ライブアニメーションというモーションキャプチャーツールが今年の6月頃からフリー化していたようす。

ライブアニメーション
▲クリックで拡大:ライブアニメーション起動画面
同系ツールではMMD(版権モノキャラクターにモーションを付けられる)が大人気ですが、ライブアニメーションはキャラクター性よりもカスタマイズ性とモーションの付けやすさに重点を置いたツール

公式サイト: ライブアニメーション

少しでも3DCGソフトでモーション作成した経験があれば、簡単に3DCGで人体のモーションデータを作成する事が可能。bvh出力可能なので、対応する他の3DCGツールにデータをインポートする事が可能です。

インストール&簡単な使い方

  1. インストール不要。ダウンロードしたファイルを任意のフォルダに置いてLiveAnimation.exeをダブルクリック。
    ちなみにKinectの導入はちょっと大変。
  2. キャラクターを表示・追加したい時は、「キャラクター選択」のアイコンをワンクリック。(ダブルクリックすると2体追加される)
  3. 別個ダウンロードしたモーションデータは、メイン画面にドラッグ&ドロップすれば読み込みできる。
  4. 自分でモーションを付けたい場合は、以下
    使い方
    ▲「アニメーションエディタ」の「位置の編集」等のチェックをオンにして操作を行う。これが解らないと、自分でアニメーションを作りたい場合にドツボにはまる
  5. あとは色々遊ぶ。
    キャラクターの編集可能(目の形を変える・服や眼鏡・帽子等のアクセサリを付ける・関節の調整・骨の長さ調整)
    トゥーン表示設定など、細かい調整項目も多数。
    触っているうちに理解できる。
スポンサー リンク

ライブアニメーションの現在のビジネスモデル

現在、ライブアニメーションはモーションデータを有料化し、そちらで収益を上げるビジネスモデルに転換中のようです。

モーションデータはフリー版・有料版合わせて200以上の公開されていますが、どれも凄いクオリティです(特に有料版)


▲ライブアニメーションで作成されたデータのモーションデモ

自分でモーションを作成するのが難しくても、フリーで公開されているデータを取り込んで動かすだけでも非常に楽しいです。

ライブアニメーションで作成した画像、映像、モーションなど製作物は、商用・非商用問わず基本的に自由に扱えます。また同サイトで公開しているモーションデータは、創作物の一部として使用せずに モーションその物のみを無断で転載・配布する事は禁止されているので注意です。 

Kinect購入└(^o^)┘

このライブアニメーションを利用すると、現在の私の3DCG作成環境にKinectを導入できそうなので購入に踏み切った次第です。

Kinectが届きました!
Kinect
画面下に映っているのは、同時に購入したSoftware Designキネクトハッカーズマニュアル

Kinectはモーションセンサーで人体の動きを検知し、体の動きをそのままゲームに信号として送る、Xbox 360向けの画期的なコントローラー。

Kinectは昨年末、Open NIというプログラムを利用する事でPCでKinectのデータが取り込み可能になり、モーションキャプチャー機器として利用出来る事が話題になりました。

Xbox 360 Kinect センサー
マイクロソフト (2010-11-20)
売り上げランキング: 206

MMDでKinect利用出来るのは昨年末から知っていましたが、「私の遊びたい事とMMDで出来る事とは微妙に違うんだよなぁ。。。」と購入を見送っていました。

ライブアニメーションは私の「こう遊びたい」って欲求が満たせそうです。
現在、書籍やネットで情報収集してセットアップ中。

セットアップ終了後の遊び方や応用方法は、併設ブログ ぼくんちのTV(本館) にて行う予定。

早く遊びたいぜ!└(^o^)┘荒ぶるキネクトのポーズ!!!