HDR合成ができるフリーソフト、Luminance HDR

一般的に「HDR処理」と呼ばれるモノは「単純合成処理」「LDR最適化」「トーンマッピング」の3つがありますが、Luminance HDRの場合、いずれの処理も可能になっています。

HDR,合成,フリーなどについて。

HDR合成ができるフリーソフト、Luminance HDR

Luminance HDRは、HDR合成が出来るフリーソフトです。

Luminance HDR起動画面
Luminance HDR起動画面
▲クリックで拡大
英語ツールです。操作上のクセはちょっと強めですが、かなり優秀です。

Luminance HDRの概要、ダウンロード

ダウンロード: Luminance HDR (英語)
ライセンス: フリーソフト(オープンソース、GNU GPL )
OS: Windows 32bit版、64bit版、Mac 64bit版
大きな画像を何枚も利用したい場合は、64bit版を利用しましょう。
32bit版の場合、4000x3000pxの画像3~4枚でメモリの限界が来ると思います。

インストーラー版、スタンドアロン版の2種類あり。

サイト内 関連ページ
 ・Luminance HDRの紹介ページ (このページ)
 ・Luminance HDRのインストール方法
 ・使い方(ファイルの読み込み、位置あわせ)
 ・使い方(HDRトーンマッピング処理、HDR合成処理)

HDRについて & Luminance HDRで出来ること

「HDR写真」と呼ばれるものは、大別して3つのモノがあります。
  ・PCモニタでは表現できないほどの明暗情報を収めた「HDR合成(単純合成)」
  ・HDR合成した写真をモニタ視聴用に最適な明るさに調整した「LDR最適化マッピング」
  ・更に細部の明暗差を強調し、不思議な印象を加えた「ローカル トーンマッピング」
Luminance HDRでは、いずれのHDR処理も可能になっています。

HDR合成前
物置、32bit出力 物置、32bit出力 物置、HDRトーンマッピング
↑露出の異なる複数枚の画像を用意します。
これを1枚の画像に全ての明るさを合成します。

HDR合成(単純合成)
物置、32bit出力
▲合成終了
色深度を32~16bitに設定し、明暗の諧調をすべて1枚の画像に収める事が可能です。
HDR写真とは、本来はこういう状態の写真のことを指します。
モニタ上では正確な明るさやコントラストを表現出来ていませんが、明るい所から暗い所まで、しっかりとデータが残っている状態です。

HDR合成(LDR最適化マッピング)
物置、32bit出力
▲合成終了
HDR合成したデータを、通常のPCやモニタで出力できるよう、明るさの調整(マッピング)を行ったものです。黒潰れや白トビを極力減らしつつ、目で見た時と同じような状態に近づけます。
最近のデジカメやスマホに搭載されているHDR機能は、これに当たります。

HDR風トーンマッピング(ローカル トーンマッピング)
物置、HDRトーンマッピング
▲合成例
「HDR写真」としてよく紹介される加工技術です。
HDR写真を元に細部の明暗差を強調し、コントラストを大幅に変更し、印象的な表現に加工します。
Luminance HDRでは、普通のデジカメ写真1枚でもこの処理を行うことが可能です。

 

その他にできる事
 ・手持ちブラケット撮影した場合などの位置合わせ
  (自動・手動、両方の位置合わせ機能あり(手動は上下左右のみ))
  (性能はちょっと低めです)

HDRについて&効果的な素材について

以下は Luminance HDR を用いて画像加工をした一例です。
(PhotoShopやGIMPで最終処理をした画像も含まれています)

画像にHDR風の「トーンマッピング」を施す(1枚の画像でもOK)
金属 金属、画像をHDR風の「トーンマッピング」
左:処理前 / 右:処理後 (クリックで拡大)
夕日 夕日、画像をHDR風の「トーンマッピング」
左:処理前 / 右:処理後 (クリックで拡大)
金属的な質感、廃墟、雲、夕日などをダイナミックに表現できます。

露出の異なる複数の画像を合成し、明るさを8bit内に補正、平均化する
デジカメやスマホに搭載されているHDR機能は、これに当たります。
夕日 夕日、明るさの補正
左:処理前(3枚撮ったうちの1枚) / 右:合成処理後 (クリックで拡大)
露出の異なる複数枚の画像データが必要です。
日中など光源の強い場所や、逆光などで白トビ、黒潰れしてしまう写真を補正できます。

RAW画像と比較してみる
電球、元画像 電球、RAWで補正 電球、HDR補正
左: デジカメ撮って出しの画像(白トビしないように撮った)
中: RAWデータを補正(1枚写真の補正の限界)
右: 複数の露出で撮影し、Luminance HDRで合成処理
ブラケット撮影で±2EV以上の露出差があれば、RAW現像するよりも広いダイナミックレンジを1枚の画像に収める事が可能と感じます。(±1EV程度だと、RAW画像を補正した場合とあまり変わらない結果になる)

画質がちょっとノイジーだったり、バグがあったり、使い方にコツがあったり・・・と多少クセの強いソフトですが、使い方が分かってくると非常に面白いソフトです。

詳しい使い方は以下ページで解説しています。

サイト内 関連ページ
 ・Luminance HDRの紹介ページ (このページ)
 ・Luminance HDRのインストール方法
 ・使い方(ファイルの読み込み、位置あわせ)
 ・使い方(HDRトーンマッピング処理、HDR合成処理)

あとがき

現行バージョンはかなり進化してて「使い物になる」という噂をキャッチしたので試してみました。
なるほど、まだまだバグっぽい動きはありますが、フリーのHDR加工ソフトでここまで出来るのは嬉しいですねえ。

まあ、感覚を掴むまでに50枚前後の画像をHDR処理する必要がありました。
次回更新では「5~6枚の画像を処理すれば感覚が掴める」という感じに解説できれば・・・と考えています。



次のページへ
前のページへ
HDR合成ができるフリーソフト、Luminance HDR
TOPページへ

コメント(多忙中のため休止中) C[0] T[0]

人気ブログランキング
このブログを応援する・このブログに寄付する
mona:MEmMcKYAWfdX1r3XkoWBoweJTSjtDgdqRo
btc :1342ndtQDJ3NKkTw1BfP8AD4xMy8NJ4kWb


サイト内おすすめページ
スポンサー リンク

 

関連記事(ぜんぶ見る>> 画像処理
RawTherapeeの使い方3:画像の現像、保存方法、その他の項目
RawTherapeeの使い方2:ローカルコントラスト、トーンマップの調整
RawTherapee(RAWセラピー)の使い方1:画像の調整・補正方法
フリーのRAW現像ソフト RawTherapee(RAWセラピー)

※コメント欄の一時休止中につき、Monacoin企画も休止中です。
簡単!4ステップでふるさと納税 a8
次のページへ
前のページへ

更新日 2014/10/30(2014年10月公開)このページはリンクフリーです

カテゴリ(メニュー)

スポンサーリンク


このページ

Amazon

Amazon 日替わりタイムセール
サイト内検索
Special Thanks (TOP15)

Amazon
リンク集
楽天市場/ブログランキング
a8 a8