ソニーが提唱している4K世代の次世代映像フォーマット「XAVC」についてメモしたページです。
重要な部分は文末の「参考リンク」に投げっ放しにしています。ざっくり理解できれば良い、という人向けのページです。

まえがき

個人的な話をすると、私はソニーのハンディカムやデジカメを持っていないので、今まであまり興味がなかった規格なのですが・・・・(^_^;

気が付くと[XAVC/XAVC-S]フォーマットを採用する動画編集ソフトは続々と登場しており、4K動画撮影と編集を楽しもうと思った時に、これは結構無視できない規格になってきているのかな?と感じるようになってきました。
ということで、今更のようにチョットお勉強しました。

XAVCついてざっくり説明

  • 基本的には動画撮影用のAVCフォーマットを拡張(X)したもの。
  • 基本的には MPEG-4 AVC/H.264 とほぼ同じ。
  • 4K動画、10/12bitの色深度、高ビットレート記録に対応。
    従来のAVCHDフォーマットと比べ、より高い情報量での記録が可能。
  • その他
    XDCAM時代はMpeg2フォーマットだったのが、いつの間にかMpeg4ベースのフォーマットに変わっている。私のように古い時代でお勉強が止まってしまった場合、この辺で戸惑う(^_^;

4K動画/4K放送って H.265/HEVCに大きく舵を切って行くのかな・・・?と思っていましたが、SD→HD化の初期にMpeg2が結構頑張ったように MPEG-4 AVC/H.264 も もう暫くの間は残るみたいですねえ。

XAVC、XAVC-Sの違い

  • XAVCは業務機器用フォーマット
    • MXFラッピング可能。
      Intra GOP / Long GOP
      カラーサンプリング: 4:2:0、4:2:2、4:4:4
      色深度: 8/10/12bit対応
  • XAVC Sはそれを民生機向けにしたもの
    • MXFラッピングなし。
      Long GOPのみ。
      カラーサンプリング: 4:2:0のみ
      色深度: 8bit のみ

その他

基本的には MPEG-4 AVC/H.264なので、新規格なわりに使い勝手や各種ソフトの対応は思った以上に充実&成熟している。
GPGPUを利用したハードウェアエンコーダーも完成度は高い。

参考リンク

 

XAVC、XAVC-Sの話はここまで。
以下おまけ。お話が脱線します。

H.264/AVC と H.265/HEVCとの比較

以下は
4Kに移行したらフォーマットも H.265/HEVC に移行しようかな?
まだ当分 H.264/AVC で行こうかな?
と悩む場合のお話。

ビットレートあたりの画質は H.265/HEVC の方が約2倍優れている、というお話はよく聞きますが、今後の4K/8K時代の規格として考えた場合、

  • H.264/AVC ・・・・・規格上、4Kまで。59.94fpsまでサポート。
  • H.265/HEVC ・・・・・8K対応。300fpsまでサポート。

この辺の違いもあるようです。
とりあえず、8Kや59.94fps以上に移行するまではH.264/AVCを選んでいても問題ない感じ。
(H.264/AVCでも規格を無視すれば8Kでも300fpsでも動画作れますが、対応する再生専用機が出るか出ないか、という違いですね、これ。)

あとがき

4K時代に移行した後、AVC/H.264 はどの位の期間 残っているのかなあ?

H.265/HEVC もハイエンドビデオカードでは徐々に対応が進み、規格もHDCP 2.2辺りで落ち着いた感があるので、そろそろ手を出してみても良いかなあ・・・という所まで進歩してきました。
NVIDIAではGM206 (950/960) あたりでようやく満足に4K HEVC動画を再生できる性能のH.265/HEVC ハードウェアデコーダーを搭載してきました。

もう少しローエンドなビデオカードにもH.265/HEVCデコーダーが搭載され、あと爆発的に普及するようなサービスが何か出て来れば、あっという間に浸透しそうな気配ですね。あと2~3年かな?

MPEG-4 AVC/H.264の場合、2008~2011年頃のYoutubeのHD化がその普及に大きく貢献しましたが、今回は何がその役割を果たすんでしょうか。その辺の予想をするのも楽しみですねえヾ(*´Д`*)ノ