Windows10で古いソフトが正常作動するかを(簡易的に)確認する方法を紹介したページです。個人的なメモページです。
デカい画像(縦6000px以上)が2枚、貼り付けてあるだけのページですが、そこそこの制度で判定できるかと思います。
このページの内容
Windows 7/8.1から10へのアップグレード、またはTH1からTH2へのアップグレードの時、Windows10に対応したアプリは「設定」>「システム」>「アプリと機能」の「インストール日時」に更新が入ります。
「設定」>「システム」>「アプリと機能」の画面
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※今回は、上図のような操作で日付順にソートして利用します。
ここまでの経験上、「インストール日時」に更新が入ったアプリはWindows10上で問題発生する事は、ほぼないです。
注意: この判別方法は万能ではない
- ドライバの更新も必要な周辺機器専用アプリの場合、チョット注意。ドライバは更新されていない場合がある
- DVD Shrinkなど、非常に古く「DEPを有効」にしなければ正常作動しないツールでもインストール日時が更新される場合もある
- 逆に、インストール日時が更新されなかったアプリは(全てで発生する訳ではありませんが)何かしらの問題を抱え、正常作動しない場合がありました。
とりあえず、ある程度の目安にはなります。
以下、私の手元の環境でWindows10へのアップグレード後に「設定」>「システム」>「アプリと機能」を表示してスクリーンショットを撮ったものの紹介です。
アップグレード日時
Windows7→ Windows10 ・・・・8/9~8/10 (23時30分頃開始。日を跨いだ)
TH1 → TH2 ・・・・11/13~11/14 (23時30分頃開始。日を跨いだ)
※TH2のスクリーンショットは11/20に取得。一部のアプリはTH2アップグレード後も更新が入った。
以下、スクリーンショット
TH2インストール時にインストール日時が変わったアプリ一覧。
(補足:「利用不可」の表示は、製造元やファイル容量が取得できないだけでアプリやドライバの挙動に影響はない)
▲クリックで拡大
※上のリストには、「Windows10 TH1にアップグレードした後にインストールしたアプリやドライバ」が含まれている。その場合、大抵はTH2後も無事作動する。
補足&注意事項
- 上記リストで、正常作動しないもの
「Epson PX-1600F」・・・・TH2上で再インストールが必要
「Poser6」・・・(Windows7時代から発生している)98/XP時代の海外ソフト。ツール上で日本語ファイルにリンクを貼るとファイル保存時に文字化け発生。OpenGLの仕様が古く、ハードウェアプレビュー不可。
「Poser7」・・・・(Windows7時代から発生している)XP時代の海外ソフト。文字化けは発生しないが、ダメ文字の処理が旧仕様。日本語ファイルの取り込みに不具合が出る。OpenGLの仕様が古くハードウェアプレビュー不可。
「DVD Shrink」・・・・Windows7時代と同じ処置が必要(な場合が多い)
これ以外は(今の所)問題なし。
TH1インストール時にインストール日時が変わったアプリ
注意&補足
- Epson PX-1600F・・・・再インストールが必要だった
Poser6、Poser7、DVD Shrink・・・・注意点は TH1→TH2時と同じ。
Lagarith lossless・・・・再インストールが必要だった。
huffyuv・・・・再インストールが必要だった。
※vfwコーデックは全体的に 64bitアプリとの相性が悪くなっている。再インストールが必要なものや作動しなくなるものが多いかも知れない。
WinCDEmu・・・・Ver4.0以降は正常作動しない。Ver3.6安定。
これ以外は(今の所)問題なし。
という感じで、日付更新されたアプリやドライバが全て正常作動するワケではありませんが、とりあえずに目安として使えるレベルにはなりそうです。
このページの情報は以上です。