Premiere Pro CCでいつもとチョットだけ違う作りの動画を作ろうとしたら、お話にならないレベルで Premiere Pro が落ちまくり途方に暮れてしまった・・・・というお話。
問題発生時のWindowsの信頼性モニタのグラフ
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この3日間、Premiere Pro CCが1日10回ペースで不正終了しちゃってます。
オートセーブの間隔は15分間に設定しているのだけれど、、、この最後の15分間でイイ感じに編集できてた時はソコが消えちゃって心底テンションが下がります(^_^;
どんな風に動画を編集していたか
特に変わった編集はしていない。
問題は素材だった。
使った素材
- 4K動画 (GH4撮影/MP4形式)
- AVCHD progressive 動画 (GH3、GH4 / M2TS形式)
- AVCHD Lite 動画 (GH2/GH1 / M2TS形式)
- JPG静止画(GH1/GH2/GH3/GH4撮影4000x3000くらいのサイズ)
3~4分ほどの短い動画だけれど、この3~4年の間に撮影したデータの総集編的なモノ。動画も静止画も大量に登録して作業した。しかもそれらはUSB全部外付けHDDからの読み込み。まあ、この時点で「落ちやすい」の条件はかなり満たしてます(^_^;
どこでエラーが出るか
先の項目で赤字で書いた巨大JPG ファイルの所で良くエラーが出る。
- 動画と静止画の切り替えポイント
- 静止画は「よくあるスライドショー」風にゆっくりズームやパンをする効果を付けている。
- 動画と静止画の切り替えポイントはフェードイン・フェードアウト多用
動画、静止画ともに4000ピクセル級の解像度を扱ったのは今回が初めて。
このくらいのサイズになると、RGBとYV12が混在していると何かしらの処理が追い付かなくなるのか、プレビュー中・動画出力中、共にとても不安定になった。
稀にGPUやサウンドカードも巻き込んで不正終了してしまうらしく、Premiere Proが不正終了した後にPC再起動するまで音が出なくなったり爆音になったり、動画再生時に全面ブロックノイズや全面緑画面現象も発生した。
対策
今回の場合、JPGのサイズを50%くらい縮小またはトリミングしてPSD形式で保存することで対応した。
と言いつつも、最初に示した「信頼性モニタのグラフの画像」の通り、3日間この状態を我慢し、その間 Premiere Proは30~40回落ちた。
「PC再起動すれば直るだろう」とか「ページファイル増やせば直るだろう」とか「メモリ優先モードにすれば・・・・」とか、色々試したが効果無し。
原因は1日目から分かっていたけれど、マジでJPGリサイズ&PSD化するまで解消しないとは思わなかった(^_^;
あとがき
そういや5~6年くらい前までは、当時のPC+当時のIllustratorでAIファイルに巨大JPG貼り付けると、処理が重くなって途方に暮れる事がしばしばあった。
(同じサイズの画像でもPSD化すればサクサク作業できる)
これはPremiere Proでも似たようなコトが起きる、という事なのだろうか?
巨大JPG甘く見てた。
今度似たような編集する時はコレ忘れないようにしておこう。