BR-616FBS-BKのファームウェアをアップデートして、書き込み開始までの待ち時間を「2分弱」から「30秒前後」に短縮したお話です。
2009年に新しく買ったPCに、奮発してBD-REドライブをつけた時のお話。
BUFFALOの一世代前のドライブ、BD-R/RE SATA用 内蔵ブルーレイドライブ「BR-616FBS-BK」です。
価格.comで最安値を調べると2万4千円前後ですが、1万8千円で購入。ラッキーでした。
(この記事アップする前に¥17,970が登場。今後しばらくこの値段が最安値になるでしょう)
そろそろ一般家電量販店、パソコンショップでも2万円以下でBD-REドライブが購入出来る時代に突入したっぽいです。
メーカサイトのカタログへリンク
Blu-ray-R X6 / RE X2
DVD-R X16 / RW X8
CD-R X40 / RW X24
CPRM再生、AACS再生と、欲しい性能はそれなりに揃っています。。。多分(^_^;
読み込みについては、ドライブの作動音はとても静か&認識高速。
同じ光学メディアを使用して以前のドライブと比較して、半分の騒音&認識速度です。
が、実際に使ってみてチョット問題発生。
書き込み速度がすごく・・・遅いです・・・orz
実際にBD-REドライブで書き込んでみると、こんな感じ
BR-616FBS-BKで300MB程のデータをDVD-RWに焼いてみると、実に10分くらいかかります。
以前のDVD-R/RWドライブ(同じ速度)では6~7分で済んでいたはず。
ライティングソフトの作業過程を書いて見ると
書き込み準備(2分近く) → 書き込み(3分程度) → 終了作業(5分くらい)
書き込みが始まるまでの前処理と、最後のファイナライズ処理に異様に時間がかかっているようです。書き込み速度が遅いというより、一部何かしらの処理に手間取っている感じ。
終了時にかかる時間(5分)の大部分は「Synchronising Cache」という作業です。
これは愛用しているImgBurnのエラーチェック機能のようなもので必ず5分前後かかります。
BD-REドライブの書き込み速度が遅い。これはBR-616FBS-BKだけなのか?
価格.com、2ちゃんねる中心にアチコチのサイトで内蔵型ブルーレイドライブのクチコミを読みまくってみましたが、どうやらこの症状はBR-616FBS-BKだけのモノではなく、かなりのドライブで「従来のDVD書き込み型ドライブに比較して遅い」という報告を発見。
対応するメディアが多く複雑になったのが原因なのか、まだまだドライバ、ファームウェアが熟成していないのか。
これからBD-REドライブを購入しようと思う人は、2万円を切るドライブは書き込み速度が遅いかもしれないという事を念頭に、(ひょっとすると2万円台後半のモノでも遅いかもしれない)
クチコミサイトでドライブの評価を確認してからの購入がベストなようです。
BD-REドライブ、まだまだ発展途上です。
BR-616FBS-BKにファームウェアをあてる
ということでBUFFALOのサイトに最新のドライバやファームウェアが落ちていないか探しに行きました。
▲BUFFALOBR-616FBS最新ファームウエア(2009.02.09時点)
本日時点で、最新のファームウェアはVer.XJ04。
▲現在のファームウェアは、「マイコンピュータ」≫「プロパティ」≫「ハードウェア」≫「デバイスマネージャ」≫「DVD/CDROMドライブ」の「詳細」から確認できます。
どうやらウチのドライブはVer.XJ03。一つ古いようです。
▲ということで該当ファイルをダウンロードし、最新バージョンにアップデートしてみました。
▲最初の光学メディア認識にかかる(?)時間が大幅に減って7分40秒ほどで書き込みが終わるようになりました。
書き込み開始までの待ち時間が「2分近く」から「30秒前後」に大幅短縮。
ファームウェアバージョン XJ04 へのアップデートの内容を確認すると、主にBD-Rディスクへの対応度を高めるモノのようですが、その他のメディアの(書き込み前の)認識精度、速度もしっかり上がっている感じです。
書き込み型ブルーレイドライブを購入して、「以前のドライブに比べて書き込みが遅いかな?」と感じたら、メーカーサイトに新しいファームウェアがアップされていないか確認してみましょう。
(または改善されたファームウェアがアップされるのを待ちましょう)