ソニーCID、ブルーレイの製造コスト引き下げ-DVDと同等以下:日刊工業新聞:

ソニーケミカル&インフォメーションデバイスは、記録型のブルーレイディスク(BD)を現行のDVDと同等以下のコストで生産できる技術を確立した。 ディスクの構成材料や製造設備を内製化し、安価に製造する体制を構築した。従来の技術で同じ枚数を製造する場合、BDはDVDの5―10倍のコストがかかっていた。
 BDは次世代DVD規格で競合するHDDVDに比べ、製造コストの高さが課題の一つとされていた。製造コスト高が解消できれば普及に弾みがつきそうだ。
 BDはDVDより高密度にデータを記録するため、ディスクの成形や記録層の成膜には高い精度が求められている。このため高品質の材料を使い、成形や成膜工程に時間をかける。ソニーCIDはディスク基板となるポリカーボネートの改質のほか、記録層や保護膜に用いる有機材などに低コスト材料を独自開発した。

1月28日付けの記事ですが、今更発見。
これ、読み込み専用BDの話だよね?BD-Rの話だったら嬉しいんだけど(^_^;
それはさておき、これに過去のITニュースを色々繋ぎ合わせてみる。

マイクロソフト、Xbox 360でBlu-rayDiscサポートの可能性を示唆:ニュース - CNET Japan:(1月9日)

Microsoftは現在ゲーム機「Xbox 360」で、東芝が主導するHDディスク規格の「HDDVD」をサポートしている。だが、消費者の需要が高ければ、同規格のライバルであるソニーなどが進める「Blu-rayDisc」をサポートする可能性もあるという。同社の幹部が米国時間1月8日に語った。

ニューラインがワーナーに続き、次世代DVDにブルーレイを選択(1月11日)

先日、ワーナー・ブラザースが次世代DVDディスクのフォーマットを、ブルーレイに一本化すると発表したが、それに追従して、タイム・ワーナー・グループの映画スタジオであるニューライン・シネマも、ブルーレイに一本化すると発表。HDDVDによるソフトの供給を終了することになった。

年明け早々から完全決着が付いたようなニュースが続いていましたが、とうとうHD DVDはディスク一枚あたりの製造コストでも負けになるっぽいです。

ゲーム機分野でも主導権を奪えず、映画コンテンツでは主だった配給会社で残るはユニバーサルのみ。次世代プレーヤー買うのにもう迷う必要は無さそうですね。

後は書き込みできるBD-Rの単価が(記録密度単位ででも良いから)DVD-R並みに安くなって、ドライブが2万円切る位まで来たらドライブ買い換えたいなと。

それ以前に、いつテレビを地デジ対応にするか。未だに購入するタイミングを探っている状態なんですけどね、私(;´ω`)