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2022.06.17: 「モバイルホットスポットを使用するとインターネット接続ができない」追記
2022.06.17: 「モバイルホットスポットを使用するとインターネット接続ができない」追記
2022.06.15: 初出
2022年6月の Windows Update メモページ。
「作っておかないと自分が困る」という事態が発生するため、個人的に必要が生じた際に、必要最低限のレベルで作成を続けています。
まえおき
- 以前のような更新頻度と更新スタイルは期待しないでください。時間に余裕のある時に限り作成・更新する、という感じです。
- 各更新プログラムの概要リンクは英語ページに飛ぶように設定しています。
ページ内リンク
今月の注意事項
Windows 11 および 10 20H2 / 21H1 不具合情報
Windows 11、10 をメジャーアップデートする際は、以下のような情報ページに目を通し、自分の環境で大きな問題が発生しないか、対処方法はあるのか、などをチェックする。
- Windows 11 known issues and notifications | Microsoft Docs
- Windows 10 21H2 Known issues and notifications | Microsoft Docs
モバイルホットスポットを使用するとインターネット接続ができない
- Windows 11 | Wi-Fiホットスポットを使用するとインターネット接続できない
- 6月15日の更新を適用し、モバイルホットスポット (Wi-Fiホットスポット、インターネット接続の共有) を利用すると、ホストデバイスのインターネット接続が失われる。
(接続した子機側はインターネット利用できる) - モバイル ホットスポット機能を無効にすれば、ホスト側のインターネットは復活する。
- Windows 11、10、8.1、7(有償サポート延長プログラム) すべてのOSで発生。
- 6月15日の更新を適用し、モバイルホットスポット (Wi-Fiホットスポット、インターネット接続の共有) を利用すると、ホストデバイスのインターネット接続が失われる。
Windows 10 の IE11、終了
- マイクロソフトがブラウザ「IE11」のサポートを終了、新ブラウザ「Microsoft Edge」が起動 | Web担当者Forum
- 米国マイクロソフトは、ウェブブラウサ「Internet Explorer(IE)11」のサポートを6月16日(日本時間)に終了する。
同日以降に順次、IE11を起動しようとすると、新ブラウザ「Microsoft Edge」が起動するよう変更される。そのため、IEのみで動作するコンテンツが閲覧できなくなる。ただ、Edgeに搭載する「IEモード」で閲覧は可能。同モードは2029年まではサポートされる。
- 米国マイクロソフトは、ウェブブラウサ「Internet Explorer(IE)11」のサポートを6月16日(日本時間)に終了する。
- Internet Explorer は Microsoft Edge へ – Windows 10 の Internet Explorer 11 デスクトップアプリは 2022 年 6 月 15 日にサポート終了 - Windows Blog for Japan
- Internet Explorer 11 デスクトップ アプリケーションのサポート終了 – 発表に関連する FAQ のアップデート - Windows Blog for Japan
トレンドマイクロの法人向け製品で問題発生
- サポート情報 Windows 11(KB5014019) / Windows Server 2022(KB5013944) で確認された問題について: トレンドマイクロ
- Q&A Windows 11(KB5014019) / Windows Server 2022(KB5013944) で確認された問題について | Trend Micro Business Support
- UPDATED ADVISORY: Trend Micro Endpoint Issue with Microsoft Window 11 (KB5014019) Windows 11 and Server 2022 (KB5013944) Patches (May 2022)
- Windows 11とトレンドマイクロ製品に互換性問題 ~「KB5014019」適用環境で発生 - 窓の杜
ウイルスバスター ビジネスセキュリティ 10.0など、トレンドマイクロの法人向け製品で問題発生する。修正予定は6月中旬~7月。
今月分のメモ
- 当方、更新そのものはスムーズにできた。
多くの環境に悪影響を与えるような問題は発生しないと思われる。
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6月15日配信分 (月例更新)
共通項目(配布される更新プログラム)
- 全OS共通
- 悪意のあるソフトウェアの削除ツール
KB890830 今月はあり
- 悪意のあるソフトウェアの削除ツール
Windows 11
- KB5014697 概要/ダウンロード
2022-06 Windows 11 の累積更新プログラム
- 発生する問題
- モバイルホットスポットを使用するとインターネット接続ができない
-
このページの上部「今月の注意事項」を参照。
6月15日の更新を適用し、モバイルホットスポットを利用すると、ホストデバイスのインターネット接続が失われる。
接続した子機側はインターネット利用できる。モバイル ホットスポット機能を無効にすれば、ホスト側のインターネットは復活する。
-
このページの上部「今月の注意事項」を参照。
- 一部の.NET Framework 3.5アプリが正常作動しない
- Windows Communication Foundation(WCF)やWindows Workflow(WWF)コンポーネントなど、特定のオプションコンポーネントを使用していると発生
- トレンドマイクロの法人向け製品で問題発生
- このページの上部「今月の注意事項」のリンク先を参照。
ウイルスバスター ビジネスセキュリティ 10.0など、トレンドマイクロの法人向け製品で問題発生する。修正予定は6月中旬~7月。
※ 修正するのはトレンドマイクロ。Microsoft 側からパッチは提供されない。
- このページの上部「今月の注意事項」のリンク先を参照。
- モバイルホットスポットを使用するとインターネット接続ができない
- 発生する問題
Windows 10 バージョン 20H2 / 21H1 共通
- KB5014699 概要/ダウンロード
2022-06 Windows 10 v2004 / 20H2 / 21H1 の累積更新プログラム
- オフラインOSイメージサービスの場合、更新には以下のいずれかが必要になる
- 2022年3月22日(KB5011543)以降のLCU
- または 2022年5月10日SSU(KB5014032 )
- WSUS、Microsoft Updateカタログの場合
この更新プログラムを適用する前に、最新のサービススタック更新プログラム(KB5003173)を適用することが推奨される (Windows Updateを使用している場合は自動で提供される)
- WSUS や Microsoft Update カタログからスタンドアロンパッケージで更新プログラムを適用する場合の条件は以下
- 2021年 5月11日 リリースの KB5003173 がインストールされていればOK
- KB5003173 がインストールされていない場合
8月10日 リリースの KB5005260 をあらかじめインストールしておく必要がある。
- WSUS や Microsoft Update カタログからスタンドアロンパッケージで更新プログラムを適用する場合の条件は以下
- 発生する問題:
- モバイルホットスポットを使用するとインターネット接続ができない
-
このページの上部「今月の注意事項」を参照。
6月15日の更新を適用し、モバイルホットスポットを利用すると、ホストデバイスのインターネット接続が失われる。
接続した子機側はインターネット利用できる。モバイル ホットスポット機能を無効にすれば、ホスト側のインターネットは復活する。
-
このページの上部「今月の注意事項」を参照。
- Snip&Sketchアプリがスクリーンショットのキャプチャに失敗する、キーボードショートカット(Windowsキー+ Shift + S)で開く事ができない
- KB5010342(2022年2月8日)以降の更新で発生
現在調査中とのこと
- KB5010342(2022年2月8日)以降の更新で発生
- ※先月より引き続き発生
「PSFX_E_MATCHING_BINARY_MISSING」というエラーが出て更新プログラムをインストールでない。
- 一部環境で発生。2021年6月21日リリースの KB5003690 をインストールした環境で発生する。
- 回避策
KB5005322 - Some devices cannot install new updates after installing KB5003690 (June 21, 2021)
上リンク先のざっくりした内容↓
- 問題の修正には、インプレースアップグレードが必要。
- 何もしなくても、しばらく放っておくと自動的にインプレースアップグレードがはじまる。
- リンク先の手順に従い、自分でインプレースアップグレードを行うことも可能。(すぐにアップグレードが始まるわけではない。最大 48時間待つ必要がある。)
- ※先月より引き続き発生
Legacy版 Microsoft Edge が削除される可能性がある
- カスタムオフラインメディアまたはカスタムISOイメージから作成されたWindowsインストールを備えたデバイスの一部で発生
- 2021年3月29日以降にリリースされたスタンドアロンサービススタックアップデート(SSU)を最初にインストールせずに、このアップデートをイメージにスリップストリームすることによってカスタムオフラインメディアまたはISOイメージが作成された場合にのみ発生
- LCUをスリップストリームする前に、2021年3月29日以降にリリースされたSSUをカスタムオフラインメディアまたはISOイメージに最初にスリップストリームすれば発生しない
- モバイルホットスポットを使用するとインターネット接続ができない
- オフラインOSイメージサービスの場合、更新には以下のいずれかが必要になる
- KB5013887 概要/ダウンロード
2022-06 .NET Framework 3.5 および 4.8 の累積的な更新プログラム
- チェックせず
Windows 7
MSEの更新プログラム配信あり。
悪意(KB890830)配信あり。
- KB2310138 概要/ダウンロード
Microsoft Security Essentials のセキュリティ インテリジェンス更新プログラム - ※「Windows 7 有償サポート延長プログラム」に加入した環境には、最新の更新プログラムが配布されるが、ここでは割愛する。
Windows 8.1
- KB5014738 概要/ダウンロード
2022-06Windows 8.1 向け マンスリー品質ロールアップ- 注意: この更新プログラムを適用するには、最新のサービススタック更新プログラム(KB5012672)を事前にインストールしておくことが推奨されている。 (Windows Updateで「更新プログラムを自動的にインストールする(推奨)」を選択している場合は自動で提供される)
- 既知の問題など
- モバイルホットスポットを使用するとインターネット接続ができない
-
このページの上部「今月の注意事項」を参照。
6月15日の更新を適用し、モバイルホットスポットを利用すると、ホストデバイスのインターネット接続が失われる。
接続した子機側はインターネット利用できる。モバイル ホットスポット機能を無効にすれば、ホスト側のインターネットは復活する。
-
このページの上部「今月の注意事項」を参照。
- ※先月より引き続き発生
クラスター共有ボリューム(CSV)上のファイル操作で「STATUS_BAD_IMPERSONATION_LEVEL(0xC00000A5)」エラーが発生する場合がある。
- 管理者権限を持たないプロセスからCSV所有者ノードで操作を実行すると発生。
- ファイルまたはフォルダーに対して実行する特定の操作 (名前の変更など)で発生。
- 回避方法
・管理者権限を持つプロセスから操作
・CSVの所有権を持たないノードからの操作 - 今後のリリースでアップデートを提供する予定
- モバイルホットスポットを使用するとインターネット接続ができない
- KB5013872 概要/ダウンロード
2022-06 Windows 8.1 用 .NET Framework 3.5、4.5.2、4.6、4.6.1、4.6.2、4.7、4.7.1、4.7.2、4.8 のセキュリティおよび品質ロールアップ
- チェックせず。
Windows Update に失敗する場合 (サイト内関連)
今月固有の問題はほぼ発生していないものと思われる。Windows Update が失敗を繰り返したり、何か問題が発生する場合、まずは以下のような一般的な対処方法を試してみる。
- Windows Update のエラーコード別対処方法
- Windows updateができない・失敗をくりかえす時の一般的な対処方法
- Windows Updateが終わらない問題の対処方法 (2018年版)
- コマンドプロンプトで修正する (Windows10では非推奨)
- Windows update後に起動しない、再起動ループする
Windows 7 の場合 / Windows 10、8.1 の場合
先月から引き続き掲載する項目
以下、先月更新より、重要なものをピックアップし、今月も再掲載する。
- ※ 2020年7月より引き続き掲載
セキュリティ上の脆弱性のため、すべてのWindows UpdateでRemoteFX vGPU 機能が無効になる。(参考リンク:KB4570006)
- RemoteFX vGPUが有効になっている仮想マシン (VM) は起動失敗する
- ※ 2020年8月より引き続き掲載
Microsoft Defender Antivirus は手動で無効化できなくなった- 「Microsoft Defender Antivirus」を無効化するレジストリは非推奨、アップデートで削除へ - 窓の杜
サードパーティーソフトを検知すると自身を自動で無効化する仕組みになっている部分はそのまま。レジストリキー「DisableAntiSpySware」が削除された
- 「Microsoft Defender Antivirus」を無効化するレジストリは非推奨、アップデートで削除へ - 窓の杜
- ※ 2020年10月より引き続き掲載
一部ドライバーのインストールでエラーが出るようになった。
- Windows 8.1/10 共通:ドライバーの署名検証が厳格になったため、不適切なフォーマットのドライバーをインストールするとエラーが表示されるようになった。(つまり不具合ではなく、ドライバーベンダー側のミスに対し厳格になった)