Alt+Tab TunerはWindowsのフリップ機能(アプリケーションを素早く切り替える機能)の表示をカスタマイズするツール。サムネイルを拡大し、視認性を良くしてくれます。
Windows Vista/7専用のフリーソフト。

ALT+TAB Tuner
▲クリックで拡大

Alt+Tab Tunerはとてもシンプルなカスタマイズツールです。ちなみにロシア製。

ダウンロード

Download Alt+Tab Tuner 1.0.1 Free

インストール

Alt+Tab Tunerはインストールの必要なし。解凍して得られたalttabtuner.exeをダブルクリックするだけで起動します。
ロシア製のツールで、添付のReadMeは英語とロシア語で記述されています。後半が文字化けして読めない場合が多いですが、気にしなくてOK。英語文と同じ内容が記述してあるだけ。

アンインストールも、実行ファイルおよびそのフォルダを削除するだけで済みます。

使い方解説の前に

Alt+Tab Tunerの使い方を解説する前に、Windows7/Vista標準のフリップ機能について解説

Windowsのフリップ機能:ALT+TABとWin+TAB

Vista以降、Windowsには2つのフリップ機能が用意されている。
Altキー+Tabキーと、Winキー+Tabキー。
どちらもアプリケーションの切り替えを素早く行う為のショートカット機能。

Windows7初期状態でAlt+Tabを使うと、下図のような切り替え画面が表示される
alt+tab
▲起動しているアプリケーション一覧。
最前面に出したいアプリをクリック、またはTABキーを何度も押すことで選択。

Aeroを利用したWindowsフリップ 3Dは、Winキー+Tab
Win+Tab
▲こちらも最前面に出したいアプリをクリック、またはTABキーを何度も押すことで選択。

テキストベースのアプリを多用している場合はAltキー+Tabキーが、
グラフィカルなアプリを多用している場合はWinキー+Tabキーを利用するのが便利です。

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Alt+Tab Tunerの使い方

alttabtuner.exeをダブルクリックして起動

Alt+Tab Tuner

Margins、Thumbs Grid、Spacing等々、各項目を好きに調整して「Apply」をクリックすればOK

  • (1)Margins
    マージン
    通常のWindowsフリップの上下左右のマージン幅が変更される。
  • (2)Thumbs Grid
    サムネイルを並べる数を設定。サムネが大きすぎると画面からはみ出しちゃうので手動で設定する必要がある。(当方で設定有効にならず)
  • (3)Spacing
    スペース
    サムネイル間の隙間を調整。
  • (4)Icon Shift & Size
    アイコン
    プレビューに付いているアプリケーションアイコンの大きさを変更
  • (5)Thumbs Size
    サムネイルサイズ
    サムネイルのサイズ変更。テキストファイルも目視で確認出来るまで拡大できます。
    でも大きくしすぎると画面からはみ出る。(2)Thumbs Gridで調整できるはずだけど。。。ウチの環境じゃ有効にならない><
  • (6)Fade&Transparency
    フェードイン・アウトの速度調整、透明度調整。当方で効果なし(デスクトップのエアロ設定でOFFにしていると有効にならない)
  • (7)Old Style Alt+Tab
    Windows XP風のオールドスタイルにする
  • (8)Autorestart Explorer
    起動時にAlt+Tab Tunerの設定を有効に

あとがき

私はテキストベース主体のアプリケーションを多く開いたり、メモ帳(秀丸)を複数開いたりする事が多いので、サムネイルがもう少し大きければ・・・と思うことがしばしば。
Alt+Tab Tunerを使い、サムネを大きくすると複数のメモ帳から目的の起動ファイルを一発で見つけるレベルまで拡大可能なので便利。

ただし、現状ウチの環境では画面からはみ出る。。。Thumbs Gridが効きません。
今のままだと使うメリットは殆ど無いけれど、いずれお世話になりそうなフリーソフトです。