Premiere Pro CC のキャッシュの場所をメモしたページです。
動画や音声ファイルの読み込みで異常が発生した場合など、Premiere Proでトラブルが発生した際に以下フォルダ内のファイルを削除する事で問題が解決する場合があります。
はじめに注意
トラブル発生時、キャッシュの削除はかなり有効な手段だが、大量 (または長時間) のメディアファイルを使用していた場合、キャッシュの再作成には非常に長い時間がかかる。また、問題によってはキャッシュの削除では解決しない場合もある。
キャッシュの削除にはそれなりの覚悟が必要。
キャッシュの場所1
Premiere Pro CCを起動し「編集」>「環境設定」>「メディアキャッシュ」を開く
▲クリックで拡大
Premiere Pro CCのキャッシュフォルダの場所は、上記で確認 or 変更できる。
動画や音声ファイルに異常が発生している時は、まずこのフォルダ内のキャッシュファイルを削除してみる。
トラブルが軽症であれば、大抵の場合これだけでなんとかなる。
キャッシュの場所2
- %APPDATA%\Adobe\Common\
(C:\Users\<ユーザー名>\AppData\Roaming\Adobe\Common\)
「キャッシュの場所1」の削除だけでは問題が解決しなかった場合、上記フォルダ内のファイルも削除してみる。
その他1
▲クリックで拡大
「ファイル」>「プロジェクト設定」や「シーケンス設定」の変更でも、一部のキャッシュ (というかプレビューデータ) はクリアされる。
経験上 効果は薄いが、とりあえずこれも試してみる。
その他2
「キャッシュの場所1」、「キャッシュの場所2」以外にも、Adobeはドコかにキャッシュもしくはファイルテーブルを持っていると思われる。
これらのキャッシュフォルダ内を空にしても問題が解決しない場合でも、「動画・音声ファイルそのものの保存場所」を変更する (フォルダのリネームまたはファイルの移動する) だけでも問題が解決する場合が多々ある。また、別ストレージへの移動が効果的。
その他3
ストレージに予期せぬエラーが発生しているケースもある。
「chkdsk /f」で「エラーなし」と表示され特に問題が発生していないと思われる場合でも、「chkdsk /r」を行うと何かしらのファイルが修正され Premiere Pro CCのファイル読み込みが正常化するケースが何度か発生している。
こういう問題が起きるのは手元のPCではAdobe 製品だけだ。
何が起きているのだろう・・・・?
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