メモ更新です。

サイト内関連記事「Windows10から7/8.1に戻す時に失敗する原因7つ」に書いた、ダウングレード失敗の原因「ドライブ構成を変更する(外付けHDD/DVDドライブ、USBメモリなど含め、ドライブを増やしたり減らしたりする)」が、具体的にどのような挙動を示したのか、当時の記憶がサッパリ残っていないので追加検証してみました。

注意&補足
このテストはVMware上で行っています。
この手のテストは本来は実機で行うのがベストなのですが、来週始まるWindows Updateの検証準備のため、実機は全てふさがっている状態なのです。

検証1: 内蔵HDDを増やしてアップグレード

Dドライブを追加してアップグレードを開始してみました。
Dドライブを追加してアップグレードを開始
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アップグレード直前のWindows7のストレージ構成です。

アップグレード中です。
アップグレード中
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アップグレード完了
アップグレード完了
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内蔵ドライブなので、LFSのバージョンは2.0に上がっています。
内蔵ドライブのチェック
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※外付けドライブの場合は、ユーザーが自らUSBデバイスのキャッシュポリシーを「規定」>「高パフォーマンス」に変更しない限りは、LFSバージョンが上がる現象は発生しない筈です。

Windowsを一旦終了させ、Dドライブを取り外します
Dドライブを取り外し
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この状態でWindows7に戻してみます
Windows7に戻してみる
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何の問題もなくWindows7に戻りました。
Windows7に戻してみる
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余談:取り外したHDDについて

取り外したHDDはLFSバージョンが2.0のままのようで、Windows7以下に取り付けると問題が発生します。
VMwareの場合
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VMwareの場合、問題のHDDをWindows7に取り付けようとすると上記のような警告が出て取り付ける事が出来ませんでした。
ちなみにこのHDDは、Windows8.1/10には警告なく取り付けが可能で、無事作動させる事が可能でした。
※これは、実機で行うと大惨事(外付けHDDの復旧が必要/最悪全データを失う)が発生する操作なので注意しましょう。

検証2: アップグレード後、内蔵HDDを増やしてからダウングレード

今度は逆の手順を行ってみます。
まずはCドライブのみの状態でアップグレードを開始してみました。
Cドライブのみの状態でアップグレードを開始
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アップグレードします
アップグレード
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余談ですが、こんな感じで同じマシンで連続でアップグレードする時はアップグレード前に「$Windows.~BT 」フォルダを削除した方が良いです。
「$Windows.~BT 」フォルダの中身が4GB以上ある状態だったのに、アップグレード時に再度ダウンロードが始まり、中身の検証もはじまり・・・・通常より長く待たされる羽目になりました(´・ω・`)
まあ、同じマシンで連続でアップグレードとダウングレードを繰り返すなんて事をする人はいないと思いますが念のための情報ですw

アップグレード完了しました。
アップグレード
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ドライブを追加してみます。
ドライブを追加
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今度はドライブレターを自動設定ではなく、手動でGに指定してみました。
念のため更にもう一つ新規にドライブ作成し、手動でHドライブにしてみました。
もちろんLFSは2.0になっています。

元に戻してみます
元に戻してみます
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Windows7が起動しました。
元に戻してみます
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ただし、手動でG、Hドライブに指定したものはE、Fドライブに変更されていました。LFSバージョンは1.1に戻っており、Windows7上で問題なくファイルの読み書きが可能でした。

補足注意
  • ちなみにこのドライブレターが変わる現象は、10から7へのダウングレードに限った現象ではなく、
    • XPから7へアップグレードする時
    • 7から8.1へ(アップグレードではなく)同じPC上でCドライブだけ換装してクリーンインストールする時
    などでも発生していました。
  • OSのアップグレード、ダウングレード、クリーンインストール、いずれの場合も注意すべき所です。

今回の検証おわり。

途中まで検証を行った所でなんとなく思い出しました。

過去記事「Windows10から7/8.1に戻す時に失敗する原因7つ」ののスクリーンショット
元に戻してみます
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「1.~4.」と「5.~6.」を分けたのは、手元のテストでは5.と6.は問題なく元に戻せたためでした。

一般的に「失敗する」と言われている条件のテストでも、手元のテストでは問題なく元に戻せた場合があったので、それらは「失敗してしまうようです」という表記にして、確実に失敗するものと分けて表記していました。

検証のまとめ

とりあえずドライブレターの順序が変わるような事態はあるようなので、

  • システムファイルをCドライブ以外に置いている場合や、アプリケーションをD以降のドライブにインストールしている場合
  • 光学ドライブやUSB機器、データ用HDDの順番が狂うような取り付け方をしている場合

などは注意しておいた方が良さそうです。

それ以外の注意点

  • Microsoftのヘルプにある「以前のバージョンの Windows に戻す条件/Windows 10 へのアップグレードにUSB ドライブを使った場合は、その USB ドライブがあること。」 
  • Windows7 から10へアップグレード/10から7へダウングレードする場合に「USB3.0 ポートに何かデバイスを接続してしまっている

この2点は特に注意しておく必要があります。
Windows7は標準でUSB3.0ドライバを持っていない事、Windows7とWindows8以降ではドライバが全く異なるケースがある事などから、USB3.0ポートにUSBメモリや外付けHDDを繋いでいるとWindowsが予期せぬ作動をしてしまう危険性があると思われます。