2015年9月にWindows Updateで配信された、KB3083324に関する情報をまとめたページです。
このページに書かれた情報は、当初 2015年9月のWindows Updateに関する不具合&トラブル情報に記載していた内容です。しかし、
- かなり情報が多くなったこと、
- 正常にWindows Updateが行われた場合 特に問題はなさそうなこと
- 気になる所や注意したい点が色々とあること
などを理由に該当ページから削除し、新たに このページを設けてメモを残しています。
ページ新設時のまえおきおわり。以下本文
当初、「Windows7が正常に更新出来ない犯人」として、私は KB3083324 が原因ではないか?と考えていました。
しかし「Windows Updateを途中で中止する」等の操作をしない限り、KB3083324 は正常にインストールできており、その後は問題なさそうです。
KB3083324について
KB3083324は、Windows7 SP1用の更新パッチ。
(Windows8.1の場合KB3083325がこれに相当。)
9月9日の定例アップデートではなく、9月4日に配信された更新プログラムの (一度ひっこめた後の) 再リリースという扱いのようです。
- Microsoftの資料ページ
- メモリ管理や、svchost.exe (netsvcs)(wuauserv)などの挙動を制御する更新プログラム。
- 最初はオプション扱いで登場したが、9月6日頃には一度引っ込められた。
- 引っ込める前に 一部PCで問題があった模様
参考URL: KB3083324 : 新おじさんたち
上リンクは KB3083324 適用後にメモリ関連のエラーが発生した例。 - 大部分のPCでは問題なかったと思われる。
- 9月6日までの情報と、9月9日以降の情報を同じものと考えて情報収集すると混乱するので注意!
- 引っ込める前に 一部PCで問題があった模様
- 9月9日に「重要」扱いで再びWindows Updateに登場する。
- 今の所、ネット上で大きな問題は観測されていない。
- しかし私のPC環境では
「Windows Updateを途中でキャンセルする」、
「Windows Updateを強制的に終了させる」、
「Windows Update中にブラウジングを行う」
などの行為を行うと、KB3083324のインストールに失敗した。そしてその後、Update失敗のゴミがPC内に残り、Windows Updateが正常に実行できなくなった。 - ※コンポーネントのリセットを行ったため、Windows Updateのログは消失。そのためスクリーンショットの掲載は不可能。
KB3083324のインストールで失敗を繰り返す場合
2015年9月のWindows Updateは、更新に失敗すると KB3083324 がインストール出来なくなる場合があります。
この問題は、Windows Update のコンポーネントをリセットすることで解消できます。
※Windows Updateコンポーネントをリセットする場合の注意
- Windows Updateの履歴は全部消えます。
- Windows のライセンスが一時的に外れる場合があります。
- Windows Updateを行えば、ライセンスは認証されます。
Windows8.1の場合
KB3083325がこれに相当します。
ただし、こちらは不具合などは ほぼ発生しない感じで、無問題と捉えて大丈夫と思われます。
過去の更新プログラムとの関連性について
- 更新パッチの差し替え
- KB3083324をインストールせず非表示化すると、以下のKBが復活する
KB3083324に関する、ネット上の情報 (およびその補足)
- 【アプデ】 KB3083324は入れなくても良い? : ニッチなPCゲーマーの環境構築
- 海外情報
Don’t check that box! Windows 7 patch KB 3083324 sneaks in | InfoWorld
- 大雑把に訳すと「KB3083324はインストールしなくても良いじゃん?」という内容。
- 筆者はSoftpediaのライターの様で、私は信頼しても良い情報と判断している。
※ただし公開日は9月4日。KB3083324が不具合を抱えていた頃の情報
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