Adobe Encoreで50GB(2層式)ブルーレイをオーサリングする時のTipsメモ

AdobeのオーサリングツールEncore (CS5)で、25GB以上(2層式)のブルーレイを作成したら、出来上がったデータが空っぽになってしまう現象に遭遇。
これの回避策を試行錯誤した際のTipsをメモ。

Disc作成時の状況

1. 2時間のコンテンツ6本をまとめ、12時間分の映像を含んだブルーレイをオーサリングしようと思った。
2. 準備した動画は、合計で22GB。
3. Adobe Encoreのクセを見誤って、オーサリングしてみたら最終ファイルサイズが27GBに膨れ上がった。
4. 動きの少ない映像なので、12時間の映像を22GBまで落としたのだけど･･･さすがにコレ以上画質落としたくない。
5. 仕方ない。2層式BD-Rに焼く事にしよう。
6. という事で50GB BD-R用にオーサリング開始。
   あれ？何度オーサリングしても空のDiscが出来上がるぞ･･･？

症状

作成したDiscは、こんな感じ

▲クリックで拡大
desktop.ini(しかも1年以上前の日付)が一個入っただけの、空っぽDiscになってしまいます。

どうやら Encore (CS5)で2層式BD-R用のデータを作成すると、こういう症状が起きてしまうようです。

解決方法

Encoreの出力で「Blu-Rayフォルダ」を選択する。
それだけでOKでした(^_^;


▲クリックで拡大
「Blu-ray ディスク」や「Blu-rayイメージ」を選択すると、空のディスクが生成されちゃいました。

出来上がったフォルダは、ImgburnでISO化、オーサリングを行い、無事再生可能なDiscが出来上がりました。
(ファイルシステムUDF、UDFリビジョン2.5 を使用)