2022年8月の Windows Update メモページ。
「作っておかないと自分が困る」という事態が発生するため、個人的に必要が生じた際に、必要最低限のレベルで作成を続けています。

まえおき

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今月の注意事項

Windows 11 および 10 20H2 / 21H1 不具合情報

Windows 11、10 をメジャーアップデートする際は、以下のような情報ページに目を通し、自分の環境で大きな問題が発生しないか、対処方法はあるのか、などをチェックする。

UEFIの脆弱性を修正する KB5012170 が配信

Windows 8.1 に新しいサービススタックが配信

今月分のメモ

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8月10日配信分 (月例更新)

共通項目(配布される更新プログラム)

  • 全OS共通
    • 悪意のあるソフトウェアの削除ツール
      KB890830 今月はあり

    Windows 11

    • KB5016629 概要/ダウンロード
      2022-08 Windows 11 の累積更新プログラム
      • 発生する問題
        • ※先月より引き続き発生
          MicrosoftEdgeのIEモードタブが応答しなくなる
          • モーダルダイアログボックスが表示されると発生する
            window.focus を利用したWebサイトを閲覧すると発生する
          • Known Issue Rollback(KIR)にて自動修正される
        • 日本語を含む一部の言語で、XML Paper Specification (XPS) ドキュメントを開くことができない
          • この問題は、ほとんどのホーム ユーザーには影響しない。
            XPS Viewer は、Windows 10 バージョン 1803 以降、既定ではインストールさておられず、手動でインストールする必要がある
          • XPS ビューアーで「このページを表示できません」というエラーが表示される
          • XPS ビューアー応答が停止して CPU 使用率が高くなり、メモリ使用量が継続的に増加する場合もある。
          • エラーが発生した場合、XPS ビューアーを閉じていないと、最大 2.5 GB のメモリ使用量に達する可能性もある。
      • KB5012170 概要/ダウンロード
        2022-08 Windows 11 セキュリティ更新プログラム
        • DBX のセキュリティ更新プログラム
          先月発見された UEFI の脆弱性を修正するプログラム
        • 発生する問題
          • 一部のブランド供給 (OEM) ファームウェアでは、この更新プログラムのインストールが許可されない場合がある。
          • BitLocker グループ ポリシーのネイティブ UEFI ファームウェア構成用の TPM プラットフォーム検証プロファイルの構成 が有効になっていて、かつ ポリシーで PCR7 が選択されている場合、更新プログラムのインストールに失敗する可能性がある。

    Windows 10 バージョン 20H2 / 21H1 共通

    • KB5016616 概要/ダウンロード
      2022-08 Windows 10 v2004 / 20H2 / 21H1 の累積更新プログラム
      • オフラインOSイメージサービスの場合、更新には以下のいずれかが必要になる
        • 2022年3月22日(KB5011543)以降のLCU
        • または 2022年5月10日SSU(KB5014032 )
      • WSUS、Microsoft Updateカタログの場合
        この更新プログラムを適用する前に、最新のサービススタック更新プログラム(KB5003173)を適用することが推奨される (Windows Updateを使用している場合は自動で提供される)
        • WSUS や Microsoft Update カタログからスタンドアロンパッケージで更新プログラムを適用する場合の条件は以下
          • 2021年 5月11日 リリースの KB5003173 がインストールされていればOK
          • KB5003173 がインストールされていない場合
            8月10日 リリースの KB5005260 をあらかじめインストールしておく必要がある。
      • 発生する問題:
        • 一部のプリンタで印刷に失敗するようになる
          • 「1 コピー」など、類似または重複した名前を持つデバイスで発生しやすい。プリンタ名をほぼ決め打ちで参照してくるアプリケーションで発生する。
          • 「設定」> [Bluetooth とその他のデバイス] > ※画面下の方にひっそりと存在している[デバイスとプリンター]を開き、
            • 普段使っているプリンターにチェックが入っているか
            • プリンターの複製が表示されていないか
            を確認する。
            「コピー」と名の付くプリンタがなければ、とりあえずOK
          • 「コピー」があるもの、ないもの、どちらかで正常にチェックが入り、印刷できるようならOK。
          • 正常に動かないなら、
            • 印刷キューに未処理データが残っていないか確認、削除
            • 「コピー」があるものは削除してみる
            • まだ問題が解決しない場合は、プリンタドライバーを更新する
        • 日本語を含む一部の言語で、XML Paper Specification (XPS) ドキュメントを開くことができない
          • この問題は、ほとんどのホーム ユーザーには影響しない。
            XPS Viewer は、Windows 10 バージョン 1803 以降、既定ではインストールさておられず、手動でインストールする必要がある
          • XPS ビューアーで「このページを表示できません」というエラーが表示される
          • XPS ビューアー応答が停止して CPU 使用率が高くなり、メモリ使用量が継続的に増加する場合もある。
          • エラーが発生した場合、XPS ビューアーを閉じていないと、最大 2.5 GB のメモリ使用量に達する可能性もある。
        • ※先月より引き続き発生
          MicrosoftEdgeのIEモードタブが応答しなくなる
          • モーダルダイアログボックスが表示されると発生する
            window.focus を利用したWebサイトを閲覧すると発生する
          • Known Issue Rollback(KIR)にて自動修正される
        • ※先月より引き続き発生
          Legacy版 Microsoft Edge が削除される可能性がある
          • カスタムオフラインメディアまたはカスタムISOイメージから作成されたWindowsインストールを備えたデバイスの一部で発生
          • 2021年3月29日以降にリリースされたスタンドアロンサービススタックアップデート(SSU)を最初にインストールせずに、このアップデートをイメージにスリップストリームすることによってカスタムオフラインメディアまたはISOイメージが作成された場合にのみ発生
          • LCUをスリップストリームする前に、2021年3月29日以降にリリースされたSSUをカスタムオフラインメディアまたはISOイメージに最初にスリップストリームすれば発生しない
    • KB5012170 概要/ダウンロード
      2022-08 Windows 10 セキュリティ更新プログラム
      • DBX のセキュリティ更新プログラム
        先月発見された UEFI の脆弱性を修正するプログラム
      • 発生する問題
        • 一部のブランド供給 (OEM) ファームウェアでは、この更新プログラムのインストールが許可されない場合がある。
        • BitLocker グループ ポリシーのネイティブ UEFI ファームウェア構成用の TPM プラットフォーム検証プロファイルの構成 が有効になっていて、かつ ポリシーで PCR7 が選択されている場合、更新プログラムのインストールに失敗する可能性がある。
    • KB5015730 概要/ダウンロード
      2022-08 .NET Framework 3.5 および 4.8 の累積的な更新プログラム
      • チェックせず

    Windows 7

    MSEの更新プログラム配信あり。
    悪意(KB890830)配信あり。

    • KB2310138 概要/ダウンロード
      Microsoft Security Essentials のセキュリティ インテリジェンス更新プログラム
    • ※「Windows 7 有償サポート延長プログラム」に加入した環境には、最新の更新プログラムが配布されるが、ここでは割愛する。

    Windows 8.1

    • KB5016681 概要/ダウンロード
      2022-08Windows 8.1 向け マンスリー品質ロールアップ
      • 注意: この更新プログラムを適用するには、最新のサービススタック更新プログラム(KB5016264)を事前にインストールしておくことが推奨されている。 (Windows Updateで「更新プログラムを自動的にインストールする(推奨)」を選択している場合は自動で提供される)
      • 既知の問題など
        • 現時点ではなし
    • KB5016264 概要/ダウンロード
      2022-07 Windows 8.1 サービス スタック更新プログラム
      • 先月末に配信された、新しいサービス スタック更新プログラム。今月分の更新の前に、まずこのプログラムがインストールされるはず。
      • これがインストールされていないと、今月の更新プログラムは上手くインストールされないかもしれない。
    • KB5012170 概要/ダウンロード
      2022-08 Windows 8.1 セキュリティ更新プログラム
      • DBX のセキュリティ更新プログラム
        先月発見された UEFI の脆弱性を修正するプログラム
      • 発生する問題
        • 一部のブランド供給 (OEM) ファームウェアでは、この更新プログラムのインストールが許可されない場合がある。
        • BitLocker グループ ポリシーのネイティブ UEFI ファームウェア構成用の TPM プラットフォーム検証プロファイルの構成 が有効になっていて、かつ ポリシーで PCR7 が選択されている場合、更新プログラムのインストールに失敗する可能性がある。

    Windows Update に失敗する場合 (サイト内関連)

    ※ 8月10日配信の KB5012170 が更新に失敗する場合は、以下を試しても恐らく解決できません。

    今月固有の問題はほぼ発生していないものと思われる。Windows Update が失敗を繰り返したり、何か問題が発生する場合、まずは以下のような一般的な対処方法を試してみる。

    先月から引き続き掲載する項目

    以下、先月更新より、重要なものをピックアップし、今月も再掲載する。