弥生会計 (デスクトップ版) にて、
固定資産台帳から償却資産を「削除」する手順をメモしたページ。

まずは、このページで「何を書きたいのか?」を ざっくりとまとめる。

という事である。「ああ、これはメモしておかないと忘れるな・・・・。覚えることが一杯で覚えきれないな・・・・。」と感じたので、ここに記録しておく次第である。

このページは、まえおきや注意事項が非常に長い。
手順のみを読みたい場合は ここからジャンプする。

はじめに: 注意事項&免責&言い訳

用語メモ

除却(じょきゃく)

資産を台帳から落とす際、その他、注意点いろいろ

 
まえおきが非常に長くなったが、
ここからが本題。実際の処理手順である。

作業の流れ、ざっくりイメージ

まずは、除却する資産が、帳簿上でどう処理されるかをイメージする。

借方
貸方
未償却残高 処理方法
付属設備 等の資産(購入時) 100万 現金 等 100万 100万
減価償却(例:10年償却2年)
 = 累計償却&期首未償却残
20万 付属設備 等
(資産)
20万 80万
 ↓ここから 除却する年の処理




減価償却 (経費)
(例:6月除却なら1/2)
5万 付属設備 等
(資産)
5万 75万 半自動
除却時期入力
固定資産除却損 (経費)
(償却残すべて経費に)
85万 付属設備 等
(資産)
75万 0 別途手動
固定資産除却損 (経費)
(処分費等はこの仕訳)
↑含 現金 等 5万 無関係
翌年、ゼロになった資産を
台帳から落とす




さらに別途手動

減価償却    ・・・・「固定資産一覧」で除却の処理&仕訳ボタンでほぼ自動処理
固定資産除却損 ・・・・ 別途手入力(未償却残高をゼロに)
固定資産一覧から資産を削除 ・・・・ 繰越後、手動で削除
※ 固定資産一覧から落とすタイミングが「翌年」が正しいのかどうかは聞きそびれた。未償却残高ゼロで繰り越してたら、繰り越した年に台帳から落としてOKらしい。

 
ざっくり書くと、上記のような流れになる。
これを、実際に弥生会計で処理すると、以下のようになる。

図解手順 その1

除却したい資産をダブルクリック
「固定資産一覧」を開き、除却したい資産をダブルクリックする。

固定資産の編集画面が開く
固定資産の編集画面
「本年中の償却期間」の欄で
 ・減少年月日
 ・減少事由 (破棄した場合は除却でOK)
上記2つを入力する。
 ・「本年分の償却費合計」・・・・ 計算が合っている事
 ・「未償却残高(期末残高)」・・・・ ゼロになっていること
上記がOKなら、固定資産の編集はこれで終わり。

おまけ: 「詳細登録」の場合

 
「固定資産一覧」にもどる

固定資産一覧画面
「仕訳書出」を押す。

「振替伝票」が開く
振替伝票画面
「登録」を押す。

ここまでの手順で、
 ・「固定資産一覧」上の資産の除却処理
 ・「減価償却」の計算
が終わる。

ここまでは、「除却時の処理」としてイメージ通りであった。
しかし、これ以降は別途手動の作業になる。これが想定外だった。
(「除却」と入力したのだから、全部 自動でやってくれると思っていた。)

図解手順 その2

未償却残高をゼロにする処理を行う
未償却残高をゼロにする処理
「仕訳日記帳」や「振分伝票」などで、残った資産を経費で落とす。
「固定資産除却損」「雑損失」「雑費」などを使うのが一般的らしい。

※ 処分費がかかったら、それも経費に計上する。
※ 売却したら、売却益も利益として計上する。
※ 事業としての収入か、個人の収入になるかで形状の仕方が違うので注意。

未償却残高がゼロになっているか確認
未償却残高がゼロになっているか
「残高試算表(年間推移)」等を開き、
該当する資産が期末でゼロになっている事を確認する。
※ 実際には(大抵は複数の資産があるので)こんなに分かりやすくゼロにはならない。

資産を除却した年の処理ここまで。
年度が変わるので繰越処理が入る(というか入れる?)

※ 以下の処理を「翌年」で行うのが正しいのかどうかは聞きそびれた。繰り越しちゃった場合はこれでOKだそうである。

「繰り越し処理」をした後、資産を削除する
未償却残高がゼロになっているか
「固定資産一覧」上を開き、前年に除却した資産を「削除」ボタンで削除する

注意&補足

最後にもう1回注意

 
これで、資産の除却処理はおわり。手順解説は以上である。
さいごに補足メモを入れておく。

補足メモ

償却資産を処分する際は、以下のような事にも気を付ける必要がある。

このページの情報は以上。