2022年9月の Windows Update メモページ。
「作っておかないと自分が困る」という事態が発生するため、個人的に必要が生じた際に、必要最低限のレベルで作成を続けています。
まえおき
- 以前のような更新頻度と更新スタイルは期待しないでください。時間に余裕のある時に限り作成・更新する、という感じです。
- 各更新プログラムの概要リンクは英語ページに飛ぶように設定しています。
ページ内リンク
今月の注意事項
Windows 11 および 10 20H2 / 21H1 不具合情報
Windows 11、10 をメジャーアップデートする際は、以下のような情報ページに目を通し、自分の環境で大きな問題が発生しないか、対処方法はあるのか、などをチェックする。
- Windows 11 known issues and notifications | Microsoft Docs
- Windows 10 21H2 Known issues and notifications | Microsoft Docs
今月分のメモ
- 当方、更新そのものはスムーズにできた。
多くの環境に悪影響を与えるような問題は発生しないと思われる
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9月14日配信分 (月例更新)
共通項目(配布される更新プログラム)
- 全OS共通
- 悪意のあるソフトウェアの削除ツール
KB890830
- 悪意のあるソフトウェアの削除ツール
共通項目(発生する問題)
- 日付と時刻を使用するアプリやクラウド サービス、通知、会議のスケジュールは 時計が 60 分ずれる可能性がある
- Windows 11、10、8.1 共通。
- チリのDST(夏時間) の変更日が 9 月 4 日から 9 月 10 日に移動したため。これはチリ政府による 2022 年 8 月 9 日の公式発表に従っている
- チリ以外の場所でも、以下の場合に影響を受ける。
- チリのサーバーまたはデバイスに接続している
- 別の場所またはタイム ゾーンからチリで開催される会議をスケジュールしたり参加するなどを行うなど。
- 影響を受けるアプリ
Microsoft Teams や Microsoft Outlook など、日付と時刻を使用するアプリやクラウド サービス、通知、会議のスケジュールなど - その他
スケジュールされたタスクなどが、予期された時間に実行されない場合もある
Windows 11
- KB5017328 概要/ダウンロード
2022-09 Windows 11 の累積更新プログラム
- 発生する問題
- 日付と時刻を使用するアプリやクラウド サービス、通知、会議のスケジュールは 時計が 60 分ずれる可能性がある
- 詳細は上部「全OS共通」に記載
- ※先月より引き続き発生
日本語を含む一部の言語で、XML Paper Specification (XPS) ドキュメントを開くことができない- この問題は、ほとんどのホーム ユーザーには影響しない。
XPS Viewer は、Windows 10 バージョン 1803 以降、既定ではインストールさておられず、手動でインストールする必要がある
- XPS ビューアーで「このページを表示できません」というエラーが表示される
- XPS ビューアー応答が停止して CPU 使用率が高くなり、メモリ使用量が継続的に増加する場合もある。
- エラーが発生した場合、XPS ビューアーを閉じていないと、最大 2.5 GB のメモリ使用量に達する可能性もある。
- エラーが発生したら、速やかに「X」ボタンを押してプログラムを停止させるか、停止できない場合はPCを強制的に再起動させよう。(たぶんこれと似たような問題が起きる)
- この問題は、ほとんどのホーム ユーザーには影響しない。
- 日付と時刻を使用するアプリやクラウド サービス、通知、会議のスケジュールは 時計が 60 分ずれる可能性がある
- 発生する問題
Windows 10 バージョン 20H2 / 21H1 共通
- KB5017308 概要/ダウンロード
2022-09 Windows 10 v2004 / 20H2 / 21H1 の累積更新プログラム
- オフラインOSイメージサービスの場合、更新には以下のいずれかが必要になる
- 2022年3月22日(KB5011543)以降のLCU
- または 2022年5月10日SSU(KB5014032 )
- WSUS、Microsoft Updateカタログの場合
この更新プログラムを適用する前に、最新のサービススタック更新プログラム(KB5003173)を適用することが推奨される (Windows Updateを使用している場合は自動で提供される)
- WSUS や Microsoft Update カタログからスタンドアロンパッケージで更新プログラムを適用する場合の条件は以下
- 2021年 5月11日 リリースの KB5003173 がインストールされていればOK
- KB5003173 がインストールされていない場合
8月10日 リリースの KB5005260 をあらかじめインストールしておく必要がある。
- WSUS や Microsoft Update カタログからスタンドアロンパッケージで更新プログラムを適用する場合の条件は以下
- 発生する問題:
- 日付と時刻を使用するアプリやクラウド サービス、通知、会議のスケジュールは 時計が 60 分ずれる可能性がある
- 詳細は上部「全OS共通」に記載
- ※先月より引き続き発生
日本語を含む一部の言語で、XML Paper Specification (XPS) ドキュメントを開くことができない- この問題は、ほとんどのホーム ユーザーには影響しない。
XPS Viewer は、Windows 10 バージョン 1803 以降、既定ではインストールさておられず、手動でインストールする必要がある
- XPS ビューアーで「このページを表示できません」というエラーが表示される
- XPS ビューアー応答が停止して CPU 使用率が高くなり、メモリ使用量が継続的に増加する場合もある。
- エラーが発生した場合、XPS ビューアーを閉じていないと、最大 2.5 GB のメモリ使用量に達する可能性もある。
- エラーが発生したら、速やかに「X」ボタンを押してプログラムを停止させるか、停止できない場合はPCを強制的に再起動させよう。(たぶんこれと似たような問題が起きる)
- この問題は、ほとんどのホーム ユーザーには影響しない。
- ※先月より引き続き発生
Legacy版 Microsoft Edge が削除される可能性がある
- カスタムオフラインメディアまたはカスタムISOイメージから作成されたWindowsインストールを備えたデバイスの一部で発生
- 2021年3月29日以降にリリースされたスタンドアロンサービススタックアップデート(SSU)を最初にインストールせずに、このアップデートをイメージにスリップストリームすることによってカスタムオフラインメディアまたはISOイメージが作成された場合にのみ発生
- LCUをスリップストリームする前に、2021年3月29日以降にリリースされたSSUをカスタムオフラインメディアまたはISOイメージに最初にスリップストリームすれば発生しない
- 日付と時刻を使用するアプリやクラウド サービス、通知、会議のスケジュールは 時計が 60 分ずれる可能性がある
- オフラインOSイメージサービスの場合、更新には以下のいずれかが必要になる
- KB5017500 概要/ダウンロード
2022-09 .NET Framework 3.5 および 4.8 の累積的な更新プログラム
- チェックせず
Windows 7
MSEの更新プログラム配信あり。
悪意(KB890830)配信あり。
- KB2310138 概要/ダウンロード
Microsoft Security Essentials のセキュリティ インテリジェンス更新プログラム - ※「Windows 7 有償サポート延長プログラム」に加入した環境には、最新の更新プログラムが配布されるが、ここでは割愛する。
Windows 8.1
- KB5017367 概要/ダウンロード
2022-09Windows 8.1 向け マンスリー品質ロールアップ- 注意: この更新プログラムを適用するには、最新のサービススタック更新プログラム(KB5017398)を事前にインストールしておくことが推奨されている。 (Windows Updateで「更新プログラムを自動的にインストールする(推奨)」を選択している場合は自動で提供される)
- 既知の問題など
- 日付と時刻を使用するアプリやクラウド サービス、通知、会議のスケジュールは 時計が 60 分ずれる可能性がある
- 詳細は上部「全OS共通」に記載
- 日付と時刻を使用するアプリやクラウド サービス、通知、会議のスケジュールは 時計が 60 分ずれる可能性がある
Windows Update に失敗する場合 (サイト内関連)
今月固有の問題はほぼ発生していないものと思われる。Windows Update が失敗を繰り返したり、何か問題が発生する場合、まずは以下のような一般的な対処方法を試してみる。
- Windows Update のエラーコード別対処方法
- Windows updateができない・失敗をくりかえす時の一般的な対処方法
- Windows Updateが終わらない問題の対処方法 (2018年版)
- コマンドプロンプトで修正する (Windows10では非推奨)
- Windows update後に起動しない、再起動ループする
Windows 7 の場合 / Windows 10、8.1 の場合
先月から引き続き掲載する項目
以下、先月更新より、重要なものをピックアップし、今月も再掲載する。
- ※ 2020年7月より引き続き掲載
セキュリティ上の脆弱性のため、すべてのWindows UpdateでRemoteFX vGPU 機能が無効になる。(参考リンク:KB4570006)
- RemoteFX vGPUが有効になっている仮想マシン (VM) は起動失敗する
- ※ 2020年8月より引き続き掲載
Microsoft Defender Antivirus は手動で無効化できなくなった- 「Microsoft Defender Antivirus」を無効化するレジストリは非推奨、アップデートで削除へ - 窓の杜
サードパーティーソフトを検知すると自身を自動で無効化する仕組みになっている部分はそのまま。レジストリキー「DisableAntiSpySware」が削除された
- 「Microsoft Defender Antivirus」を無効化するレジストリは非推奨、アップデートで削除へ - 窓の杜
- ※ 2020年10月より引き続き掲載
一部ドライバーのインストールでエラーが出るようになった。
- Windows 8.1/10 共通:ドライバーの署名検証が厳格になったため、不適切なフォーマットのドライバーをインストールするとエラーが表示されるようになった。(つまり不具合ではなく、ドライバーベンダー側のミスに対し厳格になった)
- ※ 2022年9月より引き続き掲載
Windows 10 の IE11、サポート終了
- マイクロソフトがブラウザ「IE11」のサポートを終了、新ブラウザ「Microsoft Edge」が起動 | Web担当者Forum
- 米国マイクロソフトは、ウェブブラウサ「Internet Explorer(IE)11」のサポートを6月16日(日本時間)に終了する。
同日以降に順次、IE11を起動しようとすると、新ブラウザ「Microsoft Edge」が起動するよう変更される。そのため、IEのみで動作するコンテンツが閲覧できなくなる。ただ、Edgeに搭載する「IEモード」で閲覧は可能。同モードは2029年まではサポートされる。
- 米国マイクロソフトは、ウェブブラウサ「Internet Explorer(IE)11」のサポートを6月16日(日本時間)に終了する。
- Internet Explorer は Microsoft Edge へ – Windows 10 の Internet Explorer 11 デスクトップアプリは 2022 年 6 月 15 日にサポート終了 - Windows Blog for Japan
- Internet Explorer 11 デスクトップ アプリケーションのサポート終了 – 発表に関連する FAQ のアップデート - Windows Blog for Japan
- マイクロソフトがブラウザ「IE11」のサポートを終了、新ブラウザ「Microsoft Edge」が起動 | Web担当者Forum