表題通り、Illustrator のファイル保存にとても時間がかかるようになってしまった。しかもファイル保存中の数分間は Illustrator は完全にハングしてしまい、操作不能になる。こんな問題にぶち当たったのでメモを残しておく。

問題が起きた時の状況

ちなみに巨大な画像と言っても、PhotoShopで編集している時は30秒程度で保存が終わる。aiで保存する時はいったい何が起きているのだ。。。。

原因は aiファイル保存時の設定「PDF互換ファイルを作成」

aiファイル保存時の以下設定が原因だった。
PDF互換ファイルを作成
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という事で、今回の結論

巨大なpsdファイルを作成しそれをリンク形式で Illustrator に貼り付ける場合、最終的な入稿データを作成する直前までは「PDF互換ファイルを作成」にチェックを入れないで作業するのがよい。
PDF互換ファイルを作成のチェックを外す
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※補足注意: 納品先によっては、入稿データでも「PDF互換ファイルを作成」のチェックは外すよう指定してくるところもある。

ここ10年くらいは Illustrator や PhotoShop では PCスペックの限界に挑むようなデータを作成していなかったので、PDF互換形式でこういう弊害が出ることに気が付かなかったのだ。

その他メモ

最近、PC内のフォント環境を大幅に刷新した。
フォント埋め込み許可ライセンスの入ったOpenType フォントを揃えたため、PDF互換のチェックを有効にしても 何の問題もなく ai ファイルを保存できるようになったのだ。

参考: ttc 形式のフォントを多用していたころ
PDF互換ファイルを作成
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ttcフォントをメインで利用していたころは、PDF互換で保存するとこのような警告が表示されていた。

※従来の ttc 形式のフォントの場合、フォント埋め込み許可に関する情報はファイル内に記載されていない。なので「PDF互換形式」を選択すると上図のようなエラーが発生し、正常な保存ができなかった。

という事で、最近は「PDF互換~~」にチェックが入っていてもフォント関連の警告が出ないようになったため、この項目は常にチェックが入った状態にしていたのだ。そして、このチェックが入っていると Illustrator がどのような挙動になるか、最近までよく知らなかったのだ。

やはり、フォント埋め込みが可能な場合でも、普段はPDF互換のチェックは外しておいた方がよい。

今回参考にした外部リンク

今回の更新は以上。