Badaboom2のエンコード画質について

Badaboom2のCUDAを利用した動画変換の画質チェックを行った結果を掲載したページです。

Badaboom2,CUDA,画質などについて。

Badaboom2のエンコード画質について

このページは、Badaboom2のCUDAを利用した動画変換の画質チェックを行った結果を掲載しています。
(前ページ: Badaboom2 のCUDAエンコードの実力を探ってみた
(公式・ダウンロードは:badaboom

比較画像(マウスカーソルを載せると画像が切り替わります。)
(1440x1080 → 720x480縮小変換2500Kbpsでテスト:200%拡大)

Badaboomで動画変換
▲静止画での比較です。動いている絵はこの数倍キレイに感じます。
Lanczos+x264で作成した動画より、Badaboom2の方が数倍高画質。
テロップの周辺や、選手の顔などに注目。
リサイズだけじゃなく、何か補正処理をしている感じ。

詳しい話は以下を読み進めてください。

画質は以下セッティングで大きく変わる

Badaboom 2の画質は、この画面の「GPUハードウエアアクセラレーション」のON/OFFで、画質・変換速度共に大きく変化します。
画質・変換速度
▲クリックで拡大

CUDA変換の画質を画像で比較

私がよく画質チェックに使う野球中継の画像で比較
(1440x1080 → 720x480縮小変換 2500Kbps)
比較画像1 比較画像2 比較画像3
▲ 左・・・Lanczosでリサイズ・CPU/x264で変換(比較用)
  真ん中・・・Badaboom2のアクセラレータ利用
  右・・・ Badaboom2のアクセラレータOFF、High設定

真ん中の画質について
Badaboom2のGPUアクセラレータでリサイズした方が、Lanczosよりも鮮明な画像になっています。

右の画質について
一番右の画像(アクセラレータOFF)は、文字周りがガタガタになってる事に注目。
CUDAでデインタレース処理を行うと補完処理が甘いです(デインタレース処理の甘さはBadaboomだけでなくCUDAツール全般で言える事)。 Badaboomで動画変換を行う場合は、「アクセラレータOFFのデインタレース処理」には期待しない方が良いです。

上の画像を拡大(200%)して比較

※このページ先頭と同じ画像です。
マウスを載せると画像が切り替わります(720x480 2500Kbps)Badaboomで動画変換
▲テロップの周辺や、選手の顔などに注目。
  • コントラストの高い部分は、明らかにBadaboomのGPUアクセラレータでリサイズした方がクッキリ高画質。
  • lanczos法/bicubic法などとは別の方法で画質をシャープにするフィルタを掛けている感じです。
  • バックネット金網に注目。
    コントラストが低くピンボケしてる場合は、x264の方が再現性が高い(と言っても非常に僅かな差)
  • 背景の平坦・均一な部分は、Badaboomはかなりノッペリしている。
  • BadaboomのGPUアクセラレート解析は、一定の閾値以下のコントラストは平均化されてしまうっぽい。

x264 をこの設定にしても、
  ・実写・遠景の森林の表現
  ・ピンボケの金網の表現、布の繊維・髪の毛の光沢
  ・煙の表現
上記の表現力がほんの少しだけx264の方が上になるレベル。
それ以外(画面全体のクッキリ感など)はBadaboomの方が上になる感じ。

変換後の画質について:文章でまとめてみる

アクセラレーションをオンにした場合
  • x264(初期設定) +LanczosResizeで作成した動画より鮮明な動画が出来上がります。全体的なバランスも同等かそれ以上と言っても差し支えないレベル。
  •  リサイズ・インターレース解除・数フレーム分まとめてVBR的(2Pass的?)な解析を行っているっぽい? 動きの激しいシーンでもブロックノイズ発生の発生が殆ど無く、非常に美しい仕上がりになる。
  • フルHD動画 4Mbpsでスポーツ中継など動きの激しい素材でも、ブロックノイズの殆どない充分美しい画像が出来上がった。
    5Mbpsにしておけば、画面全体に爆発シーンを写すような映画でもブロックノイズの発生を感じないレベルに。
  • 髪の毛や布地の細かい模様なども、ほとんど潰れない。
    HD動画の場合は、布地や髪の毛の潰れも殆ど気にならないレベルに。
    QVHA(320x240)画質の動画を作って確認すると、CPUエンコと比較してようやく潰れが確認出来る程度。すげえ。
    • 注意点
      ここで解説した低速・高画質な設定は「デインタレースをON」にした場合。
      デインタレースをOFFにすると、Badaboom1系と同等な高速変換が出来ますが、あまり高画質になりません。
アクセラレーションをオフにした場合
  • High設定 ・・・・従来(Badaboom1.2系)と同等なレベル。
    Medium設定・・・・以前(Badaboom1.1系)と同じ位になるレベル。
  • それでもグラデーションの諧調表現などは、2009年当時と比較して比べ物にならない位良くなっている。
  • 髪の毛や布地の細かい模様などは潰れる。
    ディティールの表現等は全体的に甘さが残る印象。
  • インターレース解除が甘く、文字テロップがガタガタになる。致命的。
    (これはBadaboomだけじゃなく、CUDAツール全般に言える事。単純な補完しかしていないっぽい。以下に画像付きで解説)

 

まとめ

  • Badaboom 2のCUDAエンコード結果は、GPUアクセラレータON、デインタレースONにした場合、とんでもなく高画質になる。
    • インターレース素材じゃなくても、デインタレースON推奨。
    • しかしTV録画素材の場合、前ページに記載したような音ズレの問題が発生する。(主にテレシネ誤判定とFPSが変更されない事による音ズレ)
    • そして、とんでもなく低速。Core i7 + x264 並みの速度を得るには550Tiクラスが必要と思われる。
  • x264 の方が勝ってる部分は、実際に動画として視聴する場合には[全く気にならない]箇所ばかりなので、[永久保存版としてオリジナルソースに近い状態で保存しよう]なんてマニアックな考えを持たない限り、Badaboomの出力結果の方が(x264より)断然高画質になる。


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更新日 2012/11/13(2011年10月公開)このページはリンクフリーです

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