ホワイトバランスを間違えたデジカメ写真の色補正方法

色かぶりしたデジカメ画像の修正を効率的に行えるようになったのでメモを残しておきます。色温度を補正できるフリーソフトもあります。

ホワイトバランスを間違えたデジカメ写真の色補正方法

2015.07.10:サイト内リンクの修正、文章表現の一部を修正

以前にも「色かぶりしたデジカメ写真を補正したい!」という記事を書いていますが、その当時よりも 色かぶりしたデジカメ画像の修正を効率的に行えるようになったのでメモを残しておきます。

コトの発端
RawTherapeeデホワイトバランスの調整
▲クリックで拡大
日向と日陰を行ったり来たりして写真を撮ってたら、ホワイトバランスが変な写真が一杯撮れてしまった。。。

今回試したこと、発見したこと

  • JPG画像の色温度を修正できるツールを使う
  • トーンカーブを使って修正する
  • ヒストグラムを見ながら修正する

JPG画像の色温度を修正できるツール

RawTherapeeが便利です。
RawTherapeeは、デジカメのRAWファイルを現像するためのツールですが、jpg を読み込んで色温度を変更する事も可能です。フリーで利用できます。

RawTherapee
RawTherapee
ダウンロード先:RawTherapee Downloads
サイト内解説ページ:フリーのRAW現像ソフト RawTherapee(RAWセラピー)

画面右上のカラー調整(カラー調整)マークを選択すると、色温度の修正や色補正が可能な画面が現れます。
RawTherapeeデホワイトバランスの調整
▲クリックで拡大

上記のツールを使えば、かなりのレベルまで修正できます。
ただ、本当に極端に色かぶりしている場合や、デジカメ画像を再圧縮してファイルサイズを小さくしてしまった場合は、キレイに修正できない事もあります。

そんな場合は、RGB各色のトーンカーブを弄る方がキレイに修正できます。

トーンカーブを使って修正する方法

これは、大抵の画像編集ソフトに付いている機能です。
以前のページでも紹介した方法です。
慣れてくれば、この方法でざっくり補正するだけでも良い結果が得られます。

PhotoShopのトーンカーブ編集画面
PhotoShopのトーンカーブ編集画面
▲クリックで拡大
例えば「晴天時にホワイトバランス日陰」で撮影すると、写真は黄色被りになります。そんな時は、青のトーンカーブを少し持ち上げてやります。

緑かぶりした時は緑を下げます。
赤~オレンジに色かぶりした時は、青を持ち上げ、赤を下げます。

基本的な考え方

以下は光の三原色、色の三原色、補色の関係をざっくりと表した図です。
色の3原色
PCの場合、色の表現はRGBで行います。
赤(R)成分を増やすと赤くなり、減らすと水色が強くなります。
緑(G)成分を増やすと緑になり、減らすと紫が強くなります。
青(B)成分を増やすと青くなり、減らすと黄色が強くなります。

室内撮影で色かぶりした時

「温白色」や「電球色」タイプの蛍光灯の元で撮影した場合、デジカメ写真は想像以上に赤や黄色に色かぶりする場合があります。

サンプル
色補正サンプル

この写真の場合、全体的に写真を明るくし、かつ赤と緑を思いっきり下げ、
青を思いっきり上げるような加工をしています。

また、フラッシュを炊いていたり、複数の光源がある場合は、光源別に選択して別の補正をかける必要が出てきます。
思い切ったトーンカーブの持ち上げ
▲クリックで拡大
フラッシュの当たっている範囲を大雑把に「投げ縄選択」して、境界の範囲をぼかし、そこだけ別に色補正を行っています。

色かぶりがヒドい場合は、このくらい思い切ったトーンカーブの持ち上げが必要な場合も出てきます。
思い切ったトーンカーブの持ち上げ
▲クリックで拡大

ただし、室内写真の補正は限界があります

蛍光灯の分光分布図
あああ
室内灯の多くは、一部のスペクトルのみが強い波長の光源を使っています。
上記(蛍光灯)の波長の場合、黄緑~黄色の成分が強く、赤の成分がほとんどありません。
このような状況で撮った写真は、後からいくら補正しても思い通りの色に戻らない場合があります。
撮影時に、正しいホワイトバランスで撮るよう心がけましょう。

ヒストグラムを使った補正

見た目と感覚だけで色補正しても上手く行かない場合は、ヒストグラムをRGB表示させ、各色のピークを揃えてみると上手く補正できる場合もあります。
※この方法は、常に正しく補正できる訳ではありません。目安を探る程度の方法です。

RawTherapeeデホワイトバランスの調整
▲クリックで拡大
この写真を撮影した時は、日陰と日向を行ったり来たりしていて、ホワイトバランスがおかしくなっていました。
そして、あとから補正してもなかなか正しい色になりません。。。

こういう場合はまず、ヒストグラムをRGB表示にしてみます
ヒストグラムをRGB表示
▲RGB、各チャンネルのピークが合うように、トーンカーブをいじってみます。

シャドウ側のピークの山が、ほぼ一致するあたりにトーンカーブを変更すると、色合いが自然になりました。
思い切ったトーンカーブの持ち上げ
▲クリックで拡大
今回の場合、これくらいの補正でだいたい記憶の色に近くなりました。

とりあえず、黒~グレーっぽい色が大量に含まれた写真の場合は、この方法を知っていると補正が随分楽になります。

あとがき&応用テクニック

今回覚えた上記のテクニックで、ネット上で拾った写真を補正してみて気が付いたのですが、、、白熱灯の下で赤~黄色被りするように撮った写真は、シミ・ソバカス、黒ズミを目立たなくする効果があるんですねえ。これは撮影Tipsとして覚えておいて損は無いです。

ご婦人が赤被り、紫かぶりした自撮り写真をアップしてる場合、その写真を色補正しちゃダメです。ほぼスッピンで撮っているか、七難を隠している場合があります( ̄ー ̄;)



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更新日 2015/07/10(2015年04月公開)このページはリンクフリーです

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