レンタルサーバーなどで一般的に使用されているApacheで吐き出されるログを管理・解析する為のツールを4種類紹介します。

いつもは「自分で試したものを紹介する」スタイルを取っていますが、今回は「これから試す」ものの紹介で、全く試していません。

定番なもの・これは使えそうと思ったものを挙げています。

  1. ApacheLogViewer
    メジャー・基本。GUI で視覚的に詳細なデータを閲覧可能。フリー。
    ダウンロードApacheLogViewer のダウンロード
    「Windows用」となっているので、恐らくログをダウンロードしてローカルで解析するタイプ?
    作者は日本人。GUIは分かりやすくて丁寧。
    解説サイト↓
  2. Visitors
    GIGAZINEさんが「1.ApacheLogViewer」からこのソフトに乗り換えたらしい。
    高速作動・GUI で視覚的に詳細なデータを閲覧可能。
    フリーソフト(GPLライセンス・フルバージョンは有償)
    ダウンロード・インストール解説Visitors - fast web log analyzer
    Linux、Windows およびその他の Unix ライクな OS で動く。インストール不要。
    解説サイト↓
  3. wlog
    Excel の上で知りたい部分をダブルクリックして操作できる対話的なレポート可能
    ダウンロード・解説wlog ― Web サーバー用アクセスログ収集解析ツール
    • Excelでアクセスログを解析する珍しいタイプ。数万行に渡るログをExcelで表示して大丈夫なのかと一抹の不安はあるけれど、Excelに慣れていれば自分の好きなようにカスタマイズ出来そうで面白そう。
    • 基本的にフリーソフトだが、有料のwlog for SQL Serverを導入しないと使えない機能あり。
  4. WebLog Expert Lite
    Windowsで作動。フリーソフト。IIS・Apacheのログファイルを解析。GUI で視覚的に詳細なデータを閲覧可能。
    ダウンロードWebLog Expert Lite
    解説サイト1窓の杜 - フリーのWebアクセスログ解析ソフト「WebLog Expert Lite」
    解説サイト2ApacheとIISサーバーのログをローカルで解析する方法 | コリス
    • 「ページ内のどのリンクが良くクリックされているか?」などの解析も出来るみたい。
      ダウンロードサイトは全編英語。
      サンプルの設置があるのが嬉しい。:サンプル解析ページ

あとがき

現在私は月に2~3回、気になった時(不自然なアクセスが多かった日)のApacheログをサーバーからダウンロードし、エラーの出たURLの確認や原因のチェックを行っています。
が、私はこれをテキストエディタ+「Ctrl+F」で生ログ目視確認しています(^_^;

時々しか行わないし、(主に404、500、503エラーチェックなので)生ログを見る方が良く分かる部分もあるのでそうしているのですが、1本くらい解析ツールを試してみても良いかなあと思う今日この頃です。