AnyDVDとDVDFabの競合について

注意: 2012年10月1日から著作権法の一部が改正されます。「技術的保護手段」が施されたTV録画および市販DVD･Blu-rayのコンテンツを権利者の意図しない手段で複製する行為は、個人用途や家庭内利用の範囲から外され、違法行為となります。

AnyDVD、DVDFab 8 Qt、Passkeyの試用期間を同時に消費するなんて贅沢な使い方を今までした事なかったんで気が付きませんでしたが･･･AnyDVDとPasskey、どちらか1本しか起動していない状態でも(両方をインストールしてるだけで)警告メッセージが出てしまうんですねぇ。

また、「DVDFab 8 QtとAnyDVDを同時に利用している場合」でも、ブルーレイを解析する際は競合してエラーが出るようです(DVD解析の場合は競合エラーは出ない)

AnyDVDとDVDFabの共存：ANYDVDの場合
AnyDVDとDVDFabの共存：DVDFabの場合
▲AnyDVDとDVDFab Passkeyは、共存させるとこんなメッセージが。一方しか起動しない状態でも上記エラーメッセージが表示されます。これ以前から出てましたっけ？(^_^;

DVDFab PasskeyとAnyDVDは、ともにドライバとして作動するので、インストールしてある時点でダメなんでしょうねえ。

試しに、AnyDVDを「インストールしたけど、起動していない状態」にしてデバイスマネージャーから確認してみます。
ブルーレイドライブの確認

▲デバイスマネージャーからBDドライブを選択･右クリックして[プロパティ]をクリックします。

▲クリックで拡大
AnyDVDを起動していなくても、ドライバは作動しているのが確認できます。

AnyDVD、DVDFab Passkey、DVD43などオンザフライでリッピングが可能になるツールは大抵がドライバとして組み込まれますので、同時にインストールするだけで競合が発生してしまう、という事になります。

AnyDVDとDVDFabの共存：DVDFabの場合

冒頭でも書きましたが、AnyDVDを起動した状態で(Passkeyじゃなく)DVDFab8Qtを起動しても、「ブルーレイディスクを解析する場合」は同じようなメッセージが出ます。（DVDビデオを解析する場合は競合する旨のメッセージは出ない）
やはりこのようなリッピングツールは併用しない方が無難です。

なるべくお金をかけずにDVD/Blu-rayのリッピングを行おうと思った場合は、AnyDVD･DVDFab 8 Qt･Passkeyを「一つずつ試用する、AnyDVDとDVDFab両方がインストールされているような環境は作らない」のが一番良いかと思います。

テレビ放送を録画したBDAVの再生がメインの場合はAnyDVDかDVDFab Passkeyか、どちらかを選択する事になりますが、どちらにせよ試用期間付きの解析ツールを同時に消費するのは無駄の極致です。一つずつ試用して、出来るだけ長く試用期間を楽しむのが一番かと思います。

ちなみに、DVD43をインストールした時も、同様な感じで競合する旨のエラーメッセージが出るようです。

現在AnyDVDやDVDFab等の試用ツールを再評価中。
特にDVDFabの方はこの1年でかなり操作感覚が変わっていますね。。。ページの修正をかける予定ではありますが、10月末～11月末は結構多忙でまとめ直しに時間がかかりそうです。

試用期間を同時に消費するなんて贅沢な使い方を今までした事なかったんで気が付きませんでしたが、AnyDVD/Passkeyどちらか1本しか起動していない状態でも警告メッセージが出てしまうんですねぇ。