MSI R9 280X Twin Frozr 4S OC のドライバを AMD Catalyst v14.6 にアップデートした際に、GPUの設定を全部リセットしたら意図した通りにオーバークロック・ダウンクロック出来なくなってしまいました orz
PC環境の安定化とAfterBurner 3.0.1の設定に色々時間がかかってしまったのでメモを残しておきます。
ダウンロード
MSI Afterburner Beta Download
AfterBurnerの設定
以下のような設定にする事で、なんとか安定作動しました。
・「Enable low-level hardware access interface」
・「電圧制御のロック解除」
・「電圧モニタリングのロック解除」
この3点にチェックを入れればOK、という感じで覚えていたのですが、実際には
・「Unofficial overclocking mode」
・「Reset display mode on applying unofficial overclocking」
この2項目もしっかり設定してやらないと上手く作動しないんですねえ。
ちなみに以下の様に「Reset Display mode~~~」の項目のチェックを外しても、sgminerなどからOC設定の変更は反映されます。しかしGPUフル稼働中にAfterBurner上で設定を変更すると不安定になりました。
クロック数や電圧の変更には「Unofficial overclocking mode」が必須で、作動の安定化には「Unofficial overclocking mode」の項目が必須という事かなあ?
これでGPUのクロック数の変更が可能になりました。
▲クリックで拡大
夏場は 室温35~27℃くらいになるので、この位にダウンクロックして運用中です。
ここ1週間の流れ
- Catalyst v14.6とAfterBurner 3.0.1をインストールした。
- 手持ちGPUツールが正常作動しないなどの問題が発生した。
- CatalystやAfterBurnerの設定を色々弄るが改善しない。
- CatalystとAfterBurnerを完全削除、インストールしなおし、環境設定も全て初期化→改善しない
- 手持ちツールがCatalyst v14.6に未対応なのが原因だった事が判明('Α`)
- 手持ちツールを更新し、Catalyst v14.6に対応させたが、作動が不安定。かつGPUやメモリのオーバークロックや電圧の変更が出来ない。
- AfterBurnerの設定(の記憶)がいい加減だった事が判明。
今年2月から7月までの5ヶ月間、AfterBurnerの設定をロクに弄っていなかったので、どうやら「オーバークロックする際の勘所」をスッカリ忘れてしまっていたようです。
やっぱそれなりにメモを残しておかないとダメですね(^_^;
あとがき
一時は定格作動しか出来ない状況に陥ってしまい困り果てていましたが、これでsgminer上からもGPUクロック数やメモリクロック数を変更出来るようになりました。
一部のsgminerが作動しなくなった事もあり、問題の切り分けに時間がかかってしまいましたが、電圧&クロック数の変更が出来なかったのは単にAfterBurnerの設定ミスだったようです(^_^;