クリップボードにコピーしたレジストリキーを一発で開くvbスクリプト「RegNav」の紹介です。
ダウンロード: RegNav
作者: hb860( WinAeroの人)
詳細解説ページ: How to jump to the desired registry key with one click
対応OS: Windows 10 / 8.1 / 7 / Vista / XP
特徴
- 10行ほどのとてもシンプルなスクリプトです。
- レジストリキーをクリップボードにコピーした状態で実行すると、目的のキーが開いた状態で regedit が起動します。
- 先日紹介した「RegistryOwnershipEx」と同じ作者のプログラムです。
ダウンロード場所
ダウンロードリンクは少し分かりにくい位置にあります。
▲クリックで拡大
2017年2月現在のキャプチャです。
ダウンロードリンクは画面右側にあります。
利用前の準備
「RegNav」は、ダウンロードした直後は作動しないようになっています。
以下手順で起動できるようにします。
- ダウンロードしたファイルを解凍する。
- メモ帳などで「regnav.vbs」を開く
- 以下の編集を行う
▲クリックで拡大
- 「' 」で始まる2行
「' Created by Sergey Tkachenko」
「' (c) http://winaero.com/」
を削除します。
- 「' 」で始まる2行
- 編集が終わったらそのまま保存します
RegNavの使い方
準備ができたあとは、開きたいレジストリのキーをコピーして「regnav.vbs」をダブルクリックすればOKです。
実行例
Windows 10 バージョン1607にて実行してみました。
HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Control
上記のようなレジストリキーをコピーし、「regnav.vbs」をダブルクリックしてみます。
まずは UAC が反応します。
▲クリックで拡大
このUACは、RegNav に対してではなく、レジストリエディタでPCに変更を加える許可が必要なために作動しています。
「はい」を押すと以下のようになります。
▲クリックで拡大
目的のキーが開いた状態のレジストリエディタが起動しました。
シンプルですが、これは便利ですね。
余談
Windows 10の時期リリース候補には、「レジストリエディタ に アドレスバーを表示する機能」が追加されています。
【朗報】Microsoft、Windows 10の最新ビルドでレジストリエディタにアドレスバーを追加
こういうツールのお世話にならなくても済むバージョンがもうすぐ登場しそうです。