前回更新の続き。
オールドレンズNFD50mm F1.4を使ってマニュアルフォーカスの練習中です。
メタボーン社のスピードブースターを介してGH3に付けてます。
とりあえず、今後の自分の参考というか目安を作っておくため、絞りを変えながら撮影したデータを貼っておく事にします。
テスト画像の一例(画像全体)
雑誌をナナメから撮れば、どこかにピントが合うだろう。という考え。
50~60cmの距離から撮影すると、写真の網掛けを確認する事が可能でした。
これを利用して、絞りの違いでどれくらい映りに差があるか?をメモしておこうと思った次第です。
以下、撮影データの真ん中部分を原寸(100%)拡大した画像。
※表記してあるF値はレンズ側のもので、スピードブースターを介しレデュースされた値ではありません。
F1.4
全体的にフワっとしちゃう。ギリギリ網掛けが確認できる。
F2.0
F2.0の写真は少しブレていると感じたので撮り直した。
多少マシになったが、F2.0でもまだ少しフワっとしてる。
全体的な絵はF1.4と比べるとかなり引き締まるのだけど、ピントの中心はF1.4で撮った時とそんなに変わらない。
F2.8
この辺りからピントの合った所はカリっとしてくる。
F4.0
F5.6
F8.0
F4~F8までは、実にシャッキリ写る。
F11
この辺りから回折ボケ(小絞りボケ)の影響が出てくるのか?少し甘くなる。
まあ、原寸拡大しなければ分からないのだけども。
シャッタースピードがかなり遅く、三脚を使っててもブレてるかも?と何枚も撮影したが、結果は変わらなかった。
あとがき
NFD50mm F1.4の解像力が弱い訳では、決してなかった。
F4.0以上なら十分なレベル、F2.8でも、思ってた以上にクッキリ写ってた。
F1.4~F2.0は原寸拡大するとキツイ。
MF修行はF2.0~F2.8の絞りで頑張ってみよう。