今まで河岸の火事だった「Windows7が勝手に電源ONになる」、「起動する」、「勝手にスリープ解除になる」などの問題が、ウチの環境でも発生するようになったので覚書き
Windows7が勝手にスリープ解除のページ一覧
このページの内容は以下の様な流れになった1ページ目です。
- Windows7が勝手にスリープから復旧・起動する問題1(一般的なお話)(このページ)
- Windows7が勝手にスリープから復帰・起動する問題2:TvRockが原因編
- Windows7の勝手にスリープから復旧・起動する問題3(解決糸口の探り方)
普通の方はこのページだけ参照すれば大丈夫。なかなか解決しない人は3ページ目を読んで見ましょう。TvRockに心当たりがある方は2ページ目を読んでみて下さい。
以下本文
犯人はおおむね「タスクスケジューラー」
Windows7が勝手にスリープ状態から起動してしまうのは、タスクスケジューラに登録されたタスクの中の、「タスクを実行するためにスリープを解除する」がオンになっている場合が殆ど。
▲クリックで拡大
登録されたタスク内で心当たりを探し、「タスクを実行するためにスリープを解除する」をオフにしてやれば、殆どの場合勝手に電源が入る問題は解決します。
詳細なやり方は以下で。
Windows Media Centerが原因の場合が多い
地デジ対応PCを購入していた場合などは、番組情報取得の為にWindows MediaCenterが一定期間ごとにタスクを実行するよう設定されている場合が殆ど。
- 「スタート」≫「管理ツール」≫「タスクスケジューラ」を起動
- 左ペインのフォルダを移動する
「タスクスケジューラ」≫「Microsoft」≫「Windows」≫「Media Center」 - 中央ペインから「mcupdate_Scheduled」を探し、ダブルクリック
その他の原因(ウチの場合)
別に地デジ対応PC買った訳でもないし、Windows MediaCenterにも心当たりが全く無いって方は、自力でそれらしきスケジューラを探すしかない。
▲まずは「タスクスケジューラ ライブラリ」フォルダを確認。
ウチのPCの場合、昼の12時か13時に起動する事が多いので、犯人はGlary Utilitiesっぽい事が分かる。とりあえずこれは必要ないので無効にする。
▲あと、Sqm_Uploadというスケジュールも犯人っぽいので。実行条件を低くする。
Sqm_Uploadのタスク説明には、
This task uploads Customer Experience Improvement
Program (CEIP) data for Portable Devices
とあり、ポータブルデバイスの品質改善の為のデータ送信用スケジュールのようです。
こんなのの為に毎日勝手にスリープ解除してたのか('Α`)
▲いらないと思った場合、「スケジュール丸ごと無効にする」なんてのも可能です。
(セキュリティ関連のタスクの場合、「無効」にするのは推奨しません。)