2026.07.04: 一部リンクが海外の危険なサイトになっていたため削除。ついでにリンク切れチェック。
※ 文章を現行の文体に変更。古くなり過ぎた情報に補足を追記。
2007.10.10: 初出
昨日話題にした「読めなくなった CD-R が再び読めるようになった」話のつづき。
色々とネットで検索し、「同じような話」がないか調べてみた。
発見できた類似ケース
- 水谷瞳のただの日記のお部屋
- 5月14日の日記の所で、「雨が降ってきたら」読み取りエラーが出ていたCD-Rが読めるようになる話がある。
- 今回の私の場合、読めるようになる前、3日間雨が降り続いていた。
温度より湿度が影響するのか?
- 将来生き残る記録メディアは?(リンク切れ)
http://qtake.hp.infoseek.co.jp/3-9.html
https://web.archive.org/web/20090703233653/http://qtake.hp.infoseek.co.jp/3-9.html
- 車のダッシュボードに一週間置きっぱなしでデータが消えた体験談あり。
私の場合の「夏場3ヶ月間ダッシュボードに置きっ放しのCD-R」が復活したのは奇跡か?
- 車のダッシュボードに一週間置きっぱなしでデータが消えた体験談あり。
ポリカーボ、記録面、保護膜、全て吸湿性と熱膨張率が異なっている。
そのため、CD-Rは本来、熱や湿度に非常に弱い。しかし「なんらかの条件」が重なると「読める・読めない」の中間のような状態から復活するのではないか?
CD-RやDVD-Rの構造を調べてみる
DVD-Rは記録層の両面にポリカーボネートを使っていて、それらを粘着材で接着している事は分かっている。しかし私は、CD-Rの場合を良く分かっていない。
- CD-Rは記録面側がポリカーボネート、真ん中に記録面、レーベル面側を「保護膜」と呼んでいるのだが、やはり記録面の層と保護膜の層は粘着材で接着している…?
ざっくり調べてみる
- 追記型光ディスク基板の製造方法(リンク切れ注意)
http://www.j-tokkyo.com/2003/G11B/JP2003-085835.shtml
↑以前は国内特許のデータベースであったが、現在は海外のスパムコンテンツサイトである。
https://j-techview.jp-html.com/2006/2003.html
↑この URL に移動したらしいが、該当する情報にたどり着けない。- CD-Rの記録面、保護面はスパッタ法、スピンコート法で液体をポリカーボ層に塗る、又は記録面は蒸着を行うのが一般的らしいが。。。
- 激裏情報 メディア安価簡単破棄方法(リンク切れ)
http://www.gekiura.com/guest/m0006147.html
- CD-R等でも、その上の保護面はやはり接着剤でくっつけているっぽい?
調べてもよく解らないので勝手に仮説を立てる(笑)
2時間ちょっとの調査では、それらしき情報に出会えなかった。
仕方がないので、大胆な仮説を立てる事にした。
仮説: なぜCD-Rが突然復活して読めるようになったか?
- 仮説1.ある程度の湿度が、歪んでしまった記録面を奇跡的に復活させた
仮説2.微妙に反り返ってしまっていたCD-Rが、過酷な温度変化により元に戻った
仮説3.ある程度の高温が、粘着材部分のエイジングを促し、奇跡的にデータが復活した
どれも死ぬほど強引な仮説である。
時間が経って読めなくなったCD-Rは今後、とりあえず以下の方法を試してみる事にする。
仮説を元に、大胆で強引なCD-Rメディアのデータ復旧方法の提案
ダメ元で以下を試してみる。
- 1.数日雨の続いた日、数日天気が良かった日、両方で読み込みを試す。
- 2.それでもダメなら夏なら車の中、冬ならコタツの中に数日放置してみる。
- 3.冷蔵庫に数時間入れる(よく言われるヤツ。結露に注意。)
全く確信はない。「復活した」という話を読んだり、自身が体験した事を踏まえると、これらで「偶然に」CD-Rが復活するケースは「稀にある」という感じだ。
ちなみに、CD-R、DVD-Rは日光等の光にも弱い。
粗悪品の場合、日光に当てると数時間でデータが読めなくなるケースすらある。車の中や窓際などに長時間放置することは、とても危険である。正常なメディアでこれらの作業は厳禁である、と覚えておこう。
光学メディアについて色々検索してみて、一番参考になったサイト
- CD/DVDメディアの構造と寿命について(リンク切れ)
http://www1.odn.ne.jp/nsc-ob/cont707.htm
https://web.archive.org/web/20080407020718/http://www1.odn.ne.jp/nsc-ob/cont707.htm
- 記録媒体の書き換え目安
色素系 :フタロシアニン系/アゾ系で10年
ジアゾ系で5年
相変化系: 20年
- やはり、ジアゾ系は大事に扱ってても寿命は5年程度っぽい。
- ○ 推奨メディア
CD‐R・・・・・・三菱、太陽誘電、imation
CD‐RW・・・・・三菱
DVD±R・・・・・三菱、Maxell
DVD±RW・・・・三菱、リコー(+RW)
DVD‐RAM・・・Panasonic、Maxell
DVDの台湾ブランドは買わないほうが良い。“安物買いの記録失い” - 追記注意&余談
「台湾製は粗悪品」は、1999~2005年頃の話。
(1999年 台湾メーカーが国内参入。CD-Rに価格破壊を起こす。)
2000年代後半になると、国内メーカーと台湾メーカーの差はほぼなくなった。
- 記録媒体の書き換え目安
上記を読んで、ふと思った。あれ?太陽誘電、imation が推奨なのか。
- 私は2002~2004年頃に、太陽誘電と imation にダメブランドの烙印を押していた。
近年また品質復活してきたんですかね?
とりあえず色々読んだ結果、私の中では「光学メディアでの長期保存は (今の所) DVD-RW が一番確実なのかもしれない。」という結論に至った。
最後に
本日の記事は、「ロクに検証結果が無い」&「仮説の域を出ないモノ」である。
眉唾モノ程度に読んでおいて欲しい。
おまけ
なんだかんだ言いながら、やはり私は太陽誘電のメディアに愛着がある。
私はこれ以降「メインで使用する光学メディア」は「太陽誘電製のDVD-RWにしよう!」と決心した。しかし。。。

▲太陽誘電ホームページより。
http://startlab.co.jp/thats/index.html (リンク切れ)
残念。太陽誘電はDVD-RW製造販売していないのか・・・。
オチがついた所で今回の更新をおわる。
このページの情報は以上である。