IntelBurnTestはLinpack というソフトウェアライブラリを利用してCPUやメモリに負荷をかけるベンチマークソフト。

Linpack
▲Linpack

ダウンロード: IntelBurnTest

PCに搭載されたメモリ全てを利用してベンチマークを行う事も可能。
メモリとCPUのunCore部分への負荷はハンパじゃありません。

Prime95 で6時間以上、OCCT Linpackで1時間以上完走したようなセッティングでも、IntelBurnTestでストレステストを行うとアッサリとOSが落ちちゃう事もあります。Memtest86でエラーが出ない場合でも、この負荷テストでメモリに起因するエラーが出ちゃう場合もあります。なかなか凶悪です(^_^;

作動環境
対応OS: Windows XP 以上(x64/x86)
少なくとも512MB、出来れば1GB以上のメモリを搭載したPC
Microsoft(R) Visual C++ 2008 Runtime (x86)がインストールされている事

LINPACKとは・・・
コンピュータ上で線形代数学の数値演算を行うソフトウェアライブラリ
Wikipedia

 

インストール方法

インストール不要。
上記ダウンロード先から入手したファイルを任意のフォルダに解凍し、IntelBurnTestV2.exeを実行すればOK。
※ただし、Windows Vista/7ではCドライブ以外の場所からは実行出来ません。
 (UACを無効にすれば大丈夫かも?)

IntelBurnTestの使い方

最初に注意:このベンチマークソフトを利用している間は、PCは非常に不安定な状態になります。Webブラウジングや、テキスト入力などもほぼ出来ないと思っておきましょう。
また、PC環境によってはブルースクリーンエラーが発生し、最悪の場合はOSの起動が出来なくなります。それなりの覚悟をして、自己責任で利用しましょう。

IntelBurnTest
(1)テスト回数を入力(通常5~10回)
  下段チェックBOXにチェックを入れると、結果がテキスト出力されます。
(2)使用メモリ量と、CPUのスレッド数を入力します。
  出来るだけ多くのメモリを使う(Stress Level: Maximum)のが理想的です。
  スレッド数は、[ALL]またはPC上の(HT含めた)全てのCPU数を入力します。
(3)ベンチマークを開始します

ベンチマークには、非常に長い時間がかかります。

結果(メモリ1GB使用した場合)
結果
▲Core i7 3930Kマシンの場合、1回約8秒、合計80秒ほどで処理は終了。
IntelBurnTestは、計算終了後にその結果も出力してくれます。

たとえOSが落ちなくても、計算結果に1箇所でも異なった数値が出る場合は、メモリに何かしらの不具合がある場合があります。
(計算に利用するメモリが少ない場合も、この値は正しく出力されません。最低でも1024MB以上のメモリを指定する必要があります)

IntelBurnTestの結果2
▲正しく計算が終了した時に出るメッセージ。

Linpack-error
▲計算結果に異常が出た場合のメッセージ一例
このようなエラーが出る場合、システムが不安定になっています。
Vcore / VTT / VCCSA /Vdimm等の各種電圧を調整(少し昇圧)すれば解決します。またメモリにエラーを抱えている可能性もあります。

 

Prime95でCPUのCore部分の耐性テストを行い、LinpackでメモリとunCore部分の耐性テストを行う・・・と言うのが一般的な使い方になるかと思いますが、PCをオーバークロックして楽しんでいる人は、一度試して見ると良いかも・・・です。

おまけ: スクリーンショット

テスト結果
▲3930K 4.3GHz HT有でのテスト結果
Speed: 143 GFlops(使用メモリ4GB)

Linpack 4.2Ghzテスト結果
▲クリックで拡大
3930K 4.2GHz HT無でのテスト結果
Speed: 168 GFlops(使用メモリ2GB)

Linpack 4.2Ghzテスト結果
▲クリックで拡大
3930K 4.5GHz HT有でのテスト結果
Speed: 128.5 GFlops(使用メモリ2GB)

テスト条件を揃えておかないと、計算結果や計算速度にバラ付きが出るみたいですね。
(参考: LINPACK BenchmarkがHT有効で処理能力半分になるお話
オーバークロックしながら色々とテストを行っていましたが、グラフを作成してみようとスクリーンショットをまとめてみたら、役に立たない結果となっている事に気が付き愕然としました(^_^;