UEFI/GPT形式で、自分で予約パーティションを切ってWindowsをインストールする

UEFI 対応のPCに、GTP形式で「予約領域・回復領域のサイズを指定して」Windowsをインストールする方法の紹介です。「GPT形式のHDDにインストールできない!」、「予約領域や回復領域が足りなくなるのが心配!」という方のための情報です。

gpt,予約,回復,パーティションなどについて。

UEFI/GPT形式で、自分で予約パーティションを切ってWindowsをインストールする

2016.12.10: 参考リンクにMBRの情報が混じっていたので補足。

UEFI/GTP形式で「自分で予約領域や回復領域のサイズを変更して」Windowsをインストールする方法の紹介です。

  • 「GPT形式のHDD/SSDにインストールできない」
  • 「予約領域や回復領域が足りなくなるのが心配」
  • 「自分の好きな大きさで予約領域を確保したい」

という方のために、パーティションを切りつつGPT形式でインストールする方法を紹介しています。
(UEFI/GPT 形式で普通にインストールしたい場合は前回更新を参照のこと)

成功例

GPT Disk完成
▲クリックで拡大
 ・システムドライブの先頭に「REの回復領域」
 ・次に「EFIシステム領域」、「MSR領域」
 ・その後に「WindowsのCドライブ」
 ・最後に
「Windowsシステムの回復領域」
という構成でパーティションを切ってみました。
これらパーティションのサイズは、ユーザーが任意で指定する事ができます。

以下、注意事項と具体的な手順の紹介です。

注意: やっちゃダメなこと

  1. 別のWindows上でパーティションを切ってはダメです。
    • Windows上でGPTパーティションを切ってみた例
      Windowsをインストールすることはできません
      ▲クリックで拡大
      ※Windows上では確認できませんが、MSR領域も作成しています。
      GPTディスクのお作法に則って作成したつもりでいます。
    • 上記で作成したSSDにWindowsをインストールしてみた例
      Windows上でパーティション切りした場合
      ▲クリックで拡大
      このページで紹介する手順は (Windows PEではなく) Windows上で行うと、上図のようにMSRが2個できてしまいます。
      (もしくは、EFIシステムより前に1個だけMSRが出来ます)
    • このようなDiskでも、場合によってはWindowsがインストール出来たりしますが、後で不具合の原因となります。こういうディスクにWindowsをインストールしないようにしましょう。
  2. 従来BIOS、MBR形式でパーティションを切ってはダメです
    • UEFI形式でOSをインストールしたい場合は、システムディスクはGPT形式でフォーマットする必要があります。
    • MBR形式でフォーマットしたHDD/SSDは、GPT形式でフォーマットしなおさないとWindowsのインストールはできません。

このページの元ネタ

上記のMicrosoft資料ページが理解できる人は、以下の情報を読む必要はありません。同じ内容です。
このページでは汎用性を犠牲にして、具体的な例としてPC中級者でも作業可能な手順として公開しています。

用意するもの

  • Windowsのインストール DVDまたは USBメディア
  • UEFI 対応の PC
  • FAT32 でフォーマットされた USBメモリ (重要)

※インストールに使用するドライブは、一度完全に初期化します。
必要なデータの入ったドライブは使わないようにしましょう。

※UEFIでUSBメモリのデータをネイティブに読み込むためには、FAT32形式でフォーマットしておく必要があります。

設定ファイルとbatファイルの準備

上で紹介したMicrosoftのサイトに記載されている
 ・設定ファイル(CreatePartitions.txt)
 ・バッチファイル (ApplyImage.bat )
  (※今回の検証ではApplyImage.bat は正常作動せず。)
を作成します。

この二つのファイルを作成したら、それをUSBメモリに保存しておきます。

  • CreatePartitions.txt (以下スクリプトはリンク先の長い方)
    ※テキストの保存ファイル名は、適当な名前でOKです。
    ※15GBの回復ドライブを作成しない場合は、リンク先の「短いtxtの方」でOKです。
    ※予約領域や回復領域を変更したい場合は、赤字部分を任意の数値に変更します。
    赤字部分の各数値はMicrosoftの推奨値です。
    rem == CreatePartitions-UEFI.txt ==
    rem == These commands are used with DiskPart to
    rem create five partitions
    rem for a UEFI/GPT-based PC.
    rem Adjust the partition sizes to fill the drive
    rem as necessary. ==
    select disk 0
    clean
    convert gpt
    rem == 1. Windows RE tools partition ===============
    create partition primary size=300
    format quick fs=ntfs label="Windows RE tools"
    assign letter="T"
    set id="de94bba4-06d1-4d40-a16a-bfd50179d6ac"
    gpt attributes=0x8000000000000001
    rem == 2. System partition =========================
    create partition efi size=100
    rem ** NOTE: For Advanced Format 4Kn drives,
    rem change this value to size = 260 ** 
    format quick fs=fat32 label="System"
    assign letter="S"
    rem == 3. Microsoft Reserved (MSR) partition =======
    create partition msr size=128
    rem == 4. Windows partition ========================
    rem == a. Create the Windows partition ==========
    create partition primary 
    rem == b. Create space for the recovery image ===
    shrink minimum=15000
    rem ** NOTE: Update this size to match the size
    rem of the recovery image **
    rem == c. Prepare the Windows partition ========= 
    format quick fs=ntfs label="Windows"
    assign letter="W"
    rem === 5. Recovery image partition ================
    create partition primary
    format quick fs=ntfs label="Recovery image"
    assign letter="R"
    set id="de94bba4-06d1-4d40-a16a-bfd50179d6ac"
    gpt attributes=0x8000000000000001
    list volume
    exit
  • 注意
    当サイトはブログCMSやHTMLエディタの影響により、時々意図しない改行や半角スペースの抜けが発生します。
    上記サンプルスクリプトは、念のためMicrosoftのページで取得しましょう。
  • ApplyImage.bat
    手元の環境では上手く実行できなかった。なので転載もなし。
    • Windows8と10ではファイル構造が違うのか?リンク先がコンシューマー向けの情報じゃなかったのか?ファイル名を適時自分の環境に合わせて変更する必要があるのか?リンク先は説明不足。
    • 時間切れ。次にトライ出来るのは早くて来年3月以降。

実際の作業手順

  1. 「上記の設定ファイルを保存したUSBメモリ」と
    「インストールDVD(またはUSBメモリ)」を
    PCにセットし、Windowsのインストールを開始します。
  2. 途中まで普通にインストールを進めていきます。
    • 言語、キーボード等の選択 > 次へ
      >今すぐインストール(I) > 表示
      > ライセンス条項 を表示 > 同意します(A)
      > インストールの種類を選んで下さい
    • 上記までの手順の好きなタイミングで [Shift]+[F10]キーを押します。
  3. コマンドプロンプトが起動します。(ここから重要)
    ここで、用意した設定ファイルとテキストを実行します。
    • まず「echo list volume | diskpart」と入力します
      GPT Disk完成
      ▲クリックで拡大
      この画面の場合、USBメモリはCドライブとなっている事が分かります。
      ※注意:インストールにつかうSSDは初期化されボリュームの無い状態のため、リストに登場していません。
    • 用意した設定ファイル(CreatePartitions.txt)を実行します
      GPT Disk完成
      ▲クリックで拡大
      • 今回の場合、USBドライブはCドライブとなっていたので
        「diskpart /s C:\CreatePartitions.txt」と入力します。
        (先に保存したファイル名を入力します。)
      • ストレージのフォーマットなどで多少は時間がかかりますが、バッチ実行中は見ているだけでOKです。
      • 15GBの回復ドライブを作成しない場合は、終了したらコマンドプロンプトを閉じます。
    • 15GBの回復ドライブを作成する場合
      (※今回、technet.microsoftの手法が上手く実行できなかった)
  4. 手順終了
    • コマンドプロンプトを閉じると、予約領域や回復領域が「任意のサイズに調整された」 GPT Diskが完成している事が確認できます。
      GPT Disk完成
      ▲クリックで拡大
      パーティション情報が正常に表示されない場合でも、「最新の情報に更新」ボタンを押せば、上図のようになっているはずです。
    • 意図したGPT Diskが完成しました。これでWindowsがインストール可能です。

今回の更新は以上です。



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更新日 2016/12/10(2015年09月公開)このページはリンクフリーです

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