GiveAway

  GiveAway of the Day: CinemaHD 2.0

明日、9月24日16時まで、海外の有料ソフトを無料提供するサイトGiveAway of the dayにて、HD動画変換ソフトCinemaHD 2.0が無料配布されています。

CinemaHD 2.0の特徴

販売元サイトの解説文によると、
Following methods are available: Bi-linear, Bicubic, Nearest Neighbour, Spline 16, Spline 32, Lanczos 3, Lanczos 4, Gaussian
ってな感じで、動画のリサイズ方法にかなりの選択肢が用意されている事が特徴です。

Lanczos 4,Spline 16, Spline 32あたりのリサイズ・アルゴリズムを利用出来るツールは少ないので、アップコンバート用に使えるかな?てな感じに気になる方は、試して見ると良いかも知れません。

9月24日追記 補足

このツールは問題が多いです。試したい人は注意する事。
  ・セキュリティツールをオフにしないとインストール出来ない環境がある。
  ・インストール出来ても、ライセンスコードが通らない環境がある。
  ・無事起動しても、まともに動画変換出来ない場合がある。
リンク先のコメント欄も結構荒れています(^_^;
私も以下で「イマイチ」と感想を書いていますが、私が感じた以上に問題を抱えていそうです。

ダウンロード&インストール

ざっくりと、簡素に説明しておきます。

  1. ダウンロードしたファイルを解凍後、setup.exeを実行してインストール
    インストーラーは標準的な感じで、特に注意するところは無し。
  2. 初回起動時、メールアドレスの登録を求められる。
    →フリーメールで良いので登録
  3. メールが来る
    ▲こんな感じでメールが来るので、本文中にのリンク先へジャンプする。
    リンク先で、更に色々なリンクやファイルがあるけど、それらをクリックする必要無し。
  4. メールが来る
    ▲「3.」の手順を行う事で、2通目のメールが送られてくる。
    シリアルナンバーはこの2通目のメールに入っている。

CinemaHD 2.0を使ってみた

CinemaHD 2.0 起動画面
▲クリックで拡大。CinemaHD 2.0 起動画面。
インストール時に緑のスキンを選択したら、こんなバタ臭い画面になった(^_^;
リサイズ方法や、その他詳細設定を行うには「Advanced Settings」をクリックする。
目立たなくて分かり難い。

CinemaHD 2.0 起動画面
▲クリックで拡大。CinemaHD 2.0 Advanced Settings画面
リサイズ方法の選択肢が多いのは嬉しいけれど、フレームレートの選択肢が29.97と25しか無いと云うのが少し悲しい。NTSCとPALのTV放送素材くらいしか使い道が無い。

動画変換中
プログレスバー
▲動画のフォーマットによってはこのプログレスバーが作動しなかったり、何のエラーメッセージも無く動画変換が中止になったり。。。ツールの完成度が低いです><

変換後の動画は確かに美しい。しかし・・・

Spline 16, Spline 32などを利用して変換した動画は確かに美しい。
リサイズ方法が豊富なので、シャープフィルタやぼかしフィルタが搭載されていればアップコンバーター的な使い方が出来る。

しかし、フィルタ類一切無し。それよりも完成度が低くて安心して使えないところにガックシです。
まあ、この手の一つの機能だけは変態的に拘っているツールってのは、ある日いきなり大化けする事があるので、それに期待しようかな、という所でしょうか。

その他

Giveaway利用時の注意事項
Giveaway期間中にダウンロードしインストールしたソフトウエアは以下の条件が該当されます:
1.無料のテクニカル・サポート対象外
2.異なった改定版への無料アップデート対象外
3.非商業使用のみ

と言う事で、正規の有料版と同機能のソフトを入手可能ですが、サポート・アップデートの対象外であり、商用利用も禁止となります。