最近のセキュリティソフトについて&過去記事追記

「ウイルス反応が出たけど、大丈夫ですか?」という問い合わせがあったため、本文内にその旨を記載、あと最近のセキュリティソフトについて

最近のセキュリティソフトについて&過去記事追記

以前紹介した Windows 7 explorer for Windows 8ウイルスでは無いのか?とのお問い合わせを頂いたので、該当ページに追記し、TOPページでもお知らせを入れる事にしました。

また、最近のセキュリティーベンダー(特にトレンドマイクロ)についても色々思う所があり、悶々としていましたが・・・丁度以下の様な記事
が公開されていたので、私も色々と書いてみようかと思います。

 

まずはサイト内記事 (Windows 7 explorer for Windows 8)について

該当ページ:Windows8 のモダンUIを無効化してWindows7のスタートメニューを復活させる「Windows 7 explorer for Windows 8」
このツールは、一部のウイルス対策ソフトでウイルスとして検出されます。

Windows 7 explorer for Windows 8 とは
Windows7の「explorer.exe」をWindows8に移植する為のツール。
これによって、Windows8に7のスタートボタンを復活できる。
(つまりライセンス的に怪しい使い方になります。)

ウイルスチェックした結果

オンラインセキュリティサービスでの検出結果
VirusTotalという40種以上のエンジンでウイルスチェックを行うWebサービスの利用結果。

43サービス中、4サービスでウイルス判定。
読者投票: ウイルスと思う4票 / 無害と思う24票

大手のウイルス対策ソフトで無害と判断したもの
 ・BitDefender
 ・ESET-NOD32
 ・F-Secure
 ・Microsoft
 ・Kingsoft
 ・Kaspersky
 ・GData
 ・Avira
 ・AVG
 ・Avast

ウイルスとして検知したもの
 ・McAfee
 ・Symantec
 ・TrendMicro
 ・Kingsoft
いずれも「疑わしい」または「トロイ」との判定です。 

「ウイルスである」と判断するには、微妙な結果です。とりあえず、悪質なものである可能性は少なそうです。

Windows 7 explorer for Windows 8 はウイルスか?

個人的には「PCを破壊したり、個人情報を盗むものではない」という意味で「これはウイルスでは無いよなあ」と思っていますが、100%の確証はありません。
「OSの改変や、ライセンス的な意味合い」で考えると、これもウイルスの一種であるという考えも成立すると思います。

また、今後のアップデートで悪質なものに変貌する可能性もゼロではありません。心配な方は利用しないようにしましょう。
試して見たい方は、(ライセンス的な意味も含めて)ご自身で判断し、自己責任にてダウンロード・インストールを行ってください。

検知の理由は?

個人的な意見ですが、「OSの基本的な部分を改変する」または「ライセンス的に反社会的である」てな所がウイルスと判定されているのだと予測しています。
最近は「配信元サイトに信用性がない」てな理由で、有益なツールやサイトでも問答無用でウイルス判定を食らう例もあり、このツールもそういう例に含まれるのかなあ・・・とも思います。

 

 

過去記事修正の話題はここまで。以下、話が変わります。

最近のセキュリティーソフトの動向について

まずは個人的なお話になりますが、一昨年から今年にかけてのダウンロード違法化や、今年6月に発生したB-CASカード改ざん事件の前後から、急に手持ちツールの一部がウイルス扱いされるようになったりしています。

「ライセンス的に反社会的な作動をするツール」がウイルス判定される事例は、今後増えて行くのかもしれません。

トレンドマイクロについて

このページの冒頭でも触れましたが、最近のトレンドマイクロのウイルス判定、物凄く迷走していますねえ。

まずはじめに個人的な考えを書くと
 ・ウイルス判定の厳しいベンダーも、1~2つは必要。
 ・でも現在の状態(誤検知問題解消の姿勢が見られない)ではマズイだろ
てな考えになります。
「誤検知上等」で判定を厳しくするならば、超ビギナーモードとか名称付けて区別し、管理画面上に注釈も付けて厳しくすれば良いのに。そしていずれはユーザー自身が判断出来るような工夫を入れればよいのに。いろんな人に向けて余計な誤解を産んでいるのに、そこからのアクションが見られないのがすげー残念。

でも、確かにアレだ。小学生でもPCやスマホ持っていて、そのデバイスは個人情報の塊となっていて、検索やSBMが発達し、初心者でも簡単にアングラな部分に触れることが出来るようになっていて・・・
こういう状況では、ガイドラインを厳しくしなければ怖い事も分かる。でも、誤検知上等でウイルス判定するならば、もっと個別対応を迅速にするか、無害なサイトやツールでも誤検知しやすいシステムである事を広く告知すべき。

スマホやタブレット機器の普及で、インターネットとその利用方法が次の世代に移ろうとしている時期に来ているのは分かる。新しい基準が必要なのも分かる。今の迷走が今後の進化に繋がれば良いのだけど、過剰判定が当たり前な現状を押し通そうとしているのなら、かなり怖いです。

そして、どんなにセキュリティを固めても、JAVA、Flash、OSの脆弱性を突いた攻撃にはあんまり意味は無いんですよね。ウイルスバスターは有料版でもポップアップ広告が出るんだから、その部分にJAVA、Flash、OSのアップデートや、脆弱性発見のお知らせとか入れれば良いのに。誤検知問題が出たら、その部分でお詫び文章も出るようにしとけば良いのに。

 

言いたい事まとめ
 ・厳しい判定が必要なことは、何となくわかる
 ・でも厳しい判定は、超初心者モードつけてそっちでやって。泣き寝入りしている人が多すぎる。
 ・いずれはユーザー自身が判断出来るような工夫を
 ・ポップアップをもっと有効活用出来ないの?

 

あとがき

安全にネットを楽しみたいけれど、PCやデバイスをもっと便利に使いたい。そのために、ちょっぴり冒険してみたい。こういう考えは、PCの家電化が進むと難しくなって行きそうですねえ。
フリーツールの利用は、基本的に自己責任の世界なのですが、ユーザー、セキュリティーベンダー、(そして私のようなツール紹介する人)どの立場でも、今後はどのような視点でどう解釈しバランスを取るかが難しくなってくるように感じました。

私は基本的に「ちょっと怪しいツール」が大好きなので、そういうツールの紹介は続けます。が、そういうツールを紹介する際には各ページに注意書きが必要な時代になったのかなぁ。。。と思います



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更新日 2012/12/24(2012年12月公開)このページはリンクフリーです

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