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以下、3930Kマシンで x264エンコードを利用してベンチマークを取った結果。

79fps
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Vcoreのみを昇圧し、100x43=4.3Ghz で作動させた場合。(詳細な設定は後述)
約80fpsで動画変換処理が行われました。
UEFIは CPU倍率とVcore以外全てAUTO(デフォルト)設定。

83fps
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C6/C7ステート無効にし、VTTとVCCSAをチョイ盛りした後
約83fpsで動画変換処理が行われます。
C6/C7/VTT/VCCSA のうちドレが有効だったのか確認できていませんが、処理速度が3~4%上がりました。

86fps
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そこから更に、メモリ電圧を0.015Vほど(1.5V → 1.515V)上げると、処理能力は更に3~4%上がり、動画変換速度は約86fpsまで高速化しました。
UEFI設定デフォルトから比較すると、約7%の処理能力アップ(4.3GHz → 4.6GHz相当)

ちなみにVcoreを2~3段階上下させても、処理速度に大きな差は出ませんでした。
また、ワットモニターで計測する消費電力は、目視で確認出来るほど目立った差は出ません。ほぼ同じ消費電力。でも処理能力は7%アップ。

メモリ&メモコン周りの設定を詰めていくと結構化けますな。

CPU周波数やVcoreを無理に上げなくても、アンコア周りの電圧を見直せばCPU周波数2~300Mhz分の性能アップが図れそうな結果に「???」な状態ですが、4.5Ghz常用を目指し約1ヶ月のあいだ設定を詰めつつも4.3Ghzで妥協しちゃってたので、これでも十分嬉しい結果。
色々と試行錯誤しなければこの結果は得られなかったです(´∀`)ノ

 

Sandy Bridge-Eは、Prime95やLinpackが通るギリギリ下限の電圧に設定するよりも、ある程度余裕を持った電圧設定で運用するほうが(たとえ2~3倍CPU倍率を落としても)良い結果が得られそう。HT on/off時の安定度に殆ど差がないあたりから考えても、メモコン周りにかなりの余裕を持たせている・・・と考えてよいのかな?

以下、テスト内容やメモコン周りの設定詳細

変更内容(80fps → 86fps)
BCLK:100Mhz (前後で変更なし)
CPU Ratio: x43 (前後で変更なし)
Vcore: 1.260V (Manualで固定。また多少変更しても処理速度に影響なし)
Vdimm: 1.500v → 1.515v
VCCSA: 0.8900v → 0.925v
VTTCPU: 1.0500v → 1.0750v (※VCCSAとVTTはページ下部に補足あり
C7ステート: AUTO → Disable
C6ステート: AUTO → Disable
DIGI Power関連: 両者に違いは無し。

こんだけでx264の動画変換速度に7%の差が出ました。Vdimm チョイ盛りが特に効果が高かった気がします(ちなみにVdimm 1.500vのままでも、Memtest86+やLinpackでエラー出ません。)

80fps時の各種電圧は以下
80fps時の各種電圧

86fps時の各種電圧は以下
86fps時の各種電圧

 

x264でエンコードした際のAviSynthスクリプト
MPEG2Source("test.d2v")
mt("BicubicResize(1280,last.height,0,0.75)",6,2)
mt("BicubicResize(last.width,720,0,0.75)",6,2,splitvertical=true)
return last
素材は7800フレームほどの地デジ録画素材(1440x1080 ts-mpeg2)
MTを利用して 1280x720にリサイズするだけの簡単なスクリプト。
利用したx264はリビジョンr2106。 Simple x264 Launcher 2011-10-25 版。

 

注意:
avisynth + x264  8000フレーム前後のエンコード処理は、処理時間に1~2%の誤差が生じます。もう少し長い動画を用意するか、数回テストを行わなければ正確な傾向は見えてきません。

※補足
VCCSA: 0.925v
VTTCPU:1.0750v
この2つの設定は、私のPC環境で4.4GHz(100x44)にOCした際にLinpackを走らせるのに必要だった電圧設定です。4.3GHzで作動させた時にこの電圧にしておく意味はあんまりないです。
「4.4GHzにOC → 4.3Ghzに戻す」てな手順を踏んだ時(VCCSAとVTTの設定を戻し忘れて)、たまたま上記ベンチマークの差に気が付いた次第です(もの凄く偶然)
もう少し低い電圧設定でも、それなりに処理能力はアップすると思います。

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