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2020.06.19: Win 8.1 / 10 v2004 にも印刷できない不具合に対する修正パッチが公開された
2020.06.19: Win 8.1 / 10 v2004 にも印刷できない不具合に対する修正パッチが公開された
2020.06.17: 印刷できない不具合に対する修正パッチが公開された
2020.06.14: Win 8.1、10 に既知の不具合追記
2020.06.10: 18時、小さな補足や修正など (たいしたものではない)
2020.06.10: 初出
2020年6月の Windows Update メモページ。
「作っておかないと自分が困る」という事態が発生するため、個人的に必要が生じた際に、必要最低限のレベルで作成を続けています。
まえおき
- 以前のような更新頻度と更新スタイルは期待しないでください。時間に余裕のある時に限り作成・更新する、という感じです。
- 各更新プログラムの概要リンクは英語ページに飛ぶように設定しています。
ページ内リンク
今月分のメモ
- 5月28日、Windows 10 バージョン2004 が一般リリースされた。
- 6月5日、Chromium 版 Edge も 更新プログラムとして配信されるようになった
※手元の環境ではまだ - 今月配信分については、手元のPC環境では Windows 10 / 8.1 いずれも今のところ問題ないように見える。
→ 6/14、いくつかの不具合を追記掲載。 - (6/17、6/18追記) 印刷できない不具合に対し、修正パッチが公開された
先月から継続して掲載するメモ
- 一部の Windows 10 v1909 / v1903 にてネット接続に問題が発生する。
※今年2月から発生、Microsoft の KB 情報ページには 5月から掲載されている。 - 新型コロナウィルスの影響で、2020年5月から、サポートされているすべての Windows にて、非セキュリティのリリースは一時停止されることになった。
→ 7月から再開の予定。 - Windows 10 v1809 のサポート期間も、2020年6月13日 から 2020年11月11日まで延長された。※ 当サイトにおける Windows 10 v1809 のチェックは、2020年3月で終了
今月の注意事項
6月14日、Microsoftの該当ページに新たな不具合が掲載された。
また、Windows 10 バージョン2004 の注意事項、Chromium 版 Edge についての注意事項も、ここに記載しておく。
6月17日、6月19日追記
- 特定のプリンターが印刷に失敗する問題について、Microsoft から修正パッチが緊急リリースされた。
- Windows 10 v2004
KB4567523 概要/ダウンロード - Windows 10 v1909 / v1903
KB4567512 概要/ダウンロード - Windows 10 v1809
KB4567513 概要/ダウンロード - Windows 10 v1803
KB4567514 概要/ダウンロード - Windows 8.1
KB4567521 概要/ダウンロード
- 6月17日、公開されているのは Windows 10 v1909, 1903, 1809, 1803 の4バージョン。
- 6月19日、Windows 10 v2004 および 8.1 向けのパッチも公開された。
- Windows Update では提供されない。問題の発生したユーザーは、Microsoft Updateカタログ から入手する。
- Windows 10 v2004
6月14日追記分
- 特定のプリンターが印刷に失敗する場合がある
- Windows 8.1、Windows 10 両方で発生
- Microsoftの対応待ち。→ 6/17~19にかけ、修正パッチが公開された。
- 最新の PCL 6ドライバー を利用すれば回避できる、とのユーザー報告もあり。
- 特定のアプリで IME が自動的に漢字またはひらがなに切り替わらない
- Windows 10 v2004 で発生
- 「以前のバージョンの Microsoft IME を使う」をオンにする等、一時的な回避策アリ。
- Microsoftの対応待ち。
- 一部の環境で、Microsoft Officeアプリを開けなくなる
- Windows 10 v1903/1909 で発生
- Avast または AVG をインストールした環境で発生。Avast または AVG のアップデートで対処可能。
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Windows 10 v2004 一般リリース開始
- 2020年5月28日、Windows 10 バージョン2004 が一般リリースされた。
作動確認の取れた環境から、順次 Windows Update でも配信されていく。
- Microsoft が提供する不具合情報ページ
Windows 10, version 2004 and Windows Server, version 2004 - Windows Release Information | Microsoft Docs
主な不具合は、上記ページで確認できる。
- Microsoft が提供する不具合情報ページ
Microsoft Edge の更新
- 6月5日、従来の Microsoft Edge を Chromium 版 Edge に置き換える更新プログラムが公開された。
- 順次配布という形で、全環境への強制配布は行われていない・・・・と思われる。手元の環境では確認できず、また、4月には配信が始まっていたという情報もあり、詳細は不明&未調査。
- 配信対象となる OS: Windows 10 v1803 ~ v2004
KB4541301:v1803、1809
KB4541302:v1903、1909
KB4559309:v1803、1809、1903、1909、2004
※ KB4541301 と KB4541302を置き換えるもの
※ 上記 KB は Microsoft Update Catalog では配布されていない。 - Windows Update 経由で新しい Edge をインストールした場合、アンインストールできないので注意。※ 手動インストールの場合はアンインストール可能
- Windows Update 経由ではなく、手動インストールがお勧め。
→ Chromium 版 Edge のダウンロードページ - サイト内関連
新旧 Microsoft Edge の見分け方と、新 Edge の情報メモ
6月10日配信分 (月例更新)
共通項目
- 全OS共通
Windows 10 バージョン 2004
- KB4557957 概要/ダウンロード
2020-06 Windows 10 v2004 の累積更新プログラム
- 注意: この更新プログラムを適用する前に、最新のサービススタック更新プログラム(KB4560366)を適用することを推奨 (Windows Updateを使用している場合は自動で提供される)
- 発生する問題:
- 特定のプリンターが印刷に失敗する場合がある
- 特定のアプリで IME が自動的に漢字またはひらがなに切り替わらない
- ImeModeプロパティを使用していると発生。
※一部のアプリでは、ImeModeプロパティを使用して、個々のテキスト入力フィールドの入力方式エディター(IME)モードを制御し、入力効率を高めている。 - 回避策
- 手動で入力モードを切り替える、もしくは
- 「日本語 IME の設定」>「全般」を開く
「以前のバージョンの Microsoft IME を使う」をオンにする
※一時的な回避策。この設定を長期間使用することは非推奨 - Windows 10バージョン2004で、ImeModeプロパティを使用して個々のテキスト入力フィールドのIMEモードを制御する際に問題が発生する可能性があります
- 今後のリリースでアップデートを提供する予定
- ImeModeプロパティを使用していると発生。
- 特定のプリンターが印刷に失敗する場合がある
- 追記メモ:
Windows 10 バージョン 1909 / 1903 共通
バージョン1909 と 1903 は 配信される ロールアップの KB番号 が同じ。
※ Microsoft Update カタログからダウンロードする場合 1903 と 1909 は別物なので注意。
- KB4560960 概要/ダウンロード
2020-06 Windows 10 v1909 / v1903 の累積更新プログラム
- 注意: この更新プログラムを適用する前に、最新のサービススタック更新プログラム(KB4552152)を適用することを推奨 (Windows Updateを使用している場合は自動で提供される)
- 発生する問題:
- 特定のプリンターが印刷に失敗する場合がある
- 一部の環境で、Microsoft Officeアプリを開けなくなる
- 例えば、「c:\program files\microsoft office\root\office16\winword.exe が見つかりません。名前を正しく入力しかたどうかを確認してから、やり直してください」などのメッセージが出る。
- Avast または AVG を使用している環境で発生。
特定のバージョンの Avast または AVG アプリケーションを搭載したデバイスにのみが影響を受ける。 - 解決策
Avast および AVG は、アップデートを公開した。
アップデートで対処可能。
- インターネットにアクセスできない場合がある
- 今年2月から発生、Microsoft の KB 情報ページには 5月から掲載されているもの。
- ワイヤレスワイドエリアネットワーク(WWAN)LTEモデムを搭載したWindows 10デバイスで発生する
- ただし、通知領域のネットワーク接続ステータスインジケーター(NCSI)は、インターネットに接続していることを示している
- 今後のリリースでアップデートを提供する予定
- 特定のプリンターが印刷に失敗する場合がある
- KB4497165 概要/ダウンロード
2020-01 Windows 10 v1903 更新プログラム
- Intel microcode のアップデート。再配信。
2020年1月以降、更新されていないように見える。
しかし、手元のPCでは、v1909 / v1903 いずれもこれが再配布された。
- Intel microcode のアップデート。再配信。
Windows 7
今月もMSEの更新プログラムは配信されていた。
- KB2310138 概要/ダウンロード
Microsoft Security Essentials のセキュリティ インテリジェンス更新プログラム - ※「Windows 7 有償サポート延長プログラム」に加入した環境には、最新の更新プログラムが配布されるが、ここでは割愛する。
Windows 8.1
- KB4561666 概要/ダウンロード
2020-06 Windows 8.1 向け マンスリー品質ロールアップ- 注意: この更新プログラムを適用するには、最新のサービススタック更新プログラム(KB4562253)を事前にインストールしておくことが推奨されている。 (Windows Updateで「更新プログラムを自動的にインストールする(推奨)」を選択している場合は自動で提供される)
- 既知の問題など
- 特定のプリンターが印刷に失敗する場合がある
- クラスター共有ボリューム(CSV)上のファイル操作で「STATUS_BAD_IMPERSONATION_LEVEL(0xC00000A5)」エラーが発生する場合がある。
- 管理者権限を持たないプロセスからCSV所有者ノードで操作を実行すると発生。
- ファイルまたはフォルダーに対して実行する特定の操作 (名前の変更など)で発生。
- 回避方法
・管理者権限を持つプロセスから操作
・CSVの所有権を持たないノードからの操作 - 今後のリリースでアップデートを提供する予定
- 特定のプリンターが印刷に失敗する場合がある
Windows Update に失敗する場合 (サイト内関連)
今月分では、今月分固有の問題はほぼ発生していないものと思われる。
Windows Update が失敗を繰り返したり、何か問題が発生する場合、まずは以下のような一般的な対処方法を試してみる。
- Windows Update のエラーコード別対処方法
- Windows updateができない・失敗をくりかえす時の一般的な対処方法
- Windows Updateが終わらない問題の対処方法 (2018年版)
- コマンドプロンプトで修正する (Windows10では非推奨)
- Windows update後に起動しない、再起動ループする
Windows 7 の場合 / Windows 10、8.1 の場合