手元のWindows10マシンを 20H2 にアップデートした際、以下の問題が起きた。
透明効果
▲クリックで拡大
スタートメニューやタスクバーが「完全」に透明になってしまったのである。
これだけなら、ただのオモシロ現象で済む話なのだが、以下の問題も併発してしまったので、困ってしまった。

発生した問題

発生した環境

スポンサー リンク

対処方法

結論から言ってしまえば、スタートメニューの「透明効果」をオフにすることで問題は解消した。

・・・・と言っても今回の場合、「設定」画面が使えない状況になっている。なのでレジストリ操作で透明効果を無効化する必要があった。

※ 「設定」画面や「ストアアプリ」を利用しなければ問題なくWindows を操作できる状況だったので助かった。

具体的手順

  • レジストリエディタを起動する
  • 以下のキーに移動する
    HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Themes\Personalize
  • 以下の値のデータを0にする
    EnableTransparency
  • ※ 参考画像
    透明効果
    ▲クリックで拡大

手順は以上。

その他メモ

以下、解決しなかったものや、試していないもの、気が付いたコトのリスト。

  • PC再起動 > 問題解決せず。
  • コントロール>セキュリティとメンテナンス>自動メンテナンス
     > 問題解決せず。
  • コントロール>セキュリティとメンテナンス>「信頼性履歴の表示」を確認
     dwm.exe(Desktop Window Manager)が繰り返し動作を停止していた。
     ※ 設定やストアアプリを起動した回数分、dwm.exe が動作を停止しているカンジ?
  • 「DISM /Online /Cleanup-image /Restorehealth」
      異常なし > 問題解決せず。
  • 「sfc /scannow」
      異常なし > 問題解決せず。
  • グラフィックドライバ 
      最新であること確認、異常なし > 問題解決せず。
      ドライバの再インストール > 問題解決せず。
  • スタートメニューの修正 (サイト内手順ページ) 
     前述のレジストリ操作で対処できたため、効果未確認
  • 問題の発生したPCは、バージョン1909時代は普通に透明効果(すり硝子状の効果)が使えていた。

 
このページの情報は以上。
本来なら、透明効果を有効にしても正常動作するところまで直したいのだが、最近はPCメンテに時間をかけられない状況が続いているので今回はここで終了である。