以前にも扱ったエントリーです。
PCを起動する度に毎回ディスクチェックが起動してしまう場合の対処法

Windows7(64bit)マシンにて、またまた起動・再起動する度にディスクチェックが行われるようになってしまい、前回とは違う方法で対処したのでメモ。

ちなみに対処したと言うより、過剰なシステムメンテナンスが仇になっていました(^_^;

犯人はCCleaner

CCleanerはフリーのWindowsのシステムメンテナンスツールです。
大変使い勝手が良く、これまでシステムに不具合が起きた事が一度も無いので、数年間愛用しているツールです。
ブログ内でのCCleaner解説ページ

このCCleanerの以下項目で、以下
CCleaner
▲「CHKDSKコマンドのフラグメント」、「ウィンドウズのログファイル」、「ウィンドウズエラー報告」
この辺りにチェックが入っていると、HDDチェックのダーティビットのクリアが上手く行かない事があるかも?です。

この現象が発生した環境:
Windows7 Professional(x64)
CCleaner Ver.2.25.1025

今までこんな事起きなかったので、OSとCCleanerのバージョンの相性というか、たまたまかもしれません。

Windows起動時のCHKDSK

Windowsは起動時、HDDに「ダーティビット」なるフラグを立て、OSを正常にシャットダウンする際にこの「ダーティビット」をクリアします。
つまり、正常にOSを終了しなかった場合(電源ボタンを直接押して終了させたとか、ブルースクリーンになったとか)は、次回起動時に「ダーティビットが残っているのでHDDのチェックが行われる」ことになります。

CCleanerがダーティビットを消しちゃうなんてあり得ないけど、「ダーティビット発見>CHKDSK」の痕跡を消しちゃった為に毎回CHKDSKが発生していたかもしれません。

ちなみに、この症状からの通常の回復方法
8倍速対応 | 起動時に毎回chkdsk(チェックディスク)が勝手に実行されるのを止める
▲とまとブログ8倍速対応さんのこのページが分かり易いです。

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過剰なシステムメンテナンスが仇に

今回の場合、「再起動>CHKDSK」が発生してから、様々なシステムチェックツールを総動員させてWindowsに異常が無いかチェック。でも異常なし>再起動>再びCHKDSK発生を繰り返していました。。。。

つまり起動させるたびにCCleanerも作動させ、CHKDSKの痕跡を消していたっぽい(^_^;

システムチェックを一切行わず再起動>CHKDSK発生せず。
あれ?なんで?>犯人探し>CCleanerを使わなかったらCHKDSK発生しない事を突き止める>CCleanerの「CHKDSKコマンドのフラグメント」、「ウィンドウズのログファイル」、「ウィンドウズエラー報告」あたりの項目が怪しい所まで発見。

で、このページを書く事にした次第です。

CCleaner

とりあえず起動のたびにCHKDSKが発生する場合には、CCleanerを多用してはダメです。
少なくとも上記チェックはオフにして作動させてみること。

おまけ:Windows7/VistaのCHKDSKのログ確認

Windows7/Vistaで(再起動時の)CHKDSKのログを確認するには、以下の方法を取ります。

「スタート」>「管理ツール」>「イベントビューワー」を起動

Wininit
▲そして「Windowsログ」>「アプリケーション」を右クリックし、「Wininit」を検索。

上記で表示されたログをダブルクリックすることで、CHKDSKログの閲覧が可能です