昨日の時点ですでに解決したお話ですが、とりあえず「今回のWindows update後のPC不調」時に行ったチェックポイントをメモしておく事にします。(注意:今回はWindows Updateが原因ではなかった)
エラー発生初日から「無線LAN子機が怪しい」とおおよその見当は付いていましたが、2日ほどかけて、それ以外の箇所の不具合も入念にチェックしてました。
(このページは、いつか似たような症状が出た時に利用する為の自分用メモページです。
・・・と言っても、今回みたいにネットに接続できなくなると無意味なんだよなぁ(^_^; )
いつから調子が悪くなったか
- Windows Updateを行い、PC再起動した直後から
どんな症状が出るか?
- ブラウジング中、通信が遮断されたような感じになり、その数秒後にBSoD(ブルースクリーン)が発生する。
IE9、Firefox4両方で発生。その他のブラウザは試していない。 - BSoDのメッセージ
「HDDの空き容量を確認しろ」「ビデオカードに問題がある」「BIOSアップデートしろ」みたいなメッセージが出る。
▲クリックで拡大
最初に行った対策
一時的な効果はあった。
PC安定・解決した様に思えたが、2~3時間すると再びBSoD大量発生するようになった。
ここで症状はさらに悪化し最新のBIOSを入手しようにもマザーボードメーカーのドライバー配布URLまで辿り付けなくなってしまった。
ネットの情報を拾い集めるのも困難に。
不調の原因調査内容1
とりあえず、無線LANが怪しい事は見当が付いていたので、
まず無線LAN子機以外の部分が正常かどうかチェック。
- システムの復元を使ってWindowsをロールバック
→効果なし。 - スタートアップ修復
→試さなかった。
(Windows7から修復インストールが無くなり、その替わりの機能が「スタートアップ修復」だってのを知らなかった) (Microsoftの解説ページ) - CHKDSK c: /r 他、各種HDDチェック
→エラーなし。 - CrystalDiskInfoでHDDチェック
→怪しそうな項目は全くなし。至って健全。 - memtest86でメモリチェック(2周)
→エラーなし。
それ以外の思いつく部分も色々とチェック。
ちょっと気になった事
Windows ファイアウォールの挙動がここ数日で変わった気がする。
(勝手な推測だけど)Windows Updateから変更になっているんじゃないだろうか?
でも今まで全くチェックしていない項目なので確認できず。
話を元に戻してその他PCのチェック項目へ。
不調の原因調査内容2
- ウィルススキャン
→検知せず。
ウィルスが原因じゃないのを確認。
- オーバークロックを解除(3.5GHz→2.6Ghz / 1.25V→1.20V)
→依然としてブルーバック発生。
電源ユニットの老化じゃない。 - USB無線LAN子機を引っこ抜いて使う / 一切ブラウジングをしない
→ブルーバック発生せず。 - ブルーバック直後にUSB子機を抜いてみる
→火傷しそうに熱いだけじゃなく、わずかにプラスチックの溶けた匂いもしている。。。
これはもう無線LANの子機か親機がダメになったと考えた方が良さそう。
チェックしなかった項目
・サブのノートPCを持っているけれど、1年近くWindows Updateしていない&無線LAN親機が故障していた場合、サブ機も不調になる事態を恐れてチェックせず。
・不調PCとルーターを有線LANで繋ぐのは、物理的に距離がありすぎる&PC移動させるのが大変過ぎて試さず。
無線LAN子の環境チェック
- 13時~19時や24時~26時頃は比較的安定している
→チャンネルの干渉か? → チャンネルの干渉チェックする
- いつのまにか近所に無線LANを使う所が大量に増えている。
1年前は4つ程度だったのに、今や20時~23時頃は7~8箇所のアクセスポイントが出現・・・
- いつのまにか近所に無線LANを使う所が大量に増えている。
- 無線LANのチャンネル変更
→効果なし。
ちゅうか、1~13チャンネルまでまんべんなく埋まっている><
チャンネル1とチャンネル13に強烈な電波を飛ばしているのが居座っていて、その間を弱い電波を飛ばす無線LAN機器が奪い合うように密集。。。
どのチャンネル使っても電波干渉から逃れる事が出来ません><
ネットワーク状況をモニタリングしてみる
- 10~20MB以上のファイル・または300~400個のファイル(Webページ4~8ページ分)を一気に取得すると、極端に回線速度が落ちる。
- その後、子機は急激に熱くなりブルーバックが発生する
何かのタイミングで不意に回線が遅くなる現象は、1年位前から発生していた。そして半年前から顕著になってきた。。。
VMware関連を削除してみる
そういえば、半年前、VMwareをインストールした頃からこの現象は良く発生するようになってきたぞ・・・と言う事で、VMware 関連のドライバ等を削除してみる
- 仮想デバイス(vmware virtual ethernet adapter for vmnet)無効にしてみる。
→効果なし。
(ちなみにvmware virtual ethernet adapter for vmnetを無効にしても、VMware上でネット接続可能だった。なんだろこれ?) - VMwareをアンインストールしてみる
→効果なし
うーむ、関係ないかもしれない。
VMwareをインストールする際に10時間以上ぶっつづけでダウンロードを行った&それを2回くり返した時点で、かなりの負荷をかけちゃったので、その時に大幅に劣化が進んだのかも。
仮定のまとめ
- PC自体、恐らく不調になっている箇所は無い。
- 無線LAN機器は、1年くらい前に既に寿命がきていた。
- 半年前、10時間ぶっ続けダウンロードを2回行った際に、さらにダメージを追った。
- ご近所のアクセスポイント増加により電波の干渉が増え、無線LAN子機に負荷がかかりやすい状況がふえた。
- Windows UpdateはLAN機器に最後のトドメを刺した。
こんな感じ。