携帯動画変換君の使い方、改造
動画をMP4へエンコードする際に最も簡単で、しかも上級者になれば改造する事で色々と細かい設定を柔軟に行えるフリーソフト、携帯動画変換君の紹介です。

▲携帯動画変換君
シンプルで味気ないGUIですが、それだけに使い方は超簡単です。
ダウンロード先≫MobileHackerz - [携帯向けに簡単に動画を変換してみよう]
ドラッグ&ドロップ一回で携帯電話、PSP、iPod用に動画エンコードする事が出来、誰でも簡単に扱う事が出来るフリーソフト。しかもエンコードエンジンにFFMpegを使用しているので、画質、音質共になかなか高品質です。
私の場合 音楽ファイルをac3やaacにエンコードする際にも、改造した携帯動画変換君を愛用しています。
携帯動画変換君のインストール
携帯動画変換君を作動させるには、QuickTime for Windows 6.5.2以上、QuickTimeAuthoring、Avisynth 2.5以上がインストールする必要があります。
まずはiTuneとAviSynthをインストールしましょう。
iTuneダウンロード先
AviSynthダウンロード先
どちらもインストールにおかしなクセはありませんので、一般的な手順でインストールしてOKです。ただし、今後AviSynthで様々な動画エンコにチャレンジしたい方は、AviSynthのインストール先フォルダをしっかり覚えておきましょう。
あとは、上記リンクからダウンロードした3GP_Converter034.zipを解凍し、適当なフォルダに突っ込んでしまえば、携帯動画変換君のインストールは完了です。
携帯動画変換君の使い方1 最初の設定
3GP_Converter034.zipを解凍すると、以下のようなファイルが現れます。

▲一番最初に携帯動画変換君を起動する時はSetup.exeをダブルクリックします。

▲変換できる形式の一覧が現れます。
上記の中から、自分の変換したい形式を選び、「設定」ボタンを押します。

▲iPod向け設定を選んだら、上記のようなプロファイルを読み込んで携帯動画変換君が起動しました。
あとは、携帯動画変換君に、エンコードしたい動画をドラッグ&ドロップすれば自動的に目的の動画形式に変換されます。

▲あとは、デスクトップにショートカットを作ってしまえば、いつでも好きな時に携帯動画変換君でエンコード出来るようになります。
変換する動画の形式が決まっていれば「3GP_Converter.exe」を、異なる設定でエンコードする場合が多い方は「Setup.exe」のショートカットを作っておくと便利だと思います。
携帯動画変換君の使い方2 実際にエンコードしてみる

▲まずはプルダウンリストの中から、変換したい動画形式を選びます。
保存場所は初期設定ではデスクトップ上になっていますが、「選択」ボタンで変更することも可能です。
エンコードしたい動画をドラッグ&ドロップします。

▲変換したい動画をドラッグ&ドロップすると、上記の様に自動的に動画エンコードが始まります。プログレスバーが100%まで行けば、エンコードは終了です(動画によっては、100%まで行っても終了しない場合がありますが、その場合は100%まで到達した時間と同じだけ待ってみましょう)

▲エンコードが終了すると、デスクトップ上にエンコードされた動画が現れます。これで携帯やPSPに入れて再生が可能になりました。
携帯動画変換君の使い方3 良く解らないエラーが出る
携帯動画変換君をダウンロードした際に添付されているReadMe.txtを読んでみましょう。
大抵のトラブルは解決できる内容が書いてあります。
携帯動画変換君の使い方4 改造してもっと自由にエンコード
簡単にエンコード出来るのは良いけど、動画のサイズや画質、フレームレートをもっと自由に選択したい、保存場所もデスクトップじゃなく、別の場所に保存したい!
ってな欲望が生まれた場合、iniファイルを書き換えます。
- 保存場所を変えたい
3GP_Converter.iniをメモ帳で開きます。中に保存場所を指定する項目があるので書き換えます。 - 時々発生する音ズレをなんとかしたい
当ブログ内「wmv、flv(YouTube)ファイルの音ズレをなくす 」をごらん下さい - 画質や動画のサイズ、画質、音質を自由に設定したい
FFMpegの知識があれば可能です。
「default_setting」フォルダ内のiniファイルを開き変更、または新たにiniファイルを作成で、自由に画質や音質が設定できます。
冒頭で少し触れた、音楽ファイルをac3に変換する場合、iniファイルの一部を以下の様に書き換えて使用しています。
[ItemX]
Title=myAC3専用48000-320kbps 動画なし
TitleE=myAC3専用48000-320kbps no movie
Command0=""<%AppPath%>\cores\ffmpeg" -y -maxfr 30-i"<%InputFile%>" -title "<%Title%>"-timestamp"<%TimeStamp%>" -bitexact -acodec ac3 -ac 2-ar 48000 -ab 320 -fac3 "<%OutputFile%>.ac3""
[ItemX]のXの部分は任意の数字で。
FFMpegをまだ良く解っていないので、邪魔なパラメータが残っていますが、現行これで不具合は発生していないのでこのまま使用中。詳細は別エントリーでも解説しています ≫AAC、AC3のエンコード - 携帯動画変換君を改造する
画像サイズを自由(元動画と同じサイズ)に、h.264形式、高画質で120fps対応、音声aac64kbpsのMP4動画を作成したい場合はこんな感じにして使用中。
[ItemX]
Title=my大きさ指定なし 最大120fps
TitleE=VGA High quality 120fps
Command0=""<%AppPath%>\cores\ffmpeg" -y -maxfr 120-i"<%InputFile%>" -title "<%Title%>"-timestamp"<%TimeStamp%>" -bitexact -vcodec h264 -coder 1-bufsize 256 -g200 -qscale 20 -acodec aac -ac 2 -ar 48000 -ab 64 -fmp4"<%OutputFile%>.MP4""
FFMpegをもう少し理解できると もっと可能性が見えて来る気もしますが、現状満足しているのでコチラもこのまま使用中(笑)
最後に
私の場合、携帯動画変換君は自由に、高品質にmp4エンコードできるフリーソフトを探している中でたどり着いたソフトです。
「お手軽だけど、自由度が無いなぁ」と最初は見向きもしなかったのですが、そのうちFFMpegにたどり着き、扱いの難しさから携帯動画変換君を改造して使用する方法に落ち着きました。
「FFMpegは難しいけど、それなりに使って高画質エンコードを楽しみたい」
と考えている方にも携帯動画変換君は最適なフリーソフトだと思います。
