
- ボット専門の発見・駆除ツール。常駐型。
- 他のウイルス対策ソフトとの併用が可能
(Panda Internet Security(スペイン産?)など一部は併用不可) - HTTP,IRCサーバーなどへの接続を監視。
- メール送信・DNSリクエストなどの監視。
- 対応OS:
2000/XP/2003/Vista/7
(Vista/7の 64bit版にはインストール不可) - 要求システム:
Pentium 350MHz以上/HDDに250MB以上の空き/インターネット接続(IPv4専用)
64bit版のWindows vista/7や、光回線を引いていて既にバリバリIPv6な人には使えません。
2008年公開のツールですが、微妙に設計が古いままです。
使い方
▲RUBottedはインストール・再起動した後、このようにタスクトレイに常駐する。
操作はタスクトレイ上のアイコンを右クリックして行う。
- RUBotted Console
コンソール画面が開く。 - Stop RUBotted
常駐監視を終了する - setting
各種設定及びアップデートを行う
▲RUBotted のコンソール画面。(クリックで拡大)
通常はこのように「No Bots Found」と表示される。
この状態ならばBot感染していません。
▲RUBottedを常駐させていると、ボットを発見または侵入を感知した場合にタスクトレイ上のアイコンに黄色い「!」マークが入ります。
▲Setting画面(クリックで拡大)
メール送信やDNSクエリー、IRCなどを監視しています。
主に「Bot汚染されゾンビPCと化している場合」を想定しているようです。
RUBottedのインストール
▲RUBotted.exeをダブルクリック。または管理者権限で実行。
▲この画面(ユーザーアカウント制御の確認)が出たら「はい」をクリック
▲「Next」をクリック
▲利用規約が表示されます。「I accept the terms of the license agreement」を選択して「Next」をクリック。
あとは指示に従いインストール、再起動を行えばOK。