テレビに接続するタイプのDVDプレーヤーでは普通に再生できるのに、どうもPCに繋ぐと映画のDVDは音が小さい。。。映画のセリフが聞き取りづらい。でも爆発シーンやアクションシーンのBGMは耳が痛いほど音が大きくなる。

CDや普通の音楽ファイルは普通に聞けるのに。。。映画のDVDを再生すると、パソコンがまともに音を再生してくれない。。。そんな悩みを解決したい人のためのページです。

原因はスピーカーが貧弱なせい

dvdの音が小さい
▲実は、以前使っていたスピーカーが老朽化のためかアチコチ不調。スピーカー新調しました。 特に安売りしていなかったのに700円で購入。
2.5W+2.5Wと、非常にコンパクトなスピーカーです。

スピーカーを買い換えた途端、DVDの音量の調整が上手く行かず、映画を楽しむ事が出来なくなりました。

小さなスピーカーでは、DVDの音を再現しきれない

分かっていた事ですが、DVDの音量の幅(ダイナミックレンジ)は広く、大きな音と小さな音の差は非常に大きいです。小さなスピーカーで小さな音に合わせて音量を上げておくと、大きな音の出るシーンでは音が歪む(割れる)程の大音量になります。

解決策1.良いスピーカーを使う

これはテレビでDVD映画を視聴する際でも同じ事が言えますが、なるべく良いスピーカーを使うようにしましょう。個人的な目安では、最低でも3000~5000円クラス、ウーファーの付いたモノが良いです。(理想は10,000円以上の5.1ch以上のモノを選びたいですね(^_^;)

スピーカーがそれなりに良いものになれば、大きな音から小さな音まで、美しく再現してくれるようになります。

解決策2.プレーヤーの設定でごまかす

とは言いつつ、上記の方法では日本の住宅事情から安心してDVDを視聴できない方も出るでしょうし、「スピーカーに3000円出すのももったいない!」「ノートPCの場合どうするの?」という考えもあるでしょうから、別の方法も紹介します。

PCでDVDを再生するソフトに、大抵は音量の大小を平均化するノーマライズ機能 が搭載されているはずです。

ノーマライズでDVDの音量調節
▲私の愛用しているMediaPlayerClassic では、「表示」≫「オプション」クリック。

ノーマライズにチェック
▲「音声切替」の所に「ノーマライズ」があるので、チェックを入れます。

これで、PCソフト側で自動的に音量が調整され、「大きな音は小さめに」「小さな音は大きめに」再生されるようになります。

 

あとはPCやソフトの音量調整と、スピーカーのボリュームを自分の好きな音量に調整すれば、映画を最初から最後まで快適な音量で再生出来るはずです。

最後に

スピーカー新調の際、現在の環境では大音量で再生することもなく、少し音量を上げただけでアチコチに音が漏れる事態を防ぐため、あえて小さなスピーカーを選んだのですが。。。(現在親と同居の為、大音量での再生を滅多にしなくなった)

小さいの選びすぎました。音が悪すぎでショックです(;´ω`)

5.1chスピーカー
▲押入れに眠ることになった5.1chスピーカーシステムCAMBRIDGE SoundWorks。
スピーカーは恐らくまだ元気だが、アンプ部分がガタガタ。9年の長きに渡って、ありがとう。