動画にコマ送りのような効果を付けたい時は「ポスタリゼーション時間」を使う。
今までこんな単純なコトを知らなくて、「フレームレートを落とした動画」をあらかじめ作成&出力しておいて、それを改めてタイムライン上に乗せる・・・・という面倒くさい方法で処理していました。忘れないようにメモです。
After Effects のポスタリゼーション時間
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「エフェクト」>「時間」の中に「ポスタリゼーション時間」がある。
Premiere Pro のポスタリゼーション時間
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「エフェクト」>「ビデオエフェクト」>「時間」の中に「ポスタリゼーション時間」がある。
個人的Tips: コマ送り動画が効果的なケース
せっかくなので、この効果の「個人的に好きな使い方」を紹介。
「動画を早送りしたい」という局面でフレームレートを落とすといい感じの映像が作れます。
- ダイジェストムービーや30秒程度の短い映像を作る場合など、映像を2倍速~3倍速に早める必要性が出てしまうケースがある。この場合、フレームレートが24~60fpsのままではどうしても映像が忙しくなってしまう。
- こんな時、映像を早送りした状態で 2~3 fps程度までフレームレートを落とすと結構 見やすい映像になる。
- あと、1.2~2倍ほどに映像を早送りにして、フレームレートを8~15fps程度に落とすと昔の無声映画時代のような雰囲気が出る。
※ ただし映像を早送りにすると「ポスタリゼーション時間」のフレームレートも早くなるので注意。