2015.07.28: CS6ではISOファイルの肥大化は起こらない事を確認したので追記
Adobe Encore CS5でDVDやブルーレイのオーサリングする際、
- 「あらかじめ4.7GB/25GBギリギリ」になるように、
- 「DVDやブルーレイ規格に沿ったデータ」を用意していた筈なのに、
- Adobe Encore でオーサリングするとなぜか容量オーバーしちゃう。。。
という場合は、一旦フォルダー形式で出力すると良いようです。
だいたい意図したサイズのISOファイルが出来上がります。
※ Encore CS6の場合、このようなISOファイルの肥大化は発生しないので、このページに記載した手順は不要です。
一旦フォルダー形式で出力する手順
Encoreの「ビルド」のタブで「出力:フォルダー」を選択すればOKです
▲クリックで拡大
その後、出力したフォルダーはImgBurnなどでISO化します。
比較
Encoreで直接ISO化したものと、一旦フォルダ出力したのものファイルサイズを比較して見ました。
▲クリックで拡大
25GB前後を狙ってブルーレイDiscをオーサリングした場合、
・直接ISO化・・・29GB
・一旦フォルダ出力・・・24GB
実に5GBもの差が出てしまいました。
また、DVDを作成する場合、4.4GBあたりを狙ってデータを用意した場合、
・直接ISO化・・・4.8GB
・一旦フォルダ出力・・・4.4GB
と、400MBくらいの差が出るようです。
このページのメインとなる情報は以上です。
以下、あとがきや参考リンクなど。
あとがき
前回更新「Encoreで50GB(2層式)ブルーレイをオーサリングする時のTipsメモ」の際に、フォルダ形式でブルーレイデータを出力してみて、初めてこの現象に気が付きました。
う~ん。これは意外な発見でした。
「Encoreでオーサリングするとコンテンツ1本あたり500~1GBほど容量アップしてしまう現象」は、以前から確認していたのですが、、、一旦フォルダとして出力し、Imgburnなど他のツールでISO化すれば謎の容量アップは防げたのですね。。。
今まで気が付きませんでした(^_^;
教訓
Encoreでオーサリングする時は、面倒でもフォルダ出力しよう。
そして、ImgBurnなどでISO化してDVD-RやBD-Rに焼こう。
ただし、Encoreでファイルが増えるのは冗長性を持たせているため・・・のような気がしないでもないです。大事なファイルは(2層式BD-Rを使うとき以外は)、やっぱEncoreでISOにオーサリングしよう(^_^;
2015.07.28追記
このページで紹介したISOの肥大化は、Encore CS5にて発生する症状のようです。CS6を利用すれば、この問題は解決できるようです。
- サイト内関連リンク
Encore CS6ではISOが肥大化するのが解消されている。
サイト内関連情報
- Adobe CCで Encore をインストールする方法
- Adobe EncoreでISOファイルが4.7GB/25GBをオーバーしちゃう場合のTips
- (メモ)Adobe EncoreでBlu-rayオーサリングする際のファイル容量の目安