本日のWindows Updateで、Vistaに大幅な更新がありました。
噂どおり、Windows7新機能の目玉、WDDM1.1やDirectX11などもVistaに追加されたようです。
重要な更新になりますので一応アップデートする際は、「システムの復元」をオンにしたり、大切なファイルのバックアップを取っておきましょう。
http://v4.windowsupdate.microsoft.com/ja/default.asp
※古いWindows UpdateのURL
Windows Vista KB971644の内容
注意:この更新を適用するためには、先にVista SP2パッチを適用しておく必要があります。
Vista SP2パッチを適用する為には、SP1を適用しなければなりません。
- Windows グラフィックス、イメージング、および XPS ライブラリ
Windows グラフィックス、イメージング、および XPS ライブラリ開発者は、進歩の最新のグラフィックス テクノロジのゲーム、マルチメディア、活用イメージング、およびアプリケーションを印刷できます。- 2D、3 D、およびテキスト ベースのシナリオではハードウェア アクセラレータをサポートする DirectX の更新
- ハードウェア アクセラレータの並列コンピューティングのシナリオの DirectCompute
- XPS 形式のライブラリのドキュメントの印刷シナリオ
- Windows オートメーション API
Windows オートメーション API できるユーザー補助ツールとテスト自動オペレーティング システムのバージョン間で一貫した方法で、Windows ユーザー インターフェイスにアクセスします。 - Windows ポータブル デバイス プラットフォーム
Windows ポータブル デバイス プラットフォーム、アプリケーションと、携帯電話、デジタル カメラ、またはポータブル メディア プレーヤーなどのポータブル デバイス間のデータ転送を標準化するためのインフラストラクチャを提供します。 - Windows リボンとアニメーション マネージャー ライブラリ
Windows リボンとアニメーション マネージャー ライブラリは、次の機能が含まれています。- Windows リボン API、迅速かつ簡単に、アプリケーションでリッチ リボン エクスペリエンスを作成する開発者を有効にするコマンド フレームワーク
- Windows アニメーション マネージャー API、スケジュールおよびユーザー インターフェイス要素のアニメーションの実行を管理するため、アニメーション フレームワーク
上記リストは「Windows Server 2008 プラットフォーム更新プログラムと WindowsVista プラットフォーム更新プログラムの説明」より転載
DirectXの確認
WindowsUpdateが終わった後は、「ファイル名を指定して実行」のボックスに「dxdiag」と入力してDirectX診断ツールを起動し、のバージョンを確認してみましょう。
DirectX 11と表示されていれば、更新に成功しています。
▲「ディスプレイ」タブをクリックすると、「ドライバーモデル」の欄でWDDMのバージョンの確認が出来ます。
Aeroの描画能力もアップ
▲WDDM1.1になることで、Windowsエクスペリエンス インデックスのグラフィックスの項目の数値が0.1~0.3程度高くなるようです。この数値が3.5以下の人は、Aeroのディスプレイ描画が軽くなった事が体感で実感できます。
Windows VistaはSP2登場以降、少しずつ評判を回復しつつありましたが、このアップデートを行う事によりユーザーの不満は一気に解消されるかもしれませんね。