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2016.06.25: ダウンロードセンターの利用にはActiveXが有効なIE8以上が必要な旨を追記

2016.06.23: 項目「まだ解決しない場合」を別項目にして強調
2016.06.22: KB3161608関連の情報を追記
2016.06.21: 言葉足らずな部分があったようなので補足追記。


※このページの情報は古くなっています。
 2017年7月12日以降の問題は 以下のページで取り扱っています。

Windows Updateが終わらない問題の対処方法 2018年版
※2017年7~11月分の更新は Windows 10/8.1/7 の情報を1ページにまとめています。

 

以下の情報は古くなっています。過去の資料としてお読みください。

以下 古い情報

2016年6月15日に配信された Windows Update でも、かなり多くのWindows7 で「更新の確認」非常に時間がかかる問題が発生しています。
3~5月に引き続き、今月の更新でもやっぱり発生しています。

このページでは、この問題を解決する方法を紹介しています。
(手元では未確認ですが、Vistaの場合も同様の手順で解決するようです。)

解決方法

今月配信されたパッチの一つ KB3161664を手動でダウンロードし、先にインストールしてみる。
 ※KB3161664・・・・今月分のセキュリティ更新プログラムの一つ)

 ダウンロードリンク: KB3161664
 ※2016年6月時点では、ActiveXを有効にした状態のIE8以上でなければダウンロードできません。
 ※32biit版、64bit版でダウンロードファイルが異なるので注意しましょう。
 Windows 7 用セキュリティ更新プログラム (KB3161664)
 Windows 7 for x64-Based Systems 用セキュリティ更新プログラム (KB3161664)
 32bit版は前者、64bit版は後者です。

手元のPC(2台)の検証では、どちらもこれだけで3分ほどで更新の確認が終わるようになりました。(この詳細は6月分メモで公開)

 

解決方法その2

6月22日に配信されたKB3161608を先にインストールしても、この問題は解消できるようです。
※ KB3161608については、こちらのページで解説しています。
※ KB3161608を先にインストールする場合でも、以下手順 (net stop wuauserv など) が必要です。

何ヶ月もWindows Updateをしていない場合

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まだ解決しない場合

Windows7のWindows Updateが終わらない、遅い、進まない問題の解決方法
一般的な対処方法&予防方法です。上リンク先の対処方法を読み、思い当たる原因がないか確認してみましょう。
2016年6月固有の問題ではなく、別の問題が発生している可能性があります。

KB3161664 の手動インストールも時間がかかる場合

既に「更新プログラムの確認」が始まっている場合、手動でダウンロードしたKBのインストールもなかなか始まらない場合があります。
そんな時の対処方法は以下です。

  • 管理者権限のコマンドプロンプトを開き「net stop wuauserv」と入力します。
    「net stop wuauserv」
    ▲クリックで拡大
    「Windows Updateサービスは正常に停止されました」とメッセージが出た後、この状態で KB3161664 をインストールしてみましょう。
    • コマンドを実行するタイミングによっては、「net stop wuauserv」でWindows Updateサービスが正常に終了しない場合があります。
    • この場合、1~2分ほど間を空けながら、正常終了のメッセージが出るまで何度もコマンドを繰り返せば大丈夫です。

上記手順でも KB3161664 のインストールが始まらない場合

以下、重症な人用にかなりの手順を踏んでいます。
(通常は、上記の「net stop wuauserv」だけでも十分なはずです。)

  1. 手動インストールが途中の場合は中止します。
  2. 次にWindows Update画面を開きます。
    「設定の変更」を選択
    ▲クリックで拡大
    「設定の変更」を選択します。
  3. ここで以下の操作を行います。
    「更新プログラムを確認しない(推奨されません)」を選択
    ▲クリックで拡大
    「更新プログラムを確認しない(推奨されません)」を選択します。
  4. 設定変更したら (念のため) Windows Updateの画面は閉じます。
  5. 次に以下のコマンドを管理者権限のコマンドプロンプト上で実行します
    net stop wuauserv
    net stop cryptSvc  ※注意: 通常は不要
    net stop bits
    net stop msiserver
     ※上のコマンドをパッチ化したファイル。
     ※net stop cryptSvcが必要になるのはかなり特殊なケースです。はじめはこの一行は省いて実行するのが無難です。
     ダウンロード: Stop_Windows_Update.zip
      (解凍すると[Windows_Updateサービス停止.bat] というファイルが生成されます)
    • バッチファイルをダウンロードした場合
    • 解凍したファイルを右クリックして「管理者として実行」を選択します。
      「管理者として実行」を選択
      ▲クリックで拡大
    • 正常に終了したら、3~5分ほど待ちます。
      ※低スペックPCの場合、10分ほど待つ。
    • Windows Updateの画面を開きます。
      ダウンロードしたKBのインストールが可能な状態
      ▲クリックで拡大
      「更新プログラムの確認」が終了し、このような画面になっていたらダウンロードしたKBのインストールが可能になっています。
    • 補足
      コマンドを実行するタイミングによっては、「net stop wuauserv」でWindows Updateサービスが正常に終了しない場合があります。
      • この場合、1~2分ほど間を空けながら、正常終了のメッセージが出るまで何度もコマンドを繰り返せば大丈夫です。
  1. インストールが終了したら、PCを再起動するか、または以下のコマンドを実行します。
    (再起動が必要なメッセージが出たら再起動させてください)
    net start wuauserv
    net start cryptSvc
    net start bits
    net start msiserver
     ※上のコマンドをパッチ化したファイル。
     ダウンロード: Start_Windows_Update.zip
     ※管理者権限で実行します
  2. 上記「5.」の状態でダウンロードしたKBをインストールします。
  3. ダウンロードしたKBのインストールが終わったら、最低でも5分程度待ってからWindows Updateを行いましょう。
    ※以下、UACが反応する場合あり。管理者権限が必要になります。
    ※KBインストール後に再起動のメッセージが出た場合はPCを再起動しましょう。
    「更新プログラムを確認しない(推奨されません)」を選択
    ▲クリックで拡大
    • Windows Updateを開始する目安
      アクションセンターの旗が出るくらいのタイミングまで待つ (通常4~5分)
      ※旗アイコンはタスクトレイ内に隠れている場合があります。
    • 「更新プログラムの確認」を押すとWindows Updateが始まります。
    • 設定の変更を元に戻しておきましょう。
      「更新プログラムを確認しない(推奨されません)」を選択
      ▲クリックで拡大
      ここで変更した設定は、元の状態に戻しておきましょう。
      (この手順でもWindows Updateは始まります)

一連の手順が面倒な場合

設定の変更を
「更新プログラムを自動的にインストールする (推奨)」
「更新プログラムをダウンロードするが、インストールを行うかどうかは選択する」
のいずれかにする。
Windows Updateの設定
▲クリックで拡大
この状態でPCを半日程度放置しておけば、大抵の場合は 更新の確認やプログラムのダウンロードは自動的に終了しています。
推奨設定にしておけば自動でインストールも終了し、あとはPCを再起動するだけ、という状態になります。
(ただし2016年6月現在、強制的にWindows10にアップグレードされる危険性があります。)

その他: 情報提供いただいた分の検証

以下、情報提供いただいた分の検証です。
いずれの場合も、効果は限定的な模様。「net stop wuauserv」の方が確実でした。

  1. 「設定の変更」を変える
    Windows Updateの設定
    ▲クリックで拡大
    「更新の確認」に時間がかかっている最中にココを変更し「更新の確認」が進むかどうかは運次第だった。
  2. 「サービス」を起動し、「WindowsUpdate」を右クリックし「再起動」を選択する
    • 「サービス」を起動する方法
      「サービス」を起動
      ▲クリックで拡大
    • 「WindowsUpdate」を右クリックし「再起動」を選択
      「WindowsUpdate」を右クリックし「再起動」を選択
      ▲クリックで拡大
      再起動後、3~5分ほど待ってからWindows Updateの更新確認を行ってみましょう。
    • 失敗例
      「WindowsUpdate」を右クリックし「再起動」を選択
      ▲クリックで拡大
      「更新プログラムの検索中」で止まっている場合は効果が出ない場合もあった。この場合、Windows Updateサービスからの応答がタイムアウトしてしまい、再起動ができない。
      タイムアウトまでの待ち時間が長く、ほかの方法より効率が悪い。