2015.12.14: 同ツールをダウンロードできる別URLを追記
2014.11.15: USBメモリを利用する場合の注意点を補足
2014.11.13: 初出
マイクロソフトから、Windows8.1のインストールメディアを作成できるツールが公開されました。
▲ツール配布および手順公開サイト
- 公開されたツールは、インストールUSBメモリ、ISOファイル、どちらも作成可能になっています。
- ダウンロード時にプロダクトキーの確認などはなく、Windows7などからでもダウンロード・実行が可能です。
- 8無印ユーザーも8.1のクリーンインストールが可能になりました。
(8無印のプロダクトキーでもインストール出来る、との事です)
Windows8無印を購入し、8.1にアップデートした後で、8.1をクリーンインストールできるメディアが無いためにリカバリやバックアップなどの運用面で苦労していたユーザーにはかなりの朗報かと思います。
手順紹介およびツール配布ページ(英語)
ダウンロード先は2種類あります
1. Create installation media for Windows 8.1 -Windows Help
2. https://www.microsoft.com/ja-jp/software-download/windows8
ツールをダウンロードして実行して・・・という程度の操作なので、手順紹介、という程のモノでもないですが、以下詳細を解説。
- 必要ツール
Windows Installation Media Creation Tool
(上リンク中段の[Create media]からダウンロード可能)
(直リン) - 使い方
ツールを起動したら言語やOSのバージョンを指定して
▲クリックで拡大 - USB、ISOどちらのメディアを作るか選択するだけ。
▲クリックで拡大 - ISOファイルを選択した場合
▲クリックで拡大
保存先は、このように自分で選択可能です。
保存先を指定したあとは、全自動でダウンロード、メディア化が進みます。 - 暫く待っていると、自動でISOファイルが出来上がります。
▲クリックで拡大
インターネット回線やPCの処理速度によりますが、今回は1時間30分ほどで出来上がりました。
あとは、ライティングソフトを利用してDVD-Rメディアに焼きこめばインストールDVDの完成です。 - 補足&注意
※USBインストールメディアを作る場合は、先に4GB以上のUSBメモリを挿しておく必要があります。
※USBメモリによっては、4GBでは足りない場合があります。
※ストレージとして認識されるUSBメモリにはインストールできません。
参考リンク
- ツールの挙動のくわしい解説 (日本語・2ちゃんねる)
★Windows8.1 Update1をクリーンインストールしたい 408 - 【特報】Windows 8 のプロダクトキーでWindows 8.1 のクリーンインストールが可能になりました!!! - 自作PCの道楽
ISOの作成だけならWindows7評価版からでも可能なようです。
またダウンロードしたWindows8.1は、Windows 8 のプロダクトキーがあればクリーンインストールが可能なようです。
(2014年11月時点)
余談: ツール公開の背景
頂いた情報によれば、元々は「ダウンロード購入した Windows8 を UEFI でインストールした場合、デバイスの認識が出来ない場合があり、その回避策」として公開されたもののようです。
それが今回、Windows8.1の強制アップデートが始まった事で一般公開された・・・と予想されているようです。
参考リンク(UEFIインストールで失敗する例)
- Microsoft ストアでダウンロード (ISO イメージ) して書き込んだ DVD を使用した時に Windows 8 のインストールが起動しない場合があります。
- 価格.com - 『UEFIでインストール出来ません・・・』 マイクロソフト Windows 8 Pro アップグレード版 発売記念プロモーション のクチコミ掲示板
- 一緒に嵌ろうUEFIの罠。 - Windows 8 Proのレビュー | ジグソー
- 単にUEFIの設定を知らない、もしくは間違っているだけだろうと思ってたのですが、、、検索してみると「Microsoftストアで購入したISOのみ認識しない」というトラブルは結構発生しているのですね(^_^;
上記以外のWindows 8.1 用のインストール メディア作成方法
Windows 8.1 用のインストール メディアを作成する - Windows ヘルプ
こちらはWindows8.1を購入している人用の手順。
Windows 8.1、Windows 8、Windows 7で実行できますが、Windows8.1のプロダクトキーを持っている必要があります。
こちらもUSBメモリ、ISO、両方の作成が可能です。