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Windows 10 / 8.1 / 8

知人宅でPCメンテを行っている時に気が付いた事のメモ。
どうやら 最近のメーカー製PCの場合、パソコンの取扱説明書には「Windows を終了する」と「PCの電源を切る」が別の操作として記載されているケースもあるようです。

Windowsを終了させる手順
「Shift キー」を押しながら「再起動」
▲クリックで拡大

 

PCの電源を切る手順
「Shift キー」を押しながら「再起動」
▲クリックで拡大

つまり「PCの電源を切る」=「完全シャットダウン」

要は、前提として「高速スタートアップ有効な状態」があり、「通常のシャットダウン」と「完全シャットダウン」が別の操作である、という手順解説を行う方針です。

私のサイトの場合、この「PCの電源を切る」という操作は「完全シャットダウン」という表現を使っているのですが、ここで「Windowsを終了する/PCの電源を切る」という使い分けをして、パーツ交換やBIOSの変更などの手順が必要な場合のみ「PCの電源を切る」という表現する、ということのようです。

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この使い分けを行っている例

富士通さんなどがこの表現を使っていました。

富士通の場合

富士通の場合、「Windows を終了する」と「PCの電源を切る」を明確に違う操作として手順の説明をしています。

  • 「高速スタートアップ」の機能は説明していますが、この名称は紹介せず、「高速スタートアップ」は有効が前提です。
  • 通常のページでは「Windows を終了する」という言葉を使い、 (パーツ交換やBIOSの変更など)完全シャットダウンが必要な手順の場合のみ「PCの電源を切る」という表現を使っています。
  • 「Windows を終了する」手順が必要な場合は分かりやすく注意事項が記載されているので、ここで間違って「通常のシャットダウン」を選ぶ心配はなさそうです。

この使い分けを使っていない例 (NEC)

NECの場合、「Windows を終了する」と「PCの電源を切る」という分け方は行なっていないようです。

  • パーツ増設やBIOS変更時は「高速スタートアップを無効にすること」という注意文が入っています。
  • この時の手順には、「完全シャットダウン」という表記を使っています。
  • 「Windowsを終了させる」手順は「パソコンの電源を切る」という操作の中に含まれている感じの書き方です。

 

 

なるほど。この辺の取り扱いはメーカーそれぞれですね。
前提として「高速スタートアップは必ず有効になっている」という状態がある場合は、この表現もアリですね。

あとがき

私の場合、基本的にBTOマシンか自作PCを使っており、かつパソコンの取扱説明書は滅多に読みません。今回、知人宅のPCメンテにおじゃました際、久々にメーカー製PCの取扱説明書を熟読し、この違いに気が付いた次第です。

ちなみに、知人宅のPC不調は解消しませんでした(^_^;

知人宅PCの不調メモ
  • 有線LANのNICカードがBIOSレベルでは認識しているのにWindowsからは認識されていない、という状態。
  • 「Windows 10 Anniversary Update へのアップグレード」で発生する問題と判断して対処したのだが、違う症状の模様。
これは、日を改めて後日チャレンジする予定。
※コンセント引っこ抜き完全放電でなおりました。